ジャクリーヌ・デュ・プレ~EMI完全録音集(17枚組)
>> 何故、音が悪いのか教えて下さい
せっかくの素晴らしいチェロの音色もオケの音色も、相変わらず録音が薄っぺらくて深みや円やかさがない。ささくれ立っていて聞きづらい。聴いていて疲れてしまう。(繰返し聴けば慣れてきて…麻痺してきて?…気にならなくなるということはあるが。) 60‾70年代と多少古目の録音ではあるがこの録音年代のCDなら大抵もっと音が良い。(デュプレの録音を伝説的名演あつかいするには早過ぎる。) 不自然なノイズも時に耳につく。 今迄持っていたものが皆音質がひどかったので今回良くなっていることにも多少の期待を持って購入したが(特にリマスタリングを謳ってなくても発売日が新しいと良くなっていることがある)、相変わらずの音の悪さにガッカリ。デュプレのCDをちゃんとリマスタリングしないのはレコード会社の経営方針なのだろうか。 演奏は皆素晴らしい。時に聞こえる息遣い。チェロに成り切っている境涯の高さ。…デュプレの人間性に触れられて、良き友に会っているような心地良さも感じられる。素晴らしい。それでもこういう音質だと、その気になって聴く時はいいが、ゆったりした気分で音楽を楽しみたい時には躊躇してしまう。音色も良い音楽の条件だと思う。この演奏も良い音なのがわかる。しかしこのささくれ立った音からそれを汲取りながら聴くのは疲れる。もちろん生の音を再現することは出来ないが、少なくともいつまでもこんな心地悪い音質のままでは一生懸命演奏しているデュプレが可哀相な気がするのは私だけか。しかし、音質など気にならない方ならこれだけの内容のもの、必ずや満足されることと思う。私はCD等を購入する場合このカスタマーレビューを参考にさせて貰っている。今回このCDの音質に関するコメントが無かったので、購入を考えておられる方に多少の参考になればと思い投稿した次第。
>> このセットが出たのは、嬉しいけれど複雑
デュ・プレがEMIに残した演奏がこのボックスを買うだけで
全部手に入るということは、とても素晴らしいことです
しかも枚数を考えるとものすごく手軽な値段だと思います
(個人的には、ファンとして正直申し訳ないほどです)
でもこのボックスが手元に届いて以来すっと感じる”不満”があります
ボックスに使われているのは、デュ・プレが演奏してるときの”絵”であるし
ブックレットを見ても一枚も写真がない。
17枚のCDの納められた方には、値段を考えると納得できるけれど
(収納しやすい面もあるのでOKなんですけど)
彼女の演奏をこのボックス1つで大部分聞くことが出来るなど
ボックスセット自体には不満は、ありません
でもブックレットやボックスのジャケットに不満があったので
星をひとつ減らすことにします。
>> チェロの美しさを教えてくれる全集です。
購入したEMIのクラシック音楽のCDに挟み込まれていた広告に、夭折したチェロの天才としてジャクリーヌ・デュ・プレが紹介されていたことから、初めて彼女の存在を知りました。
最初は、チェロの名手としての印象しかなかったのですが、「風のジャクリーヌ ある真実の物語」(出版社;ショパン)を読み、その数奇な短い人生に関心を持ち、どのような演奏をしていたのかを知りたいと思い、この全集を購入しました。
自分の場合、チェロ協奏曲、ソナタの曲目には、さほど興味が無かったのですが、ジャクリーヌ・デュ・プレの弾く、自ら歌うようなチェロの音を聴いて、初めてこの楽器の持つ魅力が分かったような気がします。
ジャクリーヌ・デュ・プレの魂が封じ込められたように、音が言葉になって聴く人に語りかけるかのような、素晴らしいチェロ曲の全集だと思いました。
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