Wednesday, February 2, 2011

モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番&24番


モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番&24番
>> 長い旅路の果てに
たくさんある同曲の演奏の中で(今まで聴いた中では)

最もシリアスな演奏のひとつでした.

ここで聴く内田のピアノは黒真珠のよう.

シャープな輝きを殺し,それでいてくぐもっているのとも違います.

イギリス室内管弦楽団の方向性ともマッチしていて,

ほの暗く温かみがあって奥ゆかしい.



人気のある20番は,一般的にはグルダ盤が有名?

とりあえず,他人に勧めるときはグルダにしています.

内田と真逆の方向性ならシュタットフェルト盤でしょうか.

健康的で,内田盤の深刻さがバカバカしく聴こえてしまうくらい.

ヘブラー,カーゾン,ハスキル,シフなども根強い人気があり,

特に近年リマスターされた音源は,魅力的です.

奏者のキャラクターが出やすく,聴く人によって意見もバラバラ.

この懐の深い名曲には,絶対はないのでしょう.

個人的に一番よく聴く(持ち歩いている)のはペライア盤.

内田よりもすこし明るく,何よりピアノの音がクリアです.



ただ,数ある名曲の中であえてモーツァルトのピアノ協奏曲20&24番を選び,

しかも,その中でどうしても聴きたくなるときがある録音はどれかというと,

個人的には内田盤です.無意識ですが,別格の存在なのだと思います.
>> でも(笑)
最近の
内田光子さんの20番
…‥









更に、美しいです。

DVDの方で、2001年に「カメラータ・ザルツブルグ」と共演しています…‥。
>> 独自の調律も聞き応えのある短調の名曲です
モーツァルトのピアノ協奏曲中、短調の名曲2曲のカップリングで、内田光子・テイトのコンビによる全集盤から分売されたものです。

モーツァルトの短調ということで、ますます、哀切が募る楽曲になっていますが、テイト指揮、イギリス室内管弦楽団による弦楽器の響きの良い演奏をバックに、現代のモーツァルト弾き、内田光子は、凛としたピアノでもって、同曲を再現しており、聞き応えがあります。

物の本によると、このピアノの調律は、辻文明さんという名調律師が平均律でない調律を行なっているとのこと。そこまでは、私のような物には見抜けませんが、哀切あるピアノが楽曲にマッチしているのは確かです。

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