Tuesday, May 31, 2011

モーツァルト:歌劇「フィガロの


モーツァルト:歌劇「フィガロの
>> 伯爵婦人の寛大さ
歌劇の中でも大衆テーマが異彩を放つフィガロの結婚。ストーリーだけ読むと、オペラ独特の内容への違和感と、平凡で退屈な作品に感じました。しかし音楽は素晴らしいとしか言いようがないです。特に四幕は、伯爵がスザンナに変身した婦人に気付かず愛を囁きますが、夫の何年も耳にしなかった愛の言葉に全てを許してしまうという場面です。普通なら激昂して離婚を切り出すだろうとか考えていた私に、本当の許しに満ちた音楽が素直にストーリーを受け入れさせました。伯爵が神の許しを得られたような、そんな圧倒的なエンディングでした。 素晴らしい演奏があってのことと思いますが、改めて作曲家の偉大さにに感嘆しました。なんの専門知識もない素人に感動を与えられる音楽こそ本当の傑作と言えますね。
>> メリハリの強いフィガロ
録音は1959年。

イタリア語による歌唱です。



オパラDVDは増えたものの、全曲盤CDが急速に少なくなっているのを、寂しく思っています。

本CDでは、1914年生まれの当時のジュリーニが、情熱的な演奏を聴かせてくれます。



もっとも、後のジュリーニの情熱は、内面的となり、かなり遅いテンポで演奏する様になりました。

しかし本CDの演奏は、テンポは速めで、メリハリが強くて、計算し尽くされた爽快感を伴っています。

ロマン派以降の曲ならいざ知らず、モーツァルトの、こんなに強いメリハリで演奏は珍しいと言える程です。



まず、序曲を聴いただけでも、はっとします。

丁寧でありながら、盛り上げるところは徹底的に盛り上げいます。



そして、スザンナ役のアンナ・モッフォが、ややあっさりとした歌唱をしますが、オケの方が全体を盛り上げます。

第1幕の圧巻は、フィガロ役のジュゼッペ・タッディの「もう飛べないだろう、恋の蝶々君」で、凄まじい迫力です。



こんな緊張感をもって、続いてゆきますが、その緊張感が途切れる事はありません。

録音の多い人気曲ですが、刺激的とも言える名演です。



私の愛蔵版の一つです。




>> 記録的な名盤
59年録音ですから、シュワルツコップも最盛期の頃です。歌手陣の豪華さはすばらしいの一言に尽きます。スザンナのアンナ・モッファ、マルチェリーナのドラ・ガッタ、フィガロのジュゼッペ・タッデイ、少女役のダイアナ・ギリングハム等きら星のように配役されています。

残念なのは歌詞対訳がついていないことですが、ストーリーを知っていれば十分でしょう。

対訳付のCDを既に持っている方には不用なものでしょうし・・・

この歴史的名盤が、低価格で発売されたことに嬉しく思います。

カルロ・ジュリーニ指揮のフィルハーモニア管弦楽団もすばらしいの一言に尽きます。

持っていて損の無い内容になっています。

バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番&第2番&第3番


バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番&第2番&第3番
>> 旧盤。パルティータのみの収録。ソナタのみのCDはなし
このディスクはパルティータのみで、ソナタが収録されていません。

(この曲集はソナタ3曲とパルティータ3曲の全6曲からなり、通常2枚組で販売されます)



ソナタのみのディスクは別途販売されていないので、これを買ってから全曲を聴きたくなっても、2枚組の全曲盤をまた買いなおすしかありません。

ソナタも大傑作なので、全曲盤を購入することをお勧めします。

少々お高いので、シェリング盤全曲集 など、他の演奏を検討してもよいでしょう。



クレーメルは2001-2年にこの曲の新録音を行っており、これは旧盤からの抜粋です。

旧全曲盤 は現在、入手が難しいです。新全曲盤(国内盤 、輸入盤 )は販売しています。



演奏は新・旧両方とも甲乙つけがたいです。旧盤は鋭敏でよりテンポが速いです。

ちなみにクレーメルはソ連時代にも、この曲集のうちパルティータのみを録音しているので、正確には3種類の録音があります(このディスク です)。ソ連時代の演奏は、より激しいです)



旧盤をどうしても聴いてみたい方、この曲集をすでに聴いており、全曲にこだわらない方なら、このディスクでもよいかもしれません。
>> こころは ときどき
こころの半分は、日常と違った世界に生きています。その半分の遠い心に響いてくる音楽。研ぎ澄まされた時間が、ここにあります。
>> 1975年と1980年
一体、私はこのCDを何度聴いたことだろう。

体の中に染み透ってくる音である。



私は1975年に録音された同曲のCDも持っている。

(バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ全集 ビクター)

そのジャケットに写っている若い頃の彼の顔と

このCDジャケットにある顔。

この違いは、技術の進歩だけではない、

ともに向上した彼の精神が作ったのだ。



バッハは高度な技術を有するだけでは弾ききれない、

このCDはそれに気づかせてくれるのである。



身体を支えるために人は色々なものを食べる、

精神を支えるために私はこのCDを聴く。









Monday, May 30, 2011

グレン・グールド 坂本龍一セレクション バッハ編


グレン・グールド 坂本龍一セレクション バッハ編
>> 坂本龍一のファンでなければ
2枚組とはいえ、少々高いです。

また楽章の部分抜粋が多いです。



入門編として、抜粋で聴くのも、それはそれでありだとは思いますが、さらに聴きこみたくなって個々に買って行けば、結局ダブってしまいます。

やはり全曲盤を少しずつ買った方がよいです。

輸入盤なら例えば、グールドの演奏で最も名高いゴルトベルク変奏曲全曲の新盤 が700程度で買えます。



坂本龍一の熱烈なファンでもなければ、あまりおすすめできません。坂本龍一の演奏ではなく、あくまでグールドの演奏ですから。
>> 坂本教授の個性が浮かび上がる秀逸な編集作品
バッハ抜きのセレクションだった前作に続き、バッハ演奏に焦点を絞った坂本教授によるグールド選集。このような編集作品の場合、選曲と配置に選者の創作性が表れていることが重要だが、CD2枚を通して聴き、宮澤淳一氏との対談を読むと、教授の選曲と配置の意図から、教授がグールドのバッハ演奏の中で重視するもの、現在の心境、ひいては坂本龍一という大きな個性の輪郭が浮かび上がってくる。



渋めの「北」を感じさせる曲が多く、どことなく前作に通じる所があるのがミソ。本作収録曲は既に他のCDで持っているよ、という人に本作を聴いて欲しいと思う。グールドのバッハ演奏をよく聴いている人が新たに気づくことが多い編集盤だ。グールドのバッハ演奏を初めて聴こうという人には、グールド自身がデビュー25周年を記念して選曲した「リトル・バッハ・ブック」の方が適しているだろう。



なお、ディスク1の2曲目は55年録音の未編集スタジオ・セッション。1曲目のアリアよりも数日早い録音だ。最近発掘されたものらしいが、私は初めて聴いた。個人的にはこのような発見があったことも嬉しかった。

合唱魂


合唱魂
>> 魂はどこにある?
『合唱魂』というタイトルですが、ここに収録されている大半の演奏には、魂が感じられません。ただ譜面通りに歌っているというだけ。いや、「歌わされている」という方が正確か。とにかく、とりあえず形だけ作りましたという感じ。



が、そもそもこの手のアルバムというのは、実際に歌う人が参考するためのものでしょう。そうなると、あまりに個性的なものであるとかえって困ります。ということで、当たり障りのない無難な演奏になっているのでしょう。しかしそれでは一般の鑑賞にはとても耐えられません。合唱をやっている人の間にだけ通用する、身内のアルバムだと思います。まあ中には、「これだけの演奏ができる技術がすばらしいのだ」と言う人もいるでしょうが、個人的には技術的には少々拙くとも、その歌に対する情熱が感じられる演奏を聞きたいものです。



わずかに魂が感じられるものといえば、「河口」と「怪獣のバラード」程度でしょうか。前者は福岡県合唱連盟の合唱団が演奏していて、さすがに「われらの歌」という意気込みが感じられます。後者は、やはりプロは違うと思わせる楽しい歌。そう、大半の演奏は、聞いても音楽の楽しさや素晴らしさが感じられない。
>> 合唱好きの方に贈るオムニバス
主に中学生や高校生の校内合唱コンクールにピッタリの曲が収録されています。演奏は玉石混交と言いますか、松原混声合唱団のような高い水準の演奏もありますし、中学生の合唱も数曲含まれています。これは等身大の演奏でしょう。一生懸命歌っていますが、お手本になるかどうかは微妙です。逆に中学生の演奏ばかりを集めるか、あるいは一般の合唱団に任せるのか、という統一感が欲しかった気がします。



團伊玖磨の「河口」は、オケ伴による福岡合唱連盟合唱団・長崎合唱連盟合唱団で、スケール感がでていました。神代混声合唱団による「涙をこえて」は、1969年にシング・アウトが歌った名曲で、今も歌い継がれているのは嬉しいです。佐藤眞の「大地讃頌」を歌う杉並混声合唱団は人数的な面での迫力には欠けますが、この曲の大きさをしっかりと表現しています。



東海林修が作曲した名曲「怪獣のバラード」も当時のヤング101による演奏です。NHKの歌番組『ステージ101』を懐かしく思い起こしています。新津市立新津第一中学校の「空駆ける天馬」、斐川町立斐川西中学校による「マイ バラード」などはしっかりと歌いきっており好感がもてます。



コンクールで素晴らしい成績を収めている福島県立安積女子高等学校合唱部の「瑠璃色の地球」のユニゾンでの音程がフラットなのは少し気になりました。日本一の実力が出ていないですね。ハーモニーは清楚で、可憐です。

松原混声合唱団による「信じる」「鴎」「千の風になって」の演奏には感動しました。大人の合唱ですし、これぞお手本です。歌詞の意味も明確に伝わり、若い世代の感性もうまく表現できていました。これらの音源の価値は高く評価できます。
>> 懐かしい歌声が心に響きます♪
誰もが歌ったことがある、聞いたことがある合唱の珠玉の名曲が集っているこのCD。それもいい部分のみの厳選で、内容も充実した演奏だ。また最近有名になった「千の風になって」も収録。「河口」は珍しいオーケストラバージョン。「怪獣のバラード」はステージ101で特集されたときのポップ風で合唱の響きとは違うスタイル。他、大地讃頌・流浪の民など一流の合唱団による名曲がぎっしり詰まった一枚。一曲ごとバラで買うより絶対お買い得だし、内容は保証します。きっと中学・高校のときにあなたも戻れるはずです。

Sunday, May 29, 2011

ラン・ラン ライブ イン ウィーン


ラン・ラン ライブ イン ウィーン
我々は、本当にあなたを教えて申し訳ありません ラン・ラン ライブ イン ウィーン それは、まだレビューはありません. 私は実際には、しかし、あなたは他の項目を本製品の関連でより多くの情報を見つけることができると謝罪午前.
もっとリレート詳細について ラン・ラン ライブ イン ウィーン それは他にもこのブログを見つけることができる

ベスト・オブ・ベスト/オーケストラ名曲集


ベスト・オブ・ベスト/オーケストラ名曲集
>> マリ「金婚式」がないのが惜しい..
これだけロビン・ステープルトンの演奏を集めながら、宇野功芳先生大絶賛のマリ「金婚式」が入っていないのが余りにも惜しすぎ.あちこちのメディアで触れているため、そこそこのクラシックマニアなら(そして84年の「マドンナの宝石」JVC VDC-1001を持っていない人なら)(ちなみにワシもそうですが)、ド名曲から哀れ切り離された単一楽章を1個省いて(何なら全部省いても可w)「金婚式」が入っているだけで即ゲットしていたはず.そしたら、クラシック入門者だけでなく、マニア層の支持をも集め、売上げがそれなりに伸びていたろうに..ビクター失敗したなと.とにかく惜しい選曲です.
>> はっきり言って、かなりお買い得です!
この値段で、4枚入り、しかもこれだけメジャーな曲ばかりが揃っているのは、本当に嬉しい限りです。

クラシックにさほど詳しくない方でもほとんど知っている曲ばかりだと思いますよ。



ディスク1は、「歌劇〜序曲、前奏曲、間奏曲」

ディスク2は、ドイツ、オーストリアの作曲家

ディスク3は、イギリス、フランス、イタリアの作曲家

ディスク4は、ロシア、東欧、北欧の作曲家

というテーマでまとめられています。

自分で集めようとしても、なかなかこれだけ集められるものではありません。

ただ、このバージョンの「ペルシャの市場にて」は、個人的にはあまり好みではありませんでした。



どのディスクも、曲ごとに演奏しているオーケストラが異なっていますが、個人的には、ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団の演奏がすばらしいと思います。





Saturday, May 28, 2011

モーツァルト:ピアノ・ソナタ集


モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
>> 現代楽器としてのピアノのアビリティーを存分に発揮
アシュケナージの70歳を記念して、デッカからリリースされた、彼の若き日の録音シリーズの一つ。



アシュケナージの場合、モーツァルトのソナタ録音は意外と少なく、ここに収められた2曲以外では、95年に録音された9番、14番、16番の3曲があるのみです。フアンとしては、今からでも他の曲を録音してほしい、と思いますがいかがでしょうか。



さて、この第8番と第17番ですが、私のとても好きな演奏です。第8番は冒頭から装飾音を思い切って幅を持たせて鳴らせた、現代のピアノの演奏効果に十分に備えた表現で、モーツァルトにしてはロマンティック。だがこの表現こそ、新しいモーツァルト演奏の一つの「あり方」を提示したものでしょう。つまり、現代楽器としてのピアノのアビリティーを存分に発揮させたモーツァルト・・・。スタッカートの歯切れも見事で、楽想への細やかな気遣いもあります。短調ならではの哀しみに満ちた疾走する終楽章も鮮やか。第17番は技巧の冴えが見事で、ほぼ完全といえるアプローチにより、かつ肉付き豊かな音色を惜しみなく出し尽くします。



マルコム・フレージャーとの「2台のピアノのためのソナタ」も勢いの満ちた快演で、聴いた後の爽快感も比類ないです。



本当に、ほかの曲も録音してくれないかな。。。

メンデルスゾーン:無言歌集(全48曲)


メンデルスゾーン:無言歌集(全48曲)
>> 無限の想像の豊かさを導く演奏
そこそこ

多くのピアニストが

この曲を(断片的に)収録しているが



殆どが

情緒に流され過ぎで

聴いていて直ぐに飽きてしまうものだ。



それを

ダニエル・バレンボイム氏は

いとも

明快に「全曲」弾きこなしている。



その演奏からは

現存する演奏の解釈

すべてを

導くことも出来得る

universal

(ユニヴァーサル・ユニバーサル)な

ものと感じることが出来る。



それは決して

色褪せた物では無く

むしろ



無限の

想像の豊かさ





我々に示してくれた

ひとつの標(しるし)と言得るでしょう。



録音状態も非常によく

澄んでおり

細部まで確り聴くことが出来る。
>> やはり全曲は嬉しい。
なかなかないんです、メンデルスゾーンの無言歌が全曲入っている音源は。
演奏も音質もよく、このアルバムはたいへん貴重に感じます。
(私のように)わかりやすいクラシックをお求めの方には強くお勧めします。

Friday, May 27, 2011

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集


ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
>> 颯爽たるベートーヴェン
ベートーヴェンの抒情性を最大限に発展させた演奏として評価したい。勿論、彼の音楽の構築性、あるいは哲学的な深みや緊張感の表出という観点から聴けば、他にも更に優れた全曲集はある。スークとパネンカは双方ともいわゆる美音の持ち主で、その音色を生かす表現に傾くのは当然だが、かと言ってこのソナタ集がそれほどおとなしいものでないことは第七番ハ短調や第九番イ長調「クロイツェル」のドラマティックな解釈を聴けば納得できるだろう。また嘗ての美音を誇った奏者たちにありがちな耽美的な古臭さは微塵も無く、むしろ現代的なセンスで曲想を把握し、それを洗練された趣味と音色で歌い上げていく颯爽とした表現が魅力だ。アンサンブルとしても緊密で、特に緩徐楽章でのスークの瑞々しい歌い口にパネンカの澄み切ったピアノの音色が良く溶け合って、聴き手を陶酔させる。このピアニストの隅々まで行き届いた、潔癖とも言えるダイナミクスの表出は特筆すべき価値がある。1966年から67年にかけてのスプラフォンの録音で、リマスターされた音質は申し分ない。

フィンランド・ピアノ名曲集


フィンランド・ピアノ名曲集
>> お買い得すぎます!
本当に音色がキレイです.たくさんの北欧音楽が,しかもこの値段でじっくり楽しめるなんてお買い得すぎます.

いまから20年以上前にNHK教育TVの「ピアノのおけいこ」という番組で,講師として出演されていた舘野さんをはじめて知りました.そのときの練習曲の一つがパルムグレンの「とんぼ」で,北欧感(?)あふれるきれいな,透明感のある音の並びに感動したことを思い出しました.このアルバムに収録されている「とんぼ」は,当時よりかなり速いテンポのようですが,それがまた舘野さんの感性の移り変わりを見ているようで楽しく聴かせていただきました.
>> 大満足
 各作曲家の小品をコンパクトにまとめたものです。
 どれを聞いてもすばらしいものばかりです。
 私はシベリウスの「練習曲」とクーラの「結婚行進曲」が特に気に入っています。
 さすがは舘野泉さんだ、と思いました。
>> 聞きほれました!
フィンランド作曲家のピアノ小曲集で、曲目を見てください。こんなに沢山入っていてしかも演奏は館野さん。大好きな「樅の木」はあるしメラルティンの「舟歌」はチャイコフスキーのそれより怪しげでしっとりと色っぽく、軽快で楽しいものもあれば、激しいもの、低音を響かせた重厚なものなどさまざまな叙情的な曲が盛りだくさん。フェイザー社から「FINLANDIA」というこの曲集の楽譜もあるようです。聞いていると楽譜も欲しくなるほどです。

Thursday, May 26, 2011

チャイコフスキー:交響曲第5番


チャイコフスキー:交響曲第5番
>> 壮大な演奏に圧倒されました。大伽藍の如き、圧倒的な名演!
 最初から最後まで、悠揚迫らぬゆっくりとしたテンポでもって、堅牢な交響楽の大伽藍が築き上げられてゆく演奏。ほかの方々のレビューを読み、ある程度予測はしていたのですが、やはりこれは心揺さぶらずにはおかない名演奏と言っていいでしょう。

 

 殊に、第2楽章の後半と、第4楽章のすべてが素晴らしかった。大海原に波がうねり、次第に盛り上がるが如く、大空に白雲が湧き、いつの間にかせり出してくるが如く、その壮大な演奏にぐいぐいと圧倒されました。



 チャイコフスキーのシンフォニーのはずなのに、時々ブルックナーのそれのようにも錯覚するかという、なんともパワフルでもの凄い演奏。1991年5月29日、ミュンヘンのガスタイクザールでのライヴ録音です。

 

 堪能させられた58分。ブラヴォー!
>> 神々しささえ感じられるほどの・・・
圧倒的な名演。



カラヤンの壮麗、バーンスタインの激情、ムラヴィンスキーの峻厳、そしてスヴェトラーノフの豪快な力技を我々は知っている。



しかしチェリは全く別の次元からアプローチする。



冒頭の陰鬱な主題が終楽章再現部クライマックスで回帰するとき、我々の前にあるのは勝利の凱歌でもなく、ロシア民衆の叫びでもない。



それは音に姿を変えた神の恩寵である。



救い、とでもいえるだろうか。



いいから聴きなさい。
>> この金管は最高!!感涙ものです。
 宇野功芳氏等によりもう語り尽くされた名演を購入し、初めて聞いてみました。

 この曲を知っている人なら誰でもが注目する第4楽章のコーダ。尋常ならぬ遅いテンポが最高なのはもちろん、あのトランペット(およびトロンボーン)奏者たち(特にトップですね)!!最後まで、完璧に吹きまくっており、他の演奏では、カラヤン/ベルリンフィルをしても、どうしても腰砕けになって、音量が落ちてしまうラスト直前の和音も、爽快に吹ききっており、念願の夢がかなった演奏。感動で涙があふれて仕方なかったです。日頃から、ブルックナーで鍛えられた成果と言えるのでしょう。ただし、ベルリンフィルに比べると、録音のせいもあり、弦楽器(特にバイオリン)が音量的に弱く、もう一つ管楽器に押されてしまい、金管とティンパニがライヴ録音のためもあって、聴こえすぎる気もします。

 バーンスタインの新盤とともに巨大な、ロマン的な演奏です。もちろん、カラヤンの71年版も、ライヴのような熱い演奏で、イエスキリスト教会の飽和した音響とともに、最高の聞き物ではありますが・・

タルカス&展覧会の絵


タルカス&展覧会の絵
>> 味のある演奏
このCDを購入してからしばらくの間は、面白いアレンジの現代音楽版「タルカス」だけを聴き続けてたのですが、ふと思い立って「展覧会の絵」(ピアノ版)の他者の演奏との聴き比べをしてみたら、この黒田亜樹さんの演奏が非常に味のある演奏であることが分かりました。さすがにホロヴィッツやリヒテルの名演に比べたらやや押さえ気味で物足りないところがあるのは確かですが、じっくりと音を聴くにピアノが鳴り切ってしまっているようにも聞こえるので、それはそれでユニークな響きですが、もしかするとレコーディングで使用されたマウロ・パガーニ・スタジオの“骨董品ピアノ”(という噂?)に問題があるのかも知れません・・・。
>> 黒田亜樹って素晴らしい
最初に。
これは黒田亜樹さんのCDだと思うのですが…。そのことが情報にひとつも載っていないのは…。???

とにかくノリのいい演奏、何度聴いても飽きません。
タルカスもよいですが、展覧会の絵も好きです。和音をまわして立体的に弾くとクロアキさん御本人が言われてましたが、まさにその通りで、体が音楽に包まれる感じがしました。
是非聴いてみて。クロアキいいよー。

>> びっくりしました!
昔からELPの大ファンだったので、キース・エマーソン来日に刺激されて買ってみましたが、これが良かった!ざっくりと原曲に攻め込みながら、聴いてみると耳が喜ぶ!大満足!!きめ細かいけどリッチなサウンドのノリが抜群!抜けるような開放的な音がするのは、イタリアのプレイヤーのせいかな。日本人
ピアニストにイタリア人プレイヤーという組み合わせも面白い。最後にアクア・タルカスが浮き上がるところも泣かせます。現代音楽でも、こんな感じだったら聴く人も増えるのに。

Wednesday, May 25, 2011

モーツァルト:戴冠ミサ


モーツァルト:戴冠ミサ
>> モーツアルトらしい明るいミサです
今、混声で練習中です

この9月に定演で歌います

モーツアルトはミサブレヴィスとレクイエムを歌いました(5回)

このミサは歌いやすく、聞きやすい、洒落たミサだと思います

軽い気持ちでお聞きになられますよ!
>> 名演!
聴いた瞬間、我々を幸福の時にいざなう名演。ソプラノを始め、ソリストの歌唱力といいその音色は、まさにモーツアルトの音楽に最適といえる。古典派音楽とのマッチング、各声部のバランスは言うまでもない。極上の音楽の再現である。
>> 明るいミサ曲
 戴冠ミサと言うことで、明るいミサ曲です。死者のためのレクイエムや、キリストを失ったマリアの悲しみを歌うスターバトマーテルとは曲の意味が違っています。グローリアやアニュスデイなど幸福感に満ちた音楽の作りで、聞く人の気持ちを晴れやかにしてくれるでしょう。時間も30分弱で聞きやすいでしょう。

 合唱もが鳴りのない美しい歌になっていると思います。お勧めです。

ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」 [Import]


ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」 [Import]
>> 推薦 田園演奏の最高峰
すばらしい演奏。躍動的というか誰も真似できません。ベーム、カラヤン、ワルター、トスカニーニ、バーンスタイン、クリュイタンス、ストコフスキー等いろいろ聞いてきましたが、ほかの方が書かれておられるとおりです。田園なら、このディスクが一番。
>> 自分としてはお勧めだが。
 田園は昔から大好きな曲。今まではフルトヴェングラーやベームを好んで聴いていたが、最近はクライバーがすっかりお気に入りだ。ライブならではの熱気が存分に伝わってくる。音質はやや劣るものの(バイエルンが保管していたマスターテープが使えるシロモノではないほどに劣化してしまい、クライバーの息子が持っていたカセットからの復刻だそうだ)それほど悪いわけでもない。



 クライバーらしくスピード感が特徴だが、第一、第二楽章あたりテンポが遅いと自分としては眠くなることが多く、クライバーの指揮には納得している。速いだけでなく粘るところは粘るし、曲の美しさはたっぷり感じられる。第四、第五楽章はすさまじい迫力。拍手の入りが遅く観客の微妙な反応が伝わってくるが、感動し呆然としたひともいれば、これが田園か?と戸惑いを感じたひともいたのだろう。賛否両論ある演奏だ。
>> 圧巻のライブ録音
本当に素晴らしい演奏を生で聴いたとき、余韻を楽しみたい人、感動にむせる人、

茫然自失とする人で、すぐには拍手が起こらないと聞いたことがあります。



このCDの最後には異例ともいえる「拍手のみ」が収められています。そして、

上記と全く同じ現象が起きています。



しばらくの"間"の後に、我に返り気付いたように大喝采を送る人々。

このライブ演奏を聴けた人は幸せだと思います。

Tuesday, May 24, 2011

ラフマニノフ:自作自演~ピアノ協奏曲第2番&第3番


ラフマニノフ:自作自演~ピアノ協奏曲第2番&第3番
>> 自作自演あなどれず、すばらしい 
ラフマニノフ自作自演(これが正しい用法)の盤があるのは20年以上も前から知ってはいたが、作曲家本人だからいいというものではないだろうし、録音も古いだろうと手にしなかったが、聴いて驚いた。素晴らしいではないか。3番といえば、オーマンディとホロヴィッツのライブ盤が名演で知られるが、それに勝るとも劣らない。指揮はストコフスキーだ。最高のラフマニノフ弾きはラフマニノフだった、というのは何とも意外である。
>> 聴かずにおけないですね。
作曲者自身による演奏は、かなり貴重で、どうしても聴きたいですね。音源が古く、ノイズもありますが、ラフマニノフ自身のピアノ演奏が聴ける喜びはそれ以上です。しかし、どうでしょう。ここでは、ラフマニノフも一人の演奏者として捉えるべきなのでしょうね。これこそが、正規のラフマニノフのピアノ協奏曲ということでもないでしょう。楽譜に落とした音楽は、作曲家の手を離れて、それ自身が一つの芸術として存在し始めます。ラフマニノフが奏でた音楽も、一人の演奏家の解釈となるのではないでしょうか。
>> これぞフラフマニノフ
これ以上のラフマニノフはないわけで、最高の一枚です。

本当に感動します!!

幻のショパン・レコーディング1965


幻のショパン・レコーディング1965
>> 天才っているんだな  師匠グルダ
私が「ピットイン」で会って握手した20世紀最高のピアニスト(もう一人はグールド)フィりードリッヒ・グルダはアルゼンチン巡業中に母親に連れられた少女を「この子は天才ですから先生よろしくご教示願います」しつこく母親が懇願するので弟子にした。どうせど素人だろうとたかをくくっていたグルダだがこの痩せた少女は天才だった。「いやー驚いたぜ。世の中天才っているんだよな」このやせた少女がマルタ・アルゲリッチその人である。やはりグルダの弟子で後に大指揮者となるアバド(もとはピアニスト)はグルダのレッスンを「お前の好きなようにやれ」と回想している。「好きなようにやれ」は乱暴だが伝統などに囚われず思い通りガンガン弾け、ということか?アバドの指揮法は師匠と違うのはいうまでもない。天才少女・マルタはグルダの教えに従い時には感情のおもむくまま奔放な演奏で保守的な批評家や聴衆の度肝を抜いた。ショパンの斬新で繊細にして大胆、誰も弾いたことない演奏をするのがマルタ。これが天才だ。型にはめなかったグルダも偉い。
>> クラシックは詳しくありませんが、
 天才ピアノ弾きの、幻の、伝説の等と書かれると興味が湧いてしまうのは避けられませんが、大概は期待はずれになるのが世の常で、宣伝文句には惑わされないようにしなくてはいけません。

 でもこの方は凄いなというのが一聴して感覚的に判りました。クラシックもあまり聴かないし、ショパンの曲なんて1〜2曲しか題名を言えないような僕にしても、彼女のピアノには畏敬の念を覚えてしまった。良い買い物をしました。もう少し彼女のCDを数枚聴いてみます。

 1965年4月のEMI(Abbey Road Studio)第1スタジオでの録音ということは、この数ヵ月後に隣の第2スタジオでThe BeatlesのRubber Soulが作成されているのですね。時代の空気を感じさせて貰いました。凄い時代だったよなぁ。
>> ショパンの音楽と対話するかのように『無心』に弾く
1965年4月23・24・27日、ロンドン、アビー・ロード第一スタジオにて録音。1941年6月5日生まれのアルゲリッチは1955年にはヨーロッパに渡り、ウィーンでフリードリッヒ・グルダの師事を受けている。その後1961年にはモンカリエリでベネゲッティ・ミケランジェリにも師事。1957年、ブゾーニ国際コンクール入賞、同年ジュネーブ国際コンクールで第1位、そして1965年のショパン・コンクールで第1位とまさに才能の開花した時期と言えるだろう。



その後、グラモフォンでもショパンのピアノ・ソナタ第3番の録音はある。しかしながらここでの演奏はそれ以降のあらゆる演奏を超えた『無心』さを感じずにはいられない。ショパンの音楽と対話するかのように『無心』に弾くアルゲリッチには一切の『邪心』が無く、心の奥底を揺さぶる。特にここでの『マズルカ作品59No.1-3』・『ノクターン作品15 No.1』・『スケルツォ作品39』そして『英雄ポロネーズ作品53』は以前以後の誰一人として超えられないレベルに到達して高貴極まりない。



ディヌ・リパッティの『ワルツ』、マウリツィオ・ポリーニの『エチュード』、そしてここでの『マズルカ作品59No.1-3』・『ノクターン作品15 No.1』・『スケルツォ作品39』そして『英雄ポロネーズ作品53』こそ極上の聴くべきショパンだ。

Monday, May 23, 2011

バロック名曲集~パッヘルベルのカノン


バロック名曲集~パッヘルベルのカノン
>> サラバンド
このアルバムにはヘンデルの曲が思い出深いです。「バリー・リンドン」の悲しい、そして荘厳なオープニングとしてご存知の方も多いでしょう。

このお値段でこのクオリティはお買い得。アルビノーニ「アダージョ」まで収まっています。
>> 黙って聴くべし。
数多くのカノンを聴いてきましたが、
カップのカノンは過剰な装飾もなくバランスにも優れ心に染み入る名曲で、誰が聴いても納得のできる逸品です。
深く優しく美しいバロックの世界に誘ってくれる・・・
そんな言葉がぴったりな1枚です。
>> 内容は良かったのに・・・・
内容は良かったのに届いたCDが割れていたので☆1つ。

ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集(全16曲)


ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集(全16曲)
>> この曲の名盤中の名盤。この演奏こそが、この曲のベスト盤ではないか
舞曲集といえば、ドヴォルザークのこの「スラヴ舞曲集」と、ブラームスの「ハンガリー舞曲集」にとどめをさすが、「ハンガリー舞曲集」が、後半の第3集以降が退屈で、抜粋盤があれば十分と感じるのに対し、この「スラヴ舞曲集」は、後半の第2集も一定の水準を維持しており、全曲盤としては、明らかにこの「スラヴ舞曲集」の方が聴き応えがある。 



また、「ハンガリー舞曲集」の方が、めぼしい全曲盤がアバド指揮ウィーン・フィル盤くらいしかなく、ほぼこれで決まりという感じなのに対し、この「スラヴ舞曲集」の方は、いわゆるお国物指揮者を中心に、結構、全曲盤の数も多く、選択肢の幅が広いのも特徴だ。



セルとドヴォルザークの相性の良さは、私も交響曲第7番と第8番で確認済なのだが、昔から名盤中の名盤として知られているこの舞曲集でも、この曲のベスト盤といわれているクーベリック指揮バイエルン放送響盤よりも、明らかに出来が良いと感じた。 



セルは、ゆったりとしたテンポを基調に置いているだけに、クーベリックよりも緩急の描き分けが一層大きくなっており、音の強弱の幅、表情付けも大きい。こうした特徴が一つの曲の中で絶妙にブレンドされており、優美さと、スラヴ舞曲特有の激しく軽快に躍動するリズム感を兼ね備えた、スケールの大きい素晴らしい名演となっているのだ。 



ちなみに、私は、クーベリック盤は、2007年2月発売の最新盤ではなく、手持ちの1992年11月発売の旧盤で聴き比べを行っているのだが、クーベリックは、セルよりも5分近く速いテンポを取って、推進力に富んだ軽快な演奏はしているものの、意外に表情がさらっとしているというか淡白で、セルと比べるとスケールも小さいのだ。少なくともこの旧盤で聴く限り、私には、この演奏がこの曲のベスト盤であるとは、にわかには信じ難い。 








>> クールでスマート、緊密な「スラブ舞曲」
ドヴォルザークの「スラブ舞曲」管弦楽版。作品46からの8曲と作品72からの8曲をジョージ・セル指揮クリーブランド管弦楽団が演奏して収録したディスクである。録音は1963年から65年にかけて5回のセッションで演奏されたもの。機能的なアンサンブルで定評のあるセルとクリーブランド管弦楽団のコンビだが、ここではスラブ的なメロディを時に粘っこく、リズミカルな曲では熱っぽく演奏している。録音のせいか、管楽器にやや色彩感が不足しているが、そのぶん瑞々しい弦楽器の神技に近いテクニックが埋めている。作品46の第3番の終結近くの追い込みや、有名な作品72の第2番(ホ短調)の粘りと独特なルバート、第7番のアンサンブルなど実に素晴らしい。

Sunday, May 22, 2011

アメイジング!~アメイジング・グレイス~


アメイジング!~アメイジング・グレイス~
>> すべてがすばらしい!
3年前頃からよく耳にする曲で、心に響いていた曲。それが、アメイジング・グレイスでした。ネットでこの曲のCDを買おうと調べたところ、この1曲だけをいろいろなプレーヤーが歌い演奏しているアメイジング・グレイスのオムニバスCDがあり、その中からこのアルバムと「Amezing Grace 100%」の2枚を購入しました。どれもすばらしく、特にヘイリーと白鳥英美子のボーカルが好きです。今は、携帯メモリー・オーディオにも2枚分すべてを入れて電車の中、ウォーキングの時に聴いています。この2枚、文句なしにお勧めです。
>> 癒されます
この曲に出会ったのが5年ほど前。
レーナ・マリアの美しい歌声でした。その時は曲名もわからずそのままに・・・
平成版「白い巨塔」のテーマ曲(歌:ヘイリー)で認識。
しかしCDは買わずじまいで最近FMでこの曲と再会。ついにCD購入!
それがこれ!ナナ・ムスクーリもいい、白鳥英美子もいい。
ひとにプレゼントしたくなって10枚も買っちゃいました。ホントおすすめ!
>> すばらしい
同じ曲でも歌手とアレンジでこうも違うのかと感心します。
どの曲もすばらしく癒されます。
ぜひ一度聞いてほしいです。

ドリーヴ:バレエ「コッペリア」全曲


ドリーヴ:バレエ「コッペリア」全曲
我々は、本当にあなたを教えて申し訳ありません ドリーヴ:バレエ「コッペリア」全曲 それは、まだレビューはありません. 私は実際には、しかし、あなたは他の項目を本製品の関連でより多くの情報を見つけることができると謝罪午前.
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Saturday, May 21, 2011

ダブル・セクステット/2X5


ダブル・セクステット/2X5
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4大ヴァイオリン協奏曲集


4大ヴァイオリン協奏曲集
>> 私もブラームスの第一楽章は危なっかしいと思う… ヨッフムと相性悪いんだね。
ヨッフムは協奏曲なのに交響曲みたいな指揮をしている… 彼の重厚な音作りを聴きたくて買ったんじゃないんだよね、ただミルシテインの名演が聴きたいだけなんだな、そんな基本的な事が全く解ってない… 私の中でヨッフムはベーム、ジュリーニと並ぶ最高の指揮者だったんだけど株を下げたね。 逆にアバドの交響曲を聴いてどこら辺に美学があるのか全く以って理解できなかったんだけど彼は協奏曲ではソリストの魅力を最大限に引き出す素晴らしい指揮をしている… メンデルスゾーンなんてミルシテインの弾きたいテンポで好きな様に弾けてる、やっぱりブラームスは窮屈そうだ… アバドは如才ない、細やかな気配りが効いてて割りと軽快なリズムがミルシテインに合っててバイオリンがよく歌ってます。そりゃあそうだ… 元はオペラを振ってたんだからね。ウィーンフィルらしい弦の美しさもアバドの方がよく引き出す感じ… ヨッフムは全体にリズムのキレが悪くもったりしててティンパニがうるさい!ブルックナーと同じじゃ困ります。チャイコフスキーはミルシテインが入れ込み過ぎじゃないか(笑)と思うくらい弾きまくってるよね、オケもよく付いて行くなと感心、やっぱり黒子に徹してるアバドの力量は凄い! 最後のベートーベンがミルシテインじゃないのかと落胆… ってか思わぬ拾いもの… これは凄い、間違い無く名演!ズカーマンはキーキー神経質そうに弾いてる上手いだけで精神性とか微塵も無い人だと思ってたんだが、彼は実に誠実でアーティキュレーションも完璧!ケチの付け様が無い… シカゴ響をコントロール仕切ってるバレンボイムにも拍手!いやぁホントに楽曲の解釈の明快さ、完璧な演奏、録音の素晴らしさ、一分の隙も有りません… で尚且つ聴き終えると不思議な爽快感が有り、ぐったりと疲れる様な演奏じゃない!素晴らしい!
>> ブラームスのみで十分の価値あり
有名な4曲のヴァイオリン協奏曲が入っており、入門用セットの体裁であるが、ブラームスの1曲のみで価値があるCDだ。
ミルシテインの演奏は、いつもよりゆったりとしたテンポで堂々として格調が高い。張りがある美音は時には甘く、ここぞという時には強烈な力強さで決めている。
最近好評のムター盤などは足元にも及ばず、オイストラッフの名演に比しても勝るとも劣らない素晴らしい演奏である。
ブラームスの協奏曲はオケが重要であるが、ヨッフム指揮するウィーン・フィルの演奏はまさに絶品のブラームスを聞かせてくれる。このCDがあれば、2枚目のCDは不要と思われるほどである。
>> お買い得には違いない
とりあえず有名なヴァイオリン協奏曲を一通り聴いてみたい、という人にはうってつけだろう。
ただ、ブラームスは音程が安定していない(音を当てそびれた感じの)箇所が気になってしまい、気持ちよく聴くことができなかったため減点。
もし「入魂の名演」的なものを求めるなら別のディスクを探す方がよいだろう。

Friday, May 20, 2011

パッヘルベルのカノン~バロック名曲集


パッヘルベルのカノン~バロック名曲集
>> バロック音楽の庭園に遊ぶ、憩いのひととき
 ゆったりとしたテンポで繰り広げられる典雅な演奏。「エレガント」という言葉がよく似合うバロック名曲集ですね。



 収録された作曲家は、次の8人。

 パッヘルベル(1653-1706 ドイツ)。アルビノーニ(1671-1751 イタリア)。クラーク(1674頃-1707 イギリス)。ラモー(1683-1764 フランス)。マルチェルロ(1684頃-1750頃 イタリア)。バッハ(1685-1750 ドイツ)。ヘンデル(1685-1759 ドイツ→イギリス)。オベール(1689-1753 フランス)。



 このCDに見当たらないバロック時代の名作曲家というと、ヴィヴァルディ(1678-1741 イタリア)とテレマン(1681-1767 ドイツ)でしょうか。テレマンの『ターフェルムジーク』(食卓の音楽)から何か1、2曲、聴きたかった気もします。



 バロック音楽の庭園で、のんびりとくつろいだ気分になった一枚。

 しみじみとした温雅な味わいに目頭が熱くなったパッヘルベルの『カノン』、モーリス・アンドレのトランペット・ソロが素晴らしいバッハの『目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ』の二曲は、なかでもよかったですねぇ。堪能させられました。



 1960年〜1972年にかけての録音で、録音状態は当時としては可もなく不可もなしといった感じ。 



 カバー・ジャケットの絵は、フランソワ・ユベール・ドゥルエ(1727-1775)の『田舎での音楽会』。このバロック名曲集にふさわしい雰囲気を醸し出しています。
>> お得な一枚
他の方のレビューを信じて購入してみました。結果は、「大当たり」でした。

それにしても、たったの1000円で、これほど見事な演奏の数々を聴けてしまうとは・・・。

内容も価格も、とってもお得な一枚。
>> これは素晴らしい♪ですが…
マイナス点を3点程。
1曲目♪ アダージョ
サーっといったノイズが他の曲の3倍は有り、かなり気になります。

9曲目♪ トランペットヴォランタリー
他の曲と同じボリュームで聞くと、始まりから、な!と思うほど煩く、やかましいです。演奏者の味なのか、適当に吹いてるのかな?と思わされ、次の曲に飛ばすか、ボリュームを絞りたくなります。

11、12曲目♪ 管弦楽組曲第2番
曲は最高ですが、ポロネーズ、パディネリ、と来たら、メヌエットも入れて欲しいです。3つ入れても6分足らずの曲に成るのに、真ん中を抜いて2曲に分けているので、感動も減ります。

まぁマイナスが後、5点は有っても、4つ星は間違いないでしょう。


レスピーギ:ローマ三部作


レスピーギ:ローマ三部作
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Thursday, May 19, 2011

バッハ:ヴァイオリン協奏曲集


バッハ:ヴァイオリン協奏曲集
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ストラヴィンスキー:春の祭典/ペトルーシュカ


ストラヴィンスキー:春の祭典/ペトルーシュカ
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Wednesday, May 18, 2011

アメイジング・グレイス


アメイジング・グレイス
>> 美しい歌声
私は、声楽の個人レッスンを受けており、一年に何回か、発表の機会があります。

アメージング・グレイスを練習していたのですが、やはり、実際の歌唱を聴きたい

と思い、ネットで調べ、購入しました。

英語の自然な発音も美しく、優しく、澄んだ声をリピートで、何度も聴きました。

うっとりするきれいな音楽でした。疲れた心を癒してくれる歌でした。

歌詞の英語は、何となく理解していたのですが、CDには、日本語の歌詞があり、

よりよく、この曲を理解することができ、助かりました。


>> アメイジンググレイス
アメイジンググレイスは教会でよく歌った曲で、殆どの人が好きな曲です。

歌詞がついているので、一緒に歌っています。

本当にきれいな曲です。
>> 「美しい」と思った
私が「アメイジング・グレイス」を知ったのは

9.11テロ事件、世界貿易センタービル跡地「グランド・ゼロ」で

歌われているのを聴いたのが最初でした。



美しくも、もの悲しいようなメロディーに惹かれ

これまで色々な歌手の方が歌うアメイジング・グレイスを聴きました。

その中でも抜きん出て素晴らしいと思ったのが、この

ヘイリーのアメイジング・グレイスです。



透きとおるようなピュアな歌声を初めて聴いた時は

こんな年若い女の子がここまで歌えるなんて!!と驚きっぱなしでした。

1曲目のアメイジンググレイスは

まるで慰めてくれているかのような、優しく丁寧な歌声だけど

3曲目のベネディクトゥスは荘厳な神々しい歌声です。



もうヘイリーの才能に驚くばかりです。

バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)


バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)
>> 森の中を散歩しているみたい。
バッハの無伴奏チェロをはじめて聞いた。聞く前の曲のイメージは、重々しく聞いていると疲れて飽きてしまう曲だと勝手に想像していたが、さにあらず。聞いているうちに森の中を歩いていて、すがすがしい、木の香りを感じるような音楽。ゆっくり歩を進めるようなテンポもあれば、スキップして愉しげにかけていくような曲もある。バッハって、こんな軽やかな音楽も作曲していたのかと思うほどのあかるさがあります。 聞いていて、宮澤賢治の世界を思い出したり、薪で焚いたヒノキのお風呂の香りとあったかさを思い出しました。
>> 演奏はもちろん、解説書も
チェロ組曲はフルニエのものしか持っていなかったので、そんなに色んな演奏を聴いたわけではありませんが、このバッハは生き生きとしていてまさに舞曲であります。
ダンスの持つ野蛮さと美しさを兼ね備えていて飽きさせません。
ピリオド楽器なので半音低く聴こえますが、古楽奏法がどうとか、頭でっかちに聴くというより体感するものが大きい。
更に素晴らしいのが解説書!ビルスマのインタビューも楽曲解説もとても面白く勉強になります。
この解説書を読むだけでもかなり満足感がありました。

>> 舞曲としての無伴奏
本来、組曲は舞曲、踊るための曲だったわけで、それを全く失念しているのがいわゆる朗々系の、

思い入れたっぷり、リズム感のない演奏でした。

(5番前奏曲を例にとると、これはフランス風序曲の様式なのだから、付点拍子のリズムを生かすべきなのに、リズムが死んでる演奏が多い。)

ビルスマ盤はリズム感と、バロック的「語る」様式を重視した演奏で、聴いていてとても楽しいです。



今まで無伴奏チェロ組曲は退屈な曲だと思っていた人には、断然お勧めです。

一方、重厚な演奏が好きな人には物足りないかもしれないので、他の盤と聴き比べてみることをおすすめします。

この曲を子守唄にして寝ている人にも、眠くならないのであまり勧められません(笑)。

録音は1979年で、やや古いですが、音質上、気になることはないです。



なお、この演奏が10数年前にあまり話題にならなかったのは、そのころ本作を含む、

多くの古楽系名演奏が収録されていた「SEON」レーベルが廃盤になり、入手が困難だったためという理由もあります。

その後ソニーより再発売されたため、入手が容易になりました。

当時から評価している評論家は多数いました。

Tuesday, May 17, 2011

時の踊り/カラヤン、オペラ名曲集


時の踊り/カラヤン、オペラ名曲集
>> 美しさを求めて
オススメはマスカーニのカヴァレリア・ルスティカーナの交響的間奏曲。これ以上ないほど美しく盛り上げてくれている。特に終盤。涙が出そうになる。カラヤンも数回録音し、CDの最初に持ってきていることから、出来栄えに自信があるのではないかと思われます。確かるろうに剣心でも京都に行く前の別れのところで使われたりしたはず。他にもゴッド・ファーザーとか。この曲を知っている人はかなり多いはず。確か歌劇ではこの曲が流れた後、殺しあいが始まるはずで、悲惨さとこの美しい曲を直前で対比させることで劇を引き立たせる手法だそうです。 フランツ・フォン・スッペの喜歌劇、軽騎兵も聞いたことがあるはず。聞いたことがなくても必ず好きになると思います。最初から堂々と中間の有名な部分はリズムよく切れ味ありです。オッフェンバックの天国と地獄は運動会で有名ですが運動会では使い物にならない録音です。なぜなら運動会向けでなく1つの芸術として、又、それを越えるような作品として演奏されているからです。文句なしの録音と言えます。ただ、久しぶりに運動会のあの曲聴きたいな位の気持ちで聴くなら聴かない方が良いと思われます。今日はガンガンいくぜ!と思っている方ならこの録音以外ないと思います。(ロッシーニのカラヤン指揮ウィリアム・テル序曲 録音は1969か1971のどっちだか忘れたがこれも同じといえる)他についても文句なしできれいだがめんどいんであとは買って聴いてください。ちなみにジャケットはシャンデリアですが、そのむかしもこれで出したようですが、カラヤンの写ったジャケットに差し替えたところ売り上げが倍以上だかに伸びたそうです。まぁ〜カラヤンはイケメンだし指揮してる姿をみると男でもその姿に惚れますけどね。とにかくクラシックを普段聴かないおっきなお友達にも小さなお友達にもオススメ出来る憎いやつ(万能CD)です。
>> ダチョウ、カバ、アジアゾウ、ヌマワニの踊る姿を想像しながら………
 オペラ名曲には、そのまま歌をはずしても悪くない作品もあります。6曲目、ジョコンダの「時の踊り」もその一つ。「ファンタジア」ではダチョウ、カバ、アジアゾウのバレリーナにヌマワニの華麗なダンサーが可愛らしく熱演したことでもお馴染みではないでしょうか(実際にやってみたら迫力あるだろうな………)。アイスショーでも、この「時の踊り」が出てきたら………と思いながら、このレビューを書いたのでした。と思ったら、7曲目と8曲目における正と悪の戦いがそこまで迫ってきたではありませんか!?次回は7曲目、「はげ山の一夜」です!!

全日本吹奏楽コンクール課題曲参考演奏集 Vol.1


全日本吹奏楽コンクール課題曲参考演奏集 Vol.1
>> 楽曲観賞用のCDではありません
私自身、幼少の頃から音楽に親しんできましたが、実際に管楽器を吹き始めたのは中学校入学と同時に吹奏楽部に入部したときでした。非常に厳しい練習をする吹奏楽部で、コンクールでは地区大会は「優秀賞」を取って県大会へ出場するのが当然と考えられている部でした。(ちなみに、今も市民交響楽団で現役です。)当時は、東京佼成ウインド・オーケストラが神のように奉られていましたが、私たちの部では海外のオーケストラの演奏(当時はレコード)を聴くのが普通で、それを基準に聴くと安っぽく聞こえる佼成ウインドの演奏を上手だと思っている部員はあまりいませんでした。(実際に、毎月、佼成ウインドの団員が学校にきて指導を受けていたのに。)録音が良くないことも、佼成の演奏が安っぽく聞こえる一因でしょうが、今聴いてもやはり、安っぽいという印象をあらためてもちます。このCDの演奏は、過去の「参考演奏」のテープの音源をそのままCD化しています。ですから、音質は良くありません。その音質の良くなさが、懐かしさを覚えさせるのは事実です。ですから、過去の思いでにひたるには十分です。でも、楽曲を鑑賞するには、音質が良くないだけでなく、演奏の完成度も高くはありません。「模範演奏」ではなく「参考演奏」なので、敢えて、音楽的にあまり色づけしない、多少不自然な表現も残しているのかもしれません。(それぞれの作曲家の先生方も、かなりの妥協を強いられたのではないかと、今聴くと思います。)でも、懐かしさはこみ上げてきますね。(繰り返し聴こうとはあまり思いませんが。)なので、このCDは、収録されている楽曲を実際に演奏した、この参考演奏を過去に聴いた人が、昔を懐かしむのには十分ですが、これから、音楽や吹奏楽を勉強しようという目的で購入するのにはお奨めできません。若い方が、このCDに興味を持ち、このCDを購入しようという場合は、その点を予めご承知の上で、購入するかどうかをお決めになった方がよろしいと思います。
>> 意外と良いものだと再認識
 中学・高校とブラスバンドに入ると6年,前後につくともう少し長い期間付き合うコンクールの課題曲集です.

 自分のパートが少ないと寂しいやら何やら,懐かしいです.それなりにスコア覚えてるなぁ.



 オーケストラに比べると音色のバランスが寂しいブラスバンドですが,流石に課題曲だけあって,改めて聞きなおすと良い感じに聞こえてきます.特にマーチはやっぱり,ブラバンですね!

 
>> 想い出が蘇る演奏集!
吹奏楽コンクールでこれまでに演奏して来た曲達との再開・・・

もうカセットテープが聞けないわたしにはとても嬉しかったです。

何度も何度も参考演奏を聴いて練習に励んだ学生時代の想い出が

蘇りますね。

わたしよりも古い世代の「名曲」もきちんと収まっていて

これはお勧めかと思います。



古い音源をそのまま使っているのが少しだけ残念ですが

敢えてリマスタリングしていないことで

「それも想い出を更に盛り上げる」という考え方をすれば♪



吹奏楽コンクールの課題曲で「名曲」となった曲は今も演奏会等

のレパートリーで良く使われます。そういう観点からも、これは

「買い!」の1枚です(^-^)v

Monday, May 16, 2011

ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」


ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
>> むしろ滋味菊すべきー
“ずしりと腹に響く、重量級のエロイカ”と、帯には書いてありますが、私にはやや女性的な響きを特徴とするウィーン・フィルによって、むしろきめ細かく雄大な仕上がりになった演奏だと思えます。 きめ細かいーということについてなんですが、エロイカという曲は(独断なのですが)、私の様な素人クラシック・ファンにとっては一つの試金石的な作品だと思います。 有名な第一楽章を下手な演奏で聴いていると、だいたい6分過ぎあたりから退屈になってしまうのです。 その点、この演奏はかなりのスロー・テンポにもかかわらず最後の最後までじっくりと味わい深く堪能できました。 11分50秒目あたりからやって来る弦の調べには“来るぞ、来るぞ”と心をワクワクさせるものがあります。 壮麗―という言葉がまさにぴったりの第二楽章もいいです。 フルトウェングラー信奉者でもなんでもない私が聴いても、これは見事な演奏だと素直に思えます。 確かに古い録音ですが、音質はかなり良く、持っていて損のない一枚だと思います。
>> 音の哲学演舞
邪道な装飾を排し、音を端正に構築奏でていくフルトヴェングラー。

音を演出し、壮麗なまでの響きに高めていくブルーノ・ワルター。

20世紀両巨頭は対照的なアプローチでわれわれに迫ってくる。

どちらを支持するかは、もはや聞く者の好みの問題。



フルトヴェングラーによるベートーヴェン交響曲第三番・第二楽章の深みと哲学性は、巨匠の名にふさわしい本物の音を聞かせてくれた。

それはもはやフルトヴェングラー、ウィーンフィルという存在から遊離し、音そのものが演じる有機体のようで、超次元の舞台であるかのよう。

名盤といわれる由を万人に解らせる。
>> やはり、名盤といえる指揮・演奏です
フルトヴェングラーによるベートーヴェンの交響曲第3番です。フルトヴェングラーの数ある英雄の中でも、44年のライブと共に、最も有名といわれるアルバムでもあります。

CDのオビに「重量感」だの「ずしりと腹に響く」だの、おどろおどろしい言葉が並んでいるのですが、この曲の持つスケールの大きさ、豪快さには、フルトヴェングラーの前に前に進む指揮は、まさにうってつけだと思います。

ただ、彼の指揮以上に素晴らしく思ったのは、ウィーンフィルの弦楽器の音色。弦楽器の高音が、ピシッシと合った時など、この曲のスケールの大きさ、豪快さに加え、気高さをも表している気がします。

52年録音ですが、さして、音も気にならない程度になっており、英雄ファンには、是非、一聴をお奨めの1枚です。

モーツァルト:交響曲第25番&第40番


モーツァルト:交響曲第25番&第40番
>> 40番は驚愕の名演、本気のウィーンフィルは凄い!
「音が悪い」って評価の音源だったので今まで買わないでいた…後悔してます…でも聴かずに死なないで良かった。

ここまでウィーンフィルの豊かな弦の響きを引き出した演奏は滅多に無い…そういう意味において音は良いです。レバインやムーティの「これって本当にウィーン?」って疑いたくなるよな貧相な音より遥かに良い音です。

52年の40番は、ポルタメントもですが、レガート気味な表現に驚きました。今まではバーンスタイン盤が好きだったけど、こっちが遥かに鳴ってますね。ベーム盤はこれに較べると如何にも力が入り過ぎで硬いなあ。そう言えば宇野先生が一番好きな40番はこの演奏らしい、まあーこの曲はあくまで名演として名高いマーラー「大地の歌」の前奏曲だったと言うのは…ただただ絶句するしか無いね。

25番はちょっと硬い感じ…ベームの40番みたい…ある意味、モーツァルトから逸脱している。十分に鳴らし切って溌剌とした宇野先生絶賛の快速名演なんですが、この曲はバーンスタイン盤が私は好みですね。ただし、これも56年ザルツブルク音楽祭で「レクイエム」の前奏曲として演奏されたものである事を考えればテンポ設定は的確かも。

ってか、いろんな本で、この頃の記述を読んでると当時のオーストリアがヨーロッパの中心だった事がよく解る…羨ましい時代ですね。

>> ワルター凄い!
 ワルターの指揮については、以前マーラーの第5番(1947年、ニューヨークフィル)でレビューしたように、ステレオ録音の時代とは全く異なり、きびきびとした演奏をします。交響曲40番は1952年5月18日に、25番は1956年7月26日に録音されたものです。ライブ録音のために聴衆の咳なども聞こえます。まず40番では、第1楽章で曲が高揚するとワルターと思われる「えい!」というような掛け声が聞こえます。後半の25番は出だしから、良くウィーンフィルが一糸乱れず、早い演奏ができると思われる程、早い(4分49秒!)テンポで怒濤のように演奏されます。最初に聴いた時は、プレーヤーが壊れたか?と思うほどの超高速です。モノラルですが、ヒスノイズも気にせず、鑑賞できます。モーツァルトを指揮する事をカール・ベームに勧めたのはワルターなのです。モーツァルトのファンは、これを是非聴いて下さい。
>> 一番よく聴いたクラシックの音盤
LP、CDと、最も数多く聴いたクラシックの音盤と言えば、このワルター、ウィーン・フィルの1枚に止めを刺す。これを聴いたあとでは、ことに25番などどれを聴いてもお気楽なもんだとしか思われない。映画『アマデウス』のマリナーの演奏など、25番が聴こえるたびにガッカリしたものだ。



まあ、ほとんど伝説的な演奏であろうが、この激しさは後年のコロンビア響とのスタンダードとも言えるスタジオ録音と較べても隔絶する凄さである。ワルターは決して穏健な巨匠などではなく、激情を秘めた過激な指揮者なのだ。

40番の思いのたけをすべてこめたようなロマンティックな振る舞いも、底知れぬ怒りと哀しみに満ちているように思えてくる。ナチスに娘やその婿を奪われた体験や、音楽が道徳的に担うものと信じていた規範がことごとく灰燼に帰した無念(ワルターは「音楽には道徳的な力がある」と信じていた)・・・。

それは疾風怒濤の精神のドラマとなって、2つの『ト短調シンフォニー』に具現されている。



評者はここ数年、この演奏よりバルシャイとモスクワ室内管弦楽団のメロディア盤を最も愛聴している。ワルター盤の激しさは、そうやすやすと聴き流せるものではない。怖ろしくなってくるような演奏だと思う。

バルシャイ盤も決して楽天的なものではないが、はるかに温和な演奏だと思う。この演奏こそ、モーツァルトのスコアから、スコアのみから底知れない哀しみを引き出す演奏だと思う。ワルターのは、それこそフランクルの『夜と霧』を想起させるのだ。

Sunday, May 15, 2011

ショパン:前奏曲集


ショパン:前奏曲集
>> ☆☆☆☆☆☆☆星7つ!!
宇野功芳、中野雄、福島章恭の新版『クラシックCDの名盤 演奏家篇』で3人揃い踏みの絶賛だったラファウ・ブレハッチなるピアニストのディスクを初めて耳にした。

この3人が揃い踏みというのは珍しいので食指が動いたのだが、これは素晴らしいショパンであり、『24の前奏曲』という有名作品を初めて名曲だと思わせてくれた。☆5つにプラス2つ! 

評者のようなショパンに理解の乏しい者がよいと思うのだから、すべてのレビュアーが満点評価しているのも当然だ(?)。



ルービンシュタイン、フランソワ、アルゲリッチ、ポゴレリチ・・・いずれもブレハッチの軍門に下る。ブレハッチ以外のピアニストでは、24曲を通しで聴くことなどかつてなかったのだった。それはまあ、当方の無知、無理解だとしても、これだけ水が地に染み透るように、しかも曲想に応じて臨機応変、融通無碍に奏でられる前奏曲に接したことはない。なるほど、「コルトー以来の名演」(中野雄)という評価は強ち誇張とは言えまい。



ポッ、ポリーニ? ああ、そういう人もいたなあ。忘れていたよ。

そんなことより、ブレハッチから目が離せない。
>> 旋律美に長けた演奏。
他のレビューの方々より知識が全然無いので参考にはし難いと思います...



ブレハッチの音楽はショパン国際ピアノコンクールにおいての協奏曲、ソナタ3番を

聴きました。他の演奏者に無いほどの旋律美、正統な作品解釈に惚れ込み、前奏曲集

にも期待を寄せて購入。



聴いた感じとして...説得力のある演奏だな、と思いました。

コンクールでの演奏では大舞台ということもありミスタッチがありましたが

録音とは言えど、ここまでの技術、表現の両面を満たした演奏も珍しいほど。



ブレハッチの旋律は表現し難い。自分が好きなアシュケナージにおいても演奏の癖、

すなわち個性の強い点に共感を持てない場面もありましたがブレハッチは違う。

個性が薄いように感じる点こそが最大の武器。ショパン作品の解釈のみならず、

ショパンに関連する全てに関心を持つ彼だからこその演奏だと思います。



買って本当に満足しました。今まで聴いたクラシックCDにおいて最高の充実感です。

ショパンの前奏曲...中々興味が湧かなかった作品を、ブレハッチの演奏の影響で

重要な作品と解釈出来ました。

ブレハッチ...ブレハッチさん、ありがとう...




>> ショパン音楽としては最高レベル
とても完成度の高い、気品ある前奏曲とノクターンです。ブレハッチはコンクール以前からショパンの楽譜のみならず、ショパンの書簡や関連文献を読み、作曲家の心や置かれていた背景を深く勉強したといいます。また、ショパンも敬愛したというバッハや、ドビュッシーの曲を学ぶことで、ショパン曲への理解や「色彩豊かさ」を身につけたそうです。それら全ての努力と、彼の天性の気質が相まって、この素晴らしい傑作が生まれたのでしょう。



ショパン演奏に際しては、彼が若い頃から(今も充分若いですが)バッハやウイーン古典派の曲を弾き込んでいた影響を受け、自分は「内省的」な演奏家としています(本人のコメント)。



このCDの各国の反響も目覚しく、母国ポーランドでは、発売後数日でプラチナディスクを獲得、「このCDの素晴らしさを言葉で表現するのは不可能。世界中の人々が早くこれを聴くことを切に願う」(フランス)、「前奏曲op45と2つのノクターンop62は絶品。これを聴けば、ブレハッチが最も偉大な演奏家の1人に加わったことは明らか」「前奏曲op28-13と15(雨だれ)で、これ以上素晴らしい演奏は聴いたことがない」(イギリス)、「彼は選ばれた真の逸材」(日本)など、絶賛の声が上がっています。



2006年と2007年の日本公演で前奏曲op-28を前半と後半に分け聴かせてくれましたが、ヨーロッパでも昨年秋以降、この前奏曲をリサイタルの後半にもってきて、各国のファンから熱狂的に支持されました。

「彼はその完璧な技術を誇示せず」「内面の神秘性が彼を比類なきものにしている」(ウィーン)、「op28-4のような、アマチュアでも困難なく弾けるような曲をブレハッチが弾くとまさに驚異」「非凡なまでに魅力的で誠実な演奏」(オランダ)、「彼は繊細な各曲を深く掘り下げ、全てを正確なモザイクとして輝かせ、完璧な高みを表現した」「彼が雨だれを弾くと、聴衆から自然と拍手が起こった」(イタリア)。



自分でこのCDを聴くときも、聴けば聴くほど味わいがあり、聴いていて本当に幸せを感じます。最近ちょっとやっかいな病気をしたのですが、このCDには癒し効果があると、実感しました。



ブレハッチの次のCDは、古典派の作曲家になるそうで、来年の来日でも、予定されているのはベートーベンのピアノ協奏曲ということです。今こそ、ショパン芸術の粋といわれる前奏曲と円熟期に書かれたノクターンを、ブレハッチの演奏で聴く時です!



モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク


モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク
>> あくまでもカラヤンのアイネクライネ
いつものこととはいえ、やはりここでもカラヤンである。

大編成による、大交響曲のようなレガートのかかりっぱなしのアイネクライネ。

モーツァルトの曲、特にセレナーデは軽やかでなければならないという方は一切受付ないかもしれない演奏だ。しかし、大のモーツァルト好きである小生は、この演奏を聴くときは明らかにどこか頭のなかでスイッチを切り替えているところがありお気に入りの演奏になっている。

徹底的にカラヤンが思い描く美しさを追求し、モーツァルトだって派手好きだったんだから、オレのやりようは間違ってないんだと言い切っているが如くの演奏だからか、完全にこちらが拒否反応を示す前に飲み込まれているような気分になってしまう。気がつくと、ああ、きれいだなぁ、と見事カラヤンの術中にはまってしまう。

やはりこれはこれで名演だと思う。

美しい音色でオーケストラの醍醐味を、とても馴染みのある曲で聴きたいというのにこれほどうってつけの演奏はないかもしれない。



しかし、やはりこれはカラヤンのモーツァルトだとも思う。

Saturday, May 14, 2011

クライスラー:ヴァイオリン名曲集


クライスラー:ヴァイオリン名曲集
>> 軽やかな風がふく
凄い難曲や、重い曲も軽々と歌い上げます。

聞いてると心も軽くなってきます。

ただ私はドラマティックな演奏が好きなので

少し物足りない感じはしました。
>> 若かりしパールマン
今ではヴァイオリン界の大御所となたパールマンですが、これはそんな彼が30代前半で録音したクライスラー小品集です。彼の確かな技術と明るい音は、クライスラーの小品に非常によくマッチしています。印象として、クライスラー本人の自作自演を聞いたときと似た『色』を感じました。愛の喜びなど超有名作は他の演奏者のものもたくさんありますが、このCDはあまり有名でない作品も取り上げていて、私自身彼の録音で初めて聞いてその魅力を知った小品が幾つかあります。個人的に好きなのは『ロンドンデリー・エア』。よくもハーモニクスであんな音色が出せるな、と驚嘆しました(聞いてのお楽しみ)。

ところどころスタッカートが硬いな、と感じるところもありましたが、それも含めて何度も繰り返して聞くに値する逸品です!
>> 珠玉の小品集
こうした際物的なピースの演奏においてパールマンの柔軟な姿勢がこれほど好ましい印象を残した例も少ない。彼の演奏表現には聴衆に対する良い意味での媚がある。それは時として官能的でもあるし、忘れ去られた過去への追憶を蘇らせることもある。また彼には聴く者の心を積極的に捉えようとする庶民的な気さくさがある。そしてその為にはあらゆるテクニックを駆使するが、決して度を過ごした品のない表現に陥らないのは彼の秀でた音楽性の賜物だろう。



自己の芸術的な理想は高邁なものであっても時には聴衆と一緒に歩んで行く、そんな彼の優しさがここに収められた19曲に集約されている。それぞれの曲に思いが込められ個性が与えられて理屈抜きに楽しませてくれるアルバムだ。ソロをサポートするサミュエル・サンダースのピアノも音楽的センスの光る名伴奏で、まさに珠玉の小品集の名に相応しい仕上がりになっている。1975年から78年にかけての録音が今回新たにリマスタリングされ音質もきわめて良好だ。

ショパン・リサイタル ユンディ・リ/デビュー


ショパン・リサイタル ユンディ・リ/デビュー
>> オーセンティックな魅力にあふれたショパン
冒頭に大作を配しだんだん軽くなっていく曲順は、この種の色物的売出し方からすると意外だが、インパクトは十分で、ショパンコンクール優勝の実力者ユンディ・リのピアノの魅力を真っ向から訴える真っ当な構成だと言える。



特に「1.ピアノ・ソナタ第3番」は古今の名演をも凌ぐ演奏で、ニュアンスに富んだ繊細な表現としっかりした構成感が素晴らしい。続く「2.アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」がこれまた瑞々しく、若々しさの滴るような名演で、コンクールでの溌剌とした姿が目に浮かぶようだ。さらにこの大曲の直後に置かれた「3. 練習曲第2番」がまたすごい。ユンディ・リもさらっと弾き流しているだけのようでいて実は陰影に富んだニュアンスが、一見地味なこの曲を魅力的に見せている。



色彩感に溢れた音色と、それを支える安定したタッチ、そして極めてオーセンティックな解釈が、ユンディ・リの魅力だ。意外性や驚きはないかも知れないが一生聴き続けていけるタイプだと言える。しかもすでに大器のスケールを感じさせる。今後、極めて正統派的な現代の「巨匠」となっていく可能性は十分にある。
>> ユンディ・リのショパン大好き。
2000年のショパン国際ピアノコンクールの覇者です。

個人的には,木枯らしのエチュードや幻想即興曲が好きで,

ポリーニ,アシュケナージ,ホロヴィッツを持っています・・・が,

ユンディ・リのショパンが一番好きです。

現代人らしい適度なスピード感,若者らしい清潔感,

それでいてショパンならではの詩的な表情も出ていて,素晴らしいです。

CDの最後にオマケ映像がついてます。

このCDの録音風景で,幻想即興曲を弾いてるところ,

スタッフと英語で話してるところ(ここのパートに新しいアイディアがあるんだ,などと語ってます),それと少しだけインタビュー。

機会があればナマで演奏を聴いてみたいです。






>> 音がキレイ
ユンディ・リはまだ若く世間ずれしておらず純粋だろうと思うのでそれが、演奏にそのまま出ている気がする。

粒の揃ったコロコロと転がる音。テンポ感。

全てクセがなく、楽譜に忠実。そしてテクニックが安定している。



ノクターン第1番を聴くと私はなんとなく想像することがある。

その人の恋愛経験というのが、このノクターン第1番の演奏には出ると思うのだ。

さりげないロマンシズムもあるが、まだ純で恋愛のドロドロしたものを知らないような演奏。

今後ユンディが何十年かしてから、同じこの曲を聴いてみたいと思う私だ。

Friday, May 13, 2011

冬木透CONDUCTウルトラセブン


冬木透CONDUCTウルトラセブン
>> 「子どもに聴かせる」という視点から
5才の息子は、ウルトラシリーズが大好きです。

ウルトラセブンは、昔の古いウルトラマンというより、

今、売り出し中のウルトラマンゼロのお父さんという認識らしく、尊敬すらしているようです。

今は、レンタルDVDでいくらでも昔のウルトラシリーズが見られるわけで、

このCDの楽曲も、カッコイイと言っています。

音大付属の幼稚園に通っているのですが、

モーツアルトやショパンほかクラシックばかりではと思い購入しました。

家では、クルマの中で、楽しく聴いたり、ピアノで音をとって弾いたりしています。

ウルトラマン好きの子どもを持つ親御さんに、是非おすすめしたいです。
>> 特撮ファンなら絶対買い!作曲/指揮:冬木透による東京交響楽団+合唱団=160名以上,ウルトラ音楽のエッセンスが詰まったライブ盤!
超おすすめ!特撮ファン感動の1枚!

2009年3月13日、東京オペラシティコンサートホールで開催されたコンサート「ウルトラセブンの音楽を作った男 冬木透CONDUCTSウルトラセブン」のライブ収録盤。

あーっ行きたかった!



ウルトラシリーズの、あの名曲が作曲・指揮:冬木透による「完全フルオーケストラ」東京交響楽団で実現!

昔のオリジナルの録音よりも楽器の編成のスケールが大きく、よりいい音・いい録音、作曲家本人の作・編曲・指揮で甦ります。

ホルンの伸びや打楽器の響きの豊かさが確実に違います!



「1-4.交響曲 ウルトラコスモ」は、ウルトラマン達のメロディが縦横に行き交うサウンドで描く、一大ウルトラサーガ。

まず『ザ・ウルトラマン』のモチーフがベースになっていてびっくり!

マンから80までの主題歌、そして「ゾフィーのバラード」「ウルトラの母のバラード」(両方とも冬木氏作曲)で描かれる、M78星雲ウルトラの星・光の国の幻想的なイメージが見事です!

「エース」「帰マン」の戦闘のテーマ曲や、「セブンの歌パート2」がかかり、いやがおうにも盛り上がります。

(できれば「セブン〜2」は、サビまで歌い上げてほしかった!)



次に、「5-9.交響詩 ウルトラセブン」では、今度はセブン単独の世界をオリジナル曲満載で描く名曲。

オープニングタイトル、主題歌、宇宙空間、忍び寄る魔の手、宇宙怪獣出現、ホーク発進!、ウルトラ警備隊の歌、戦闘、エンディング…あのおなじみの曲たちが、ステレオ・フルオーケストラの「厚い音」で甦る!

曲のアレンジが「何か聞きおぼえがあるような…」と思ったら、この交響詩「〜セブン」は「交響詩ウルトラマン/ウルトラセブン」のタイトルでレコード、CDでリリース済みでした。

このCDは、今もリマスタ盤CDが発売中ですが、それよりずっと楽器の編成規模が大きく豪華です。



「10.ウルトラ警備隊の歌」は、オーケストラをバックに中西圭三メインボーカルでの合唱。

「11.ワンダバメドレー」では例の「ワンダバダバ…」をメドレーで。(男声のみのほうが良かった)

最後、「ウルトラセブンの歌」では手拍子で、会場大合唱、会場の熱気が伝わってきました。



とにかく、必聴の一枚です!!


>> 本人の解釈が変わってしまっているのかも
個人的にウルトラセブンの音楽を、今回のコンサートは最後まで行くかどうか迷ったものでした。

それは、いくら作曲家本人の指揮であっても、イメージとして違うものを聴かされたら悲しくなってしまう、と思っていたからです。

平成ウルトラセブン然り、いつぞやの再演奏も然り、冬木氏にとって、当時の解釈とは違ったイメージがあるのかも知れません。それを生で再びやられたら、ガッカリするだろうと。結局、時間が空かなくなってしまい行けなかったのですが、CDを聴いて、その気持ちは間違っていなかったと思ってしまいました。

ですから、ここからの感想はかなり辛辣でわがままなものです。

ウルトラセブンのテーマソングは、スイングに管弦を絡ませているオーケストラ。これがスピード感と同時に躍動感と雄大さをもたらしていたと思っています。しかし、再演奏以降は戦闘時BGMと同じようにタンタカタンタカと刻まれるために、サビのホーンの掛け合いも気持ち悪く聞こえます。なので「ウルト、ラ〜」と入る部分も、3連符ではなく休符付き16分音符のようになってしまっているし、まったくスマートな感じがしません。

ウルトラ警備隊の歌に至っては、オーケストラが歌いすぎていて、テンポはグチャグチャ。児童合唱団の方が元楽曲を理解している感もありました。

ウルトラホーク1号と3号が並んでこちらに向かって飛んでくる映像。現代のCG的な(スターウォーズ的というか)恐ろしいスピード感ではなく、割とゆっくり目だけれども威風堂々とした飛行シーンは安定した行進曲であって欲しかったのですがそうはなっていません。どちらかというと、巨大戦艦アニメの発進シーンみたいな感じに聞こえました。

もっとも、こちらの出来はオーケストラ側の問題かも知れませんが。



あの時と同じ演奏をして欲しいという単純なものではありません。その他の曲のアレンジなど、素晴らしいチャプターはあるのですが、やはりメインの楽曲の解釈が変わっちゃっていると、どうにも良くできた偽物を出された気持ちになってしまって素直に喜べない演奏でした。



Mahler: Symphony No. 10


Mahler: Symphony No. 10
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Thursday, May 12, 2011

麗しき瞳よ~ヘンデル・アリア集


麗しき瞳よ~ヘンデル・アリア集
>> こういう声楽作品を待ってました… 実はジャズファンなんだけど違和感が全く無い素晴らしい!
声楽の凄い人って声量が有り上手いんだけど表現が押し付けがましかったり大味だったりしてアルバム買って聴いた人ってバーバラ・ヘンドリックスくらいなものでした。 ところが森さんはそういう所が全く無い… もっと技巧的な感じかなと思ったら凄い丁寧に原曲の持ち味を引き出すしなやかで繊細な表現が上手いシンガーなんですねぇ、少し細い憂いを帯びた声が素敵でついつい引き込まれます、高い方はスッと爽やかに抜ける感じで最大の魅力は柔らかな中音域が太過ぎない油っこくない事!適度な声量のキレいな声に清純なる色気がほんのり、堪らないですね。 彼女の声を小編成のアンサンブルが上手く引き立ててます… ってか日本の古楽器の最高峰の方々なんで当然か(笑)バロックの弦楽器の慎ましやかで穏やかな響きは格別です… 途中に挟んだシンフォニアとソナタが格調高く上品さに溢れていて良い、当時のサロンの演目そのままですね。ワタシはバロックは古楽器が常識の現在で声楽だけはバッハだろうがヘンデルだろうがモダン楽器の大編成つうのが遅れてる気がしてた、そういう意味合いにおいて画期的な作品かも知れないですね。 バンマスの寺神戸さんを差し置いて何なんだが、初めて聴くんだけどオーボエの三宮さん素晴らしいです、一曲目なんか音色が柔らかな音でトランペットかと思った、森さんの歌に寄り添う最高の歌伴ですね。このアルバム聴き始めて、 「何だかヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウンを聴いてる感じだなあ…」 って漠然と思ったのです、ジャケも青いし(笑)この作品も今の評価以上に後世のリスペクトを集める作品になれば良いね。次はやっぱりバッハのアリアの名曲をこの編成で聴きたい!って有田さんのトラベルソが入ると最高です、スカルラッティも良いかな、楽しみですね。
>> 素晴らしいヘンデルのアリア集です
森麻季さん、私のお気に入りの歌手の一人です。

これまで発売されてきたCDはほとんど持っています。

前回発売されたCDは、伴奏がもう一つで、ちょっと残念だったのですが、今回は寺神戸さん始め、日本の優れたピリオド楽器奏者との競演で、実に素晴らしい演奏に仕上がっています。

ヘンデルのオペラの素晴らしさ、面白さを教えてくれる演奏だと〜。私はこのCDを聴いてから、ヘンデルのオペラの全曲を聴きたくなり、ボックスの全曲盤を買ってしまいました。森麻季さんが歌う全曲盤が出ることを期待しています。

森麻季さんの今後の活躍を愉しみにしています。

Wednesday, May 11, 2011

日本合唱曲全集「水のいのち」高田三郎作品集(1)


日本合唱曲全集「水のいのち」高田三郎作品集(1)
>> 心の奥底から深い思いがほとばしる合唱の見事さ
高田三郎氏作曲の『水のいのち』は、日本の合唱を代表するような組曲で、1964年に作曲されて以来、混声、女声、男声の合唱譜が実に200判以上重ねたということからもその人気振りが伺えます。「雨」「水たまり」「川」「海」「海よ」の5曲の繋がりを見ても分かるように水の循環の姿を人生に置き換えた高野喜久雄氏の格調高い詩に、ダイナミックな曲を与えたことにより、不朽の名曲が生まれたわけです。自然界の輪廻とも言うべき考え方が見事に表現されています。



このCDは作曲者自らの指揮によりますが、1981年の録音以来、四半世紀以上経った今日でも色褪せることなく、名演奏として聴くことができます。全盛期の神戸中央合唱団の演奏で、合唱指導したのは根津弘氏で名指揮者中村仁策氏の片腕として、しっかりとした音楽を作り上げています。



『心の四季』は、全曲を通してとても細やかで美しい曲想を伴っています。吉野弘氏の詩は内省的で歌い手や聴衆に人間の生き方を問いかけているかのように感じます。作曲者の深い精神性が音楽から伝わってくる組曲だと言えましょう。



第1曲「風が」は、人生を春夏秋冬に例えあげ、それぞれのワンシーンを印象的に歌いあげた透明感のある曲です。平易ではありますが格調の高い音楽が内在しているところにこの「風が」の素晴らしさがあると思います。

第6曲「雪の日に」の音楽の持つ激しさももまた生きることの厳しさに繋がるわけで、ピ

アノの切れ味と合唱の厚みが必要となり、合唱団の力量が問われる曲ですね。



高田三郎氏が指揮する大久保混声合唱団(合唱指導は辻正行)の演奏はお手本と言えましょう。作曲者自身の解釈による端正で透明感に溢れる合唱がそこにありました。
>> 王道的日本語混声合唱曲
高田三郎氏の代表作「水のいのち」「心の四季」が入っているこのCD。

生命について。人生について。地球について。

聴けば聴くほど、歌えば歌うほど、噛み締めれば噛み締めるほど、

作曲者自身にも量り切れないほどのメッセージが滲み出てくる、

氏の作品は、良くも悪くも「説教臭い」です。

演奏は「水のいのち」は神戸中央合唱団、「心の四季」は大久保混声合唱団、

指揮は作曲者自身、とかなり豪華な面子になっています。

一つ気になること。

楽譜通り歌えていない。

歌詞を強調して歌っていると言えば、そう聴こえなくもないのですが、

冷静に聴くと、微妙に拍子から遅れて歌っているのです。

ちょっと声が立派過ぎたのかな?
>> 日本合唱会の最高峰
 …だと思いますね。何だかんだ言っても、やはりこの曲の重みはすごいです。歌詞が即自分に跳ね返ってくるものだし、書けばそれだけ、その書いた内容が陳腐すぎて、書いた人間その人が恥をかく・・・そんな重みをこの曲集に感じるのではないか。それを承知で敢えて書かせていただきます。



 「降りしきれ雨よ」の雨とは何でしょう? それは最後に「昇れ、昇り行け」と見送られる、私たちの魂ではないか? すべてのものをそのものに返す雨、つまり、我々の本来あるべき心を示すのではないでしょうか? だからこそ、あの「水たまり」もあるべき空を映そうとする。ささやかな、けれども一途な命。「海」にしてもそう。空の高みを(つまりは自身に存在する神の領域)を求めるのに、日々の生活の中でその純粋さを忘れる私たち。

 けどね、どんな悪党でも、その心は上へ上へと行くんです。だって雪は「下から上へ」と降り積もるんですもの。

 

 魂の昇天です、といったのは私ではありません。偉大なる指揮者、故木下保氏です。しかし、本当だと思わざるを得ないほどの説得力がここにはあるのです。



 そしてその精神が『心の四季』につながるんですよ。下から上へ降り積もる雪、その雪の白さはあっという間に消えるから、「どこに純白なこころなどあろう」と。そしてそうした自らの魂を、作者は殺します。「真昼の星」として「静かに」。涙が出ますね。ここまで書いて、号泣ものです。是非、もう一度聞きなおしてみてください。参考までに『水のいのち』と『心の四季』は別作品と思わないで、通して聞いてください。そのとき初めて、この2楽曲の真髄が理解できると思うのです。



偉大なる作曲者 高田三郎先生に、合掌

ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」


ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
>> 最高にして最強の第九
興奮する,感動するという点では他の第九を凌ぐと思う
>> ただならぬ色気を纏う名演
クラシックというジャンルは、

それがいかなる名盤であったとしても、いずれは他の演奏に取って代わられる時を迎える宿命にあるのだが、

唯一その可能性が極めて0に等しいと言われ続けているのが

この1951年に演奏された20世紀のカリスマ:フルトヴェングラーの指揮による

「ベートーヴェン:交響曲第9番」通称「バイロイトの第9」だそうだ。



そんな殿堂入りクラスの演奏だからこそ

同一録音からの板起こしなどといった方法でイロイロなレコード会社から

オニの数程のCDが商品化されていて、更には同一演奏者による同じ日の異なった録音のCDまでもが商品化されており、

それぞれにいい面と悪い面を併せ持っているぶん、それはまさに「カオスの世界」になっていて、

そこに足を踏み入れたくても非常に視界が悪くなっているのがホント、もったいないと思う。



そんななかでオリジナルのマスターテープを所有し、その音源からリリースされているこのEMI盤を

選択肢に考えてみるのもひとつかもしれない。

マスターテープからのリリースだからといって「いい」と言い切るのには、本当のところ

結論を急ぎ過ぎると思っているが、その付加価値は決して小さなものとは言えないのではないだろうか ?



問題視されている音質については古いモノラル録音なので、確かに客観的に見て「いい」とは言い難いが、

ティタニア・パラストの第5の音質を苦痛に感じないと思えるのなら問題ないと思うし、

個人的な感想を言わせていただけるのであれば、一般に言われている程ひどいとまでは思わない。

っていうか、この演奏は第一楽章の出だしからただならない雰囲気の色気に包まれているので、

できる事なら音質の壁を乗り越えてぜひ触れてみていただければと思っている。かしこ。
>> オリジナルジャケット
オリジナルジャケットが懐かしい。正規の版権を持つ日本のメーカーの製品だが、肝心の音質はさまざまなマイナーレーベルからさまざまに改善を施されたものや音が新鮮だった初期LPからのCD化がなされたものが出ており、価値は今ひとつ落ちたような感じだ。昨年末、Orfeoレーベルの放送局録音による同演奏無修正版というのが出て、影が薄くなるばかりだが、聞き比べてみるのも面白い。ただし、EMI盤ならイタリアEMIの全集を推奨する。

Tuesday, May 10, 2011

チャイコフスキ-/バレエ<くるみ割り人形>


チャイコフスキ-/バレエ<くるみ割り人形>
>> キーロフ・バレエ(マリインスキー劇場バレー団)
チャイコフスキーは、マリインスキー・バレエ団のためにこのバレエ曲を書いたのだ。

伝統ある演奏。

バレエを実際に踊るための演奏。

楽団員たちが何十回、何百回、あるいは何千回も演奏したことのある曲なのだ。

強弱とリズム感が素晴らしい。

これが本物なのだ。

アンセルメ指揮のスイス・ロマンド楽団の演奏も素晴らしいが、目をつぶるとバレーを踊っている姿が想像できるのはやはりこのCDの方だ。

少し高価だがマリインスキー劇場のDVDチャイコフスキー:バレエ《くるみ割り人形》 [DVD]も手に入れてみたい。

ほかにキーロフバレエ団のDVDチャイコフスキー:バレエ《くるみ割り人形》 [DVD]もある。

グレイテスト・マキシム


グレイテスト・マキシム
>> ルックスだけではない男
マキシムはすごいです。ピアニストとしても一流だと思うし、あのアレンジ能力は素晴らしい。激しい曲ばかりかと思っていましたが、静かな曲もあり、魅了されました。

私は趣味でダンスをやっていますが、「これは踊れる!」という曲がたくさんありました。フィギアスケートでもよく使われる気持ちはよくわかりました。
>> マキシム最高!
この甘いルックスで、これだけのピアノテクニック!

ファンにならずにはいられないでしょう。

力強くて繊細で音楽性も素晴らしいです。

有名な曲にも新しさを感じますよね。

クラシックは苦手という方にもお勧めしたいです。


>> 素敵なんですが
以前よりマキシムのCDはほしい!とは思っては止め・そのまま数年。。やっと購入を決意していざ、どのCDにしようかとおもったらベストがあり迷わず購入。

ドラマチックで素晴らしい!のは間違い無いのですが、部屋でノンビリ聞く・というCDではないようです。。そわそわしちゃいます。テンポが速い曲の時はソファーに座っていられないw

車に積んで聞いてみたのですが、なんか緊迫感があるというか・・何かに追わているような気分になります^^;

なので、発奮させたい時や、「いざ!」という時に聞くCD!としてキープです

Monday, May 9, 2011

バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲


バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲
>> 一度きりでは
一度聴いただけでは、この曲の素晴らしさを味わいきる事が出来ません。

彼の演奏はまるで人生を説いてるかの如く、その時々の心に深く響き渡ります。

だからと言って練達された説教ではなく、深く包み込んでくれる優しさで溢れています。

若手の瑞々しい演奏にはない魅力がこの中にあります。




>> 迫力!
初めてこの人のバッハを聞いたとき、その迫力にただただ圧倒されました。キャリアのだいぶ後半での録音ですが、彼の持てる力を結集してストラディバリウスを歌わせているようでした。私は特に第一番全楽章、第三番・第六番のプレリュードは数あるチェリストの中でも彼の演奏が最高だと思います。

カザルスをして『これまでのチェロ演奏の概念を覆した人物』と言わしめたロスとロポービッチ、チェロの演奏技術が向上した現代においてもその演奏が色褪せることはないでしょう。
>> 個人的には、カザルスよりも
いつ聴くかによって違うのかもしれませんが、

個人的には、カザルスのよりも好きです。

なんとも厚みがあって(というのは録音の違いか?)。

ブラームス:交響曲第1番


ブラームス:交響曲第1番
>> ダースベイダー・・・・・・
 まだ、カラヤンが「金まみれのビジネスマン」(暗黒面)に堕ちる前の録音。名器ベルリンフィルに賭ける意気込みが伝わってくるようだ。
>> 作曲家と演奏家と聴き手の融合
素晴らしい音楽は 素晴らしい建築に似ているかもしれない。

遠くからみても 近くに寄って一つ一つの部分をみても美しい。

時が流れても存在しつづけ 何度みても飽きることがない。



第4楽章アルペンホルンの音色が アルプスの山にこだますると

そこに大天使が現れ ブラームスに音楽の誕生を知らせる。

ブラームスが長い年月をかけて自分の音楽をつくりあげた

苦しみや喜びが 聴き手にも しみてくる。

演奏されたベルリンの教会はとても象徴的に感じる。

この素晴らしい場所でこの素晴らしい指揮者と演奏者たち、

その当時その場所にいた聴衆の融合により

ブラームスの想いが再現された名盤である。
>> 最初のブラ1
私が最初に聴いたブラ1は、このカラヤンの63年盤です(最初のドリームプライス・シリーズで)。以来、カラヤンの80年代、バーンスタイン、ヴァント新旧、ケルテス、ベーム60年代、ジュリーニ60年代、ベイヌム、ワルター&コロンビア盤、ショルティ、小澤、ティーレマンと遍歴を経ましたが、いつもカラヤン盤に帰ってきます。

Sunday, May 8, 2011

ヨーヨー・マ ベスト・コレクション


ヨーヨー・マ ベスト・コレクション
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ヒーリング・モーツァルト


ヒーリング・モーツァルト
>> 通勤時に
「モーツァルトは胎児に良い」だけでなく、「大人にも良い」と思われます。

通勤時にクラシックを良く聞きますが、モーツァルトがダントツに癒されます。

その中でも、ヒーリングミュージックとされているこのCDが一番、肩の力が抜けます。

眠らずに癒されたい方に、良いかもしれません。



川のせせらぎ、小鳥のさえずりの中、曲が流れます。

Saturday, May 7, 2011

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ


ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
>> 華麗にして瑞々しい
ベートーベンのソナタしかもここに収録されているナンバーだと、色々聞き比べがしてみたくなるものですが、正直言って私はどれも聞く毎に、それぞれの良さがある・・・という一般的なことしか言えなくなってしまうのですが、このぜルキンは結構好きですね。

際立って特にハデというのではないですが、どこか華麗でありつつ瑞々しくもあり、また聞いていると自然に気持ちが乗って来るような感じです。

また言い方を変えれば、この方の演奏の乗りというかうねりみたいなのが、本来の曲の流れを無理なく表しているのでしょう、全体を通して違和感がなくだから、自然に気持ちが入り込めてしまえる、といったところでしょうか。

自分がもし演奏するのだったら、こういう風に弾いてみたいなという風に思えてくるんですよね。

確かに何度聞いても、新鮮な聞く喜びが得られる演奏ですね。

実質的にもこのお値段はお買い得だと思いました。
>> 音の輝く月光
 ベートーヴェンの三大ソナタに「テレーゼ」を加えた作品集。特に「月光」は曲に深くのめり込んだ名演という感じである。個人的にはギレリスの「月光」が厳冬の冷え冷えとした空に輝く月ならば、こちらは、中秋の名月のように暖かさを感じさせる演奏である。ギレリスの硬質な力強い音も好きだが、ゼルキンのような深い精神性と暖かさを感じさせる演奏もまた良い。バックハウスやグルダ、ルービンシュタインなどと聞き比べてみると、それぞれの味が合ってまた新鮮に聞くことができる。飾り気のない直球勝負「悲壮」「熱情」もそれぞれ素晴らしい。ベートーヴェンのソナタ録音には慎重であったといわれるゼルキンが、全集を完成せずに亡くなってしまったことが本当に惜しまれる。
>> 明鏡止水のベートーヴェン
 少し前、車の中でラジオをつけたら、NHK・FMから、「熱情」が流れて来た。その力強いタッチと、それで居て、明鏡止水とも呼ぶべき静けさをたたえた演奏に打たれた私は、一体、誰がこんな「熱情」を弾いて居るのだろう?と思った。やがて、その素晴らしい終楽章が終はり、アナウンサーが演奏者の名を告げるのを待つと、アナウンサーは、それが、ルドルフ・ゼルキンの演奏であった事を告げた。−−それから間も無く、このCDを買った私は、ゼルキンの「熱情」のみならず、「月光」と「悲愴」に、そして、同じくこのCDの収められた「テレーゼ」に圧倒された。リヒテルやホロヴィッツの演奏も素晴らしいが、このCDに収められたゼルキンの演奏は、素晴らしい。−−「明鏡止水」と言ふ日本語は、ゼルキンのこの演奏の為に有る言葉であるかの様である。

 このCDの解説文に依れば、このCDに収められた「月光」、「熱情」、「悲愴」は、ゼルキンが59歳の時(1962年12月)の演奏である。(「テレーゼ」は、70歳前後(1973年)の録音)ゼルキンが、最も円熟して居た頃の演奏と言って良さそうである。素晴らしいCDである。こんな素晴らしいCDが、この廉価である事は、クラシックのCDが、値段と内容が一致しない事の良い例と言へそうである。このCDを推薦する。



(西岡昌紀・内科医)

エリーゼのために~子供のためのピアノ名曲集


エリーゼのために~子供のためのピアノ名曲集
>> 子供ピアノ発表会用の曲選びには最適!
子供ピアノ発表会用の曲選びには最適! 演奏もきれいだし。 もちろん、子供用の曲ですが、プロが弾いているので、演奏は速いです。 特にイリーナさんが素直なきれいな演奏で子供に聞かせるのは良いと思います。 子供向けピアノのオムニバス盤では一番では、ないかなあ。
>> 何だか不思議な感覚です。
プロのピアニストの方、6名程が27曲を演奏しています。ですが、個人的にはあまり好きな演奏ではありませんでした。こんなに癖の強いピアニストの方がいるとは…。

Friday, May 6, 2011

バッハ:目覚めよと呼ぶ声あり


バッハ:目覚めよと呼ぶ声あり
>> 幸運かもしれない。
いろんなイギリス組曲の第二番を聞いたが、一番良い。私はグールドも好きだが、ブーニンのバッハの方が好きになった。コーラルの前奏曲もすばらしくよい。とてつもない掘り出し物と思う。というのは、このCDは日本で作られた(洗足学園で録音された)ので、海外では手に入れにくい。ブーニンのバッハのすばらしさを知るることができるのは、日本でこのCDに気づいた人に限られるのではないか。これは大変な幸運かもしれない。一度聴いただけで虜になる。ブーニンのバッハ全集が是非ほしい。
>> 意外によかった!
ニコラーエワが好きなのですが、他のピアニストの演奏も聴いてみたくて試聴してから購入。装飾音が華やかで、基本きっちり抑えた演奏です。ニコラーエワより遊びがあって力強くさすがブーニンだと思いました。イギリス組曲はあまり好きな曲ではなかったのですが、この演奏で全曲聴いてみたいと思ったくらいよかっったです。ブーニンのフランス組曲全曲って出ないかなー。買って損はありませんでした。むしろ掘り出し物でした。