Saturday, April 30, 2011

バロック・ヴァイオリン名曲集


バロック・ヴァイオリン名曲集
>> 素晴らしい演奏
正直、初めて海野義雄さんの演奏を聞きました。すごいと思いました。とても繊細で、柔らかな何度聴いてもあきることのないCDです。彼の全ての演奏を聴いてみたいと思いました。
>> モダン・ヴァイオリン名曲集
「バロック・ヴァイオリン名曲集」と銘打ちながら、「バロック・ヴァイオリン」を使用せずに「モダン・ヴァイオリン」を使用した演奏。題名にだまされました。伴奏にチェンバロやオルガンではなく「ピアノ」と書いてあるのを見落とし、出だしから見事に期待が裏切られました。現代の楽器を使って違和感を感じない方は、どうぞ。
>> 星10個!!
一曲一曲に対し正面から向き合い、丁寧に、そして情熱的な中にせつなさを秘めた海野氏の優しさと厳しさが伝わってくる究極の1枚と言っても過言ではないでしょう。朝に夜にシャコンヌを満喫しています。車内で聴ける様にもう一枚購入しました。

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番


ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
>> 演奏はGood、録音はイマイチ
ランランの力強い演奏を聞きたくて購入。しかし冒頭のピアノの低音が響かないのはなぜか? 電気ピアノのように聞こえてしまうのは残念。低音を強めに設定しておけば、何とか聞けるようになる。力強さとしなやかに歌う演奏は堪能できると思う。パガニーニの主題による狂詩曲も良い出来だと思う。
>> 超個性的ですがまだ未知数
ピアノ協奏曲2番の出だし・・・

どうしちゃったの?というほど遅い。

サポートがゲルギエフというこれまた変わり者、

それで全体の出来は?というと意外とまとまってます。

パガニーニの主題による狂詩曲もいいです。
>> 個性的。
北京オリンピックの開会式でも演奏したランランです。

演奏中の表情は情熱的で派手な感じですが,演奏そのものも同様の印象です。

CDの解説にも「序奏部の異常なまでに遅い,また思い入れの激しいソロ」と書いてありますが,ロシア正教の教会の鐘の音をイメージしたという最初の和音連打が超ゆっくり。

どちらかというとお寺の鐘の印象です。

・・・が,そこでタメにタメた後,突如,スピードをつけて情熱的に始まります。

この曲の演奏は,ラフマニノフ本人,リヒテル,辻井伸行を持っていますが,

どれよりも個性的で,自己主張の強い演奏。

なので,好き好きが出るように思いますが,

スピード感をもって盛り上がるランランの演奏はかなり好きです。

だんだん中毒になるような強烈な惹きつけ感があります。



Friday, April 29, 2011

ショスタコーヴィチ:交響曲第7番&第9番


ショスタコーヴィチ:交響曲第7番&第9番
>> シカゴ響の本領
バーンスタインのショスタコーヴィチはなによりもまず、ドラマチックです。

第1楽章からすでにその片鱗が見え隠れしています。展開部はシカゴ響の金管群の大音量かつ割れていない素晴らしい音色に脱帽。ダイナミクスレンジも多彩でとても良い。第4楽章の同音連打、フィナーレへ向かうドラマツルギーは格別、昇天してしまいそう。

只、第2、第3楽章は若干テンポがゆったりめで、個人的には少し物足りなさが残ります。(アッチェレの具合は超個人的にゲルギエフの演奏が好み)

買って損はありません。
>> シカゴ響との録音をもう少し聴きたかった
ショルティによる指揮より緻密で分厚い音壁を形成している

「レニングラード交響曲」です。

元々、1番と7番「レングラード」の組み合わせで出ていたCDを、

ウィーンフィルとの6・9番のものと組み換えで再販されたものです。

私は旧のほうを持ってます。

1番は一部ライヴによるシカゴも筆の誤り的な演奏ミスがあるので

この組み合わせに組み替えたのだと思います。

レニングラードの完璧さは、まさに音の壁が迫ってくる演奏で、

もちろん静と動の部分もバーンスタイン節が炸裂しています。

それにしても、金管楽器の咆哮はすごいですね。

晩年のバーンスタインはチャイコフスキー5・6番にあるように、

かなりペースがゆったりと歌うようになりましたが、

このレニングラードはペースも適切でオケも完璧ですね。
>> ありきたりなレビューで悪いが...ショスタコーヴィチへの共感をもって熱演
ショスタコーヴィチは、第2次世界大戦中、旧ソ連のスターリン政権下、過酷な弾圧に苦悩した人。バーンスタインは、第2次世界大戦におけるユダヤ民族の悲劇を同胞として見た人。その点で、この二人は共感し合うのだと思う。第7番は第2次世界大戦下に書かれた大作。戦争体験によって生まれたこの歴史的遺産を、バーンスタインは魂を込めて熱演したのだと思う。

グレン・グールド 坂本龍一セレクション


グレン・グールド 坂本龍一セレクション
>> 最近の坂本の仕事の一つ
チェリストの藤原真理さんにいたく感動していた教授。「藤原さんに出会うまでは、作曲家が一番の存在だと思っていたから演奏家なんてバカにしていた」と語っていた。確かに音を変えて勝手にいじくるなら自分で作曲すれば話が早い。だが、坂本は自分がいなくなった後のことを考えて、若者たちに自分の曲を自由にいじくって欲しくなったのだろう!「もしかしたら…」の期待を込めて。
>> タイトル通りの恐ろしく寒い企画
いわゆる日本的ピアニズムの代表である坂本氏が選曲したグールドということであるが、おそらく単なる悪い冗談なのだろう。



グールドといえば、ロマン主義的で19世紀的な俗っぽいピアニズムを排斥するため、生涯をかけて戦った潔癖なピアニストであるが、

彼の最も毛嫌いした安っぽいピアニズムの代表選手である坂本氏がグールドをセレクトするというのは、一体全体どういう趣旨の企画なのだろうか。



テレビ番組を見ていないので詳細は不明だが、時代遅れのレガートとペダルを多用して過剰にセンチメンタルな表現をする坂本氏が、

レガートとペダルを否定し、センチメンタリズムを憎んでいたグールドに憧れているというのは意外だった。



実際のところ、このCDには安っぽいセンチメンタリズムが蔓延し、グールドが細心の注意を払っていた論理的な一貫性も欠けている。

坂本氏はグールドの芸術性をまったく理解していないと結論づけても問題ないだろう。(本人はそう思っていないだろうが)



さらに言えば、録音された時間軸にそって並べるという方法論も、

グールドの「録音は時間軸を消し去る効果がある」というメディア哲学と真っ向から矛盾している。

これは、グールドが全面的に否定していたコンサート至上主義的な考えによる、陳腐この上ない発想だ。



この企画を助けたという宮澤氏の『グレン・グールド論』も、

ケヴィン バザーナ氏の明晰な論評には比べるべくもない非常にセンチメンタルでお粗末な内容だったが、

日本ではアカデミックな世界でさえ、こういう知性のかけらもないグールド論で、

楽譜さえまともに分析できない学者が第一人者としてまかり通ってしまうという現実は恐ろしいものがある。



A journey to the polar northということであるが、確かにタイトル通りの恐ろしく寒い企画には違いない。

企画そのものが倫理的に間違っており、このような企画は日本以外ではありえないだろう。

重ねて言うが、これは許しがたくとんでもない企画だ。

グールドを知らない人が、最初にこのCDを買ったら、こんな不幸なことはない。

グールドも天国で悲しんでいることだろう。



このCDに5つ星をつけている人もいるが、たいへん不思議だ。坂本氏のファンなのだろうか。

坂本氏は自分をカッコよく見せるだけのために音楽を利用しているということに、まだ気がつかないのだろうか。

彼にかかると音楽は俗化し、陳腐化してしまうというのに。
>> マニア向け・・・・・
 グールドなら、まずバッハ、モーツァルト。ビギナー向けの「新しいグールド・ベスト盤」とは思えない。国営放送がサポートする、この国のグールド人気は、「神格化」というか、やや異常な感じもする。

Thursday, April 28, 2011

HOOKED ON CLASSICS BEST


HOOKED ON CLASSICS BEST
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ブルックナー:交響曲第9番


ブルックナー:交響曲第9番
>> 脱ロマン派的解釈
ブルックナーはロマン派的に解釈されているが、ワーグナーに捧げられた第二楽章を持つ交響曲7番(これは朝比奈版がいい)以外は、シューリヒトの脱ロマン派的解釈が正しい。

解釈と言ってももっと素朴なアプローチであり、古楽派がバッハの小宇宙を一番体現しているのに似ている。



ブルックナーの清廉な美しさ(アドルノはプラトン的眺望と言っている)を一番感じ取ることの出来る演奏だと思うし、楽曲的にも(未完とされるが)ブルックナーの最高傑作(特に第三楽章)だと思う。



追記:

誤解を生まないように追記すると、ブルックナーは現代的要求の元に長大な交響曲を書いている。ベートーベンが5分で表現するものを50分かけているが(「運命」が第八、「合唱」が本作第九に対応する)、それには必然性がある。例えば第八版第二楽章などはミニマルミュージックに接近している。ちなみにロックンロールなどはかつての長大なバラッドを3分で表現するが、それもまた同じく現代的要求にもとづいている。求められる器、形式が多様になっているだけだ。


>> 定番中の定番
シューリヒトのブルックナー交響曲9番は定番中の定番。半世紀近く経った今でもブルックナー交響曲9番においてこの録音を超える物はないでしょう。
>> クセがある演奏
1961年録音なのに、すごく音が良い。しかし、演奏は、クセがありすぎる。最終楽章のアゴーギクは不快感を感じさせるほど不自然である。

Wednesday, April 27, 2011

英雄ポロネーズ ショパン・コンクールのブーニン


英雄ポロネーズ ショパン・コンクールのブーニン
>> 若さあふれる演奏
発売当初、ショパンコンクール後に発売された時のCDを購入しています。



当時、「ブーニン・シンドローム」といわれるほど、クラシック界始まって以来といっていいほどの大変な人気でした。



ショパン・コンクールの録画放送も見ましたが、テクニックはもちろん、ステージマナーや人を引きつける「魅せ方」も群を抜いていました。

同じ1985年の大会では、すばらしいピアニストがたくさん生まれ、小山美稚恵さんやジャン・マルク・ルイサダもファイナリストの中にいました。



現在のブーニンは、もちろん演奏技術は磨きがかかり、「巨匠」といっても過言でないほどだとは思いますが、

私はこのときの演奏が一番好きです!現在は、少し、守りに入っているような時も見受けます。

実際に、演奏会も何度か行き、生の演奏を聴きましたが、若いときの演奏のほうが、私は好きです。



若く、はつらつとして、勇気と向かっていく意気込みを感じるし、何より、コンクールの演奏を楽しんでいます。

ミスタッチはかなりありますが、そんなもの、誰も文句を言わせない、というような迫力があります。



ブーニンのCDはいくつか購入しましたが、これが一番好きで、未だに聞き続けています。

モーツァルト:レクイエム


モーツァルト:レクイエム
>> 感動的な演奏とは
カール・ベームが指揮するモーツァルトの「レクイエム」を聴いています。1971年4月の録音で、LPを購入し繰り返し聴き、CDも複数枚所有する私にとっての思い出の名盤です。



実にゆったりとしたテンポ、壮大で重厚な音楽が最後まで貫かれています。アーノンクールの演奏とは対比的でどちらが正しい、どちらが優れているなんていうことは言えずに、このベームの晩年のモーツァルトの世界に浸るのが良いのでしょう。

現代の演奏ではまず聴くことのできない「重さ」と「凄み」が如実に伝わる演奏です。合唱団員の意気込みも鋭く、「怒りの日」の合唱の咆えること、他の盤では聴けない荒々しさでしょうから。「呪われし者」の類をみないテンポの遅さと男声パートの劇的な表現がかえって今では新鮮に聞こえます。それに続く女声のソトヴォーチェの箇所が実に生きてきます。



「涙の日」へ接続し、続くヴァイオリンの前奏が涙を誘うでしょう。緊張感あふれる合唱によって絶筆部分が歌われます。これほど慄き、嘆き、咆哮する「涙の日」の演奏は少ないのではないでしょうか。



エディット・マティス(ソプラノ)、ユリア・ハマリ(アルト)、ヴィエスワフ・オフマン(テノール)、カール・リッダーブッシュ(バス)というビッグ・ネームのソリストもまたベームの音楽観に添った歌唱をしていました。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の統一がとれた演奏と、ウィーン国立歌劇場合唱連盟(合唱指揮:ノルベルト・バラッチュ)のメンバーの音楽性の高さが、このアルバムの価値を高めています。



ベームのレクイエムを聴くと、モーツァルトがバッハの宗教曲などのバロック音楽を自分の音楽素養として持ち、続くベートーヴェンやブラームスの音楽に影響を与えたのが分かる解釈です。そこには軽やかで華やかな天才モーツァルトの姿はなく、人生の儚さに恐れおののく人間モーツァルトが立っているようです。

過去の音楽評論家が、モーツァルトのレクイエムの演奏として「ベーム」盤を推奨した意味を実感として理解できる年齢になったようです。
>> なぜか敬虔な気分になれるレクイエムです。
 私はキリスト教とは一切関係がありませんが、このベームのレクイエムを聞くとなぜか敬虔な気分になります。緩やかなテンポと集中した演奏のせいでしょうか、アーノンクール盤では、純粋に音楽として楽しめるのですが、ベーム盤では内面が浄化されていくような少し得した気分になります。



 実は、以前持っていたCDが古くなり、色あせや汚れが目立ってきたので、リマスターされたのを機に買い換えました。

最近国内盤に採用されているルビジウムカッティングという技術のせいでしょうか、デジタルの鮮明さを残しつつもレコードで聞いた時のような柔らかさが出てきたような気がします。良き時代のウィーン・フィルの上品で温かい弦の音が蘇ったような気がします。
>> さすがカール・ベーム
モーツァルトのレクイエムは、数々の指揮者の下で演奏されているが、

どれもアップテンポで“レクイエム”の意味を表現しているとは思えない。

その点、このCDに収録されているのは、カール・ベームの晩年の指揮で

“モールァルトのレクイエム”を見事に表現している。

安息を表現する所では、スローテンポで、

哀れみを請う所では、静かなテンポで、

主を讃える所では、力強いテンポで、

罪を許し給える所では、優しいテンポで。



カール・ベームは、“モールァルトのレクイエム”を指揮するために

この世に生を授けたのではないかと思わせる一品である。

Tuesday, April 26, 2011

パガニーニ:24のカプリース(全曲)


パガニーニ:24のカプリース(全曲)
>> 超絶技巧だけでないという全曲の意味が,初めて分かる味のある演奏!
 パールマンの演奏でも、全曲を一度に聴くのが苦しかった超絶技巧曲。

 ミンツ盤は、テクニックはもちろんよいが、音もきれいで、非刺激的で落ち着いている。一曲一曲味わい深く、楽しめて、いつまでも,繰り返し聴ける演奏だ。

 きっと,テクニックをクリアした上で、曲の解釈を自分で十分咀嚼し、納得して演奏しているからだろう、余裕があり、楽器を歌わせているのに、どこまでも自然。全曲を聴いていても、全然嫌にならない自分がいるのだ・・不思議。もちろん、これまでパールマン盤で聴いて来たというベースがあるにしてもである。

 ヴァイオリンを習っているお子さんにも,安心して聴かせられる演奏だ(みどり盤では、音はキンキンして、途中で退屈されて終わり!)。録音はこちらの方がいいが、独特の間を取っているところがあるので、初めて聴くならパールマン盤、ということになるかもしれない。
>> 異次元の名演。
この曲に於ける、数ある録音の中でも、間違いなく断トツ、異次元の名演。名盤中の名盤である。

この価格ならば買わない理由は無い。是非とも御一聴をお勧めしたい。

最近リリースされた、某日本人女流奏者の盤が持て囃され、絶賛されている様だが、このミンツ盤を知らないのか、はたまたそのルックスに惑わされているのか・・・。

ミンツ氏には、本盤録音当時の輝きを取り戻される事を、切に願う。

ラヴェル:ピアノ協奏曲、他


ラヴェル:ピアノ協奏曲、他
>> HQCDリニューアル盤聴き比べ
既に名盤の誉れの高いCDなので、演奏評に関しては通常盤のレビューを参考にして頂くとして、ここでは今回のHQCD盤と従来盤との音質上の比較について書くことにする。ただし私が聴き比べたのはARTリマスターの外盤で98年にリリースされたものだ。オリジナル・マスターは59年の録音なので、それほど期待しなかったが率直に言ってこれだけ明瞭な差が現れるとは思っていなかった。



先ず音量のボリューム自体が全く違う。これはマテリアルを替えた為だけの変化ではなく、むしろ新盤が24bitリマスタリングされた時のレベル・アップとの相乗効果と思われる。特にト長調の協奏曲の冒頭では以前殆ど聴き逃していたスネア・ドラムの弱音のトレモロが完全にそれと判別できる。またソロの管楽器だけでなく打楽器類やハープの音質がより鮮明になり、通常盤ではもの足りなかったオーケストラ全体に臨場感が得られ、オーケストレーションの魔術師と言われたラヴェル特有の色彩豊かな管弦楽法がクリュイタンスのエスプリを飽和させた指揮によってに巧みに再現されていることが改めて納得できる。更に全体的に従来のCDに比較して音質に厚みが加わり、バス・ドラムや2曲目の『左手のための協奏曲ニ長調』でのコントラ・ファゴットの超低音も良く響いている。旧盤ではフランソワのソロ・ピアノに対してオーケストラが若干後退して聞こえる印象があったが、結果的に今回この両者のバランスの改善にも成功している。



いずれにしても音質ではそれぞれの鑑賞者の好みを度外視しても、霞が払拭されたように見通しが良くなっている。価格面でも以前のHQCDの値段から大幅にプライス・ダウンされているので新規に購入したい方には当然ながらこちらの新盤をお勧めする。

Monday, April 25, 2011

バッハ:主よ、人の望みの喜びよ


バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
>> ただの音楽好きの感想ですが...
「主よ、人の望みの喜びよ」は大好きな曲の一つで、以前カセット・テープに色んな演奏家のを録音したことがあります。で、ピアノ演奏では、1フィリップ・アントルモン、2ブーニン、3ジュリアス・カッチェン、4リパッティ、5ケンプ、6中村紘子、7ワイセンベルク、そして8リチャード・クレイダーマンのとを。 この中ではジャンルの違うクレイダーマンを除く7人の演奏を聴き比べて気に入っていたのは、ブーニン、アントルモン、カッチェン辺りでしょうか。 リパッティは何となく温かみが感じられず、ワイセンベルクは少々演奏が大げさな気がして、どちらもCD持っていたけど手放してしまいました。 あと、中村紘子さんの演奏は期待に反して、テンポがゆっくり過ぎて楽しめませんでしたが他の収録曲が比較的良かったのでCD(SRCR-9621)は今も所有しています。 でも、やはり初めてピアノ用に編曲をしたマイラ・ヘス本人の演奏が聴いてみたくなり、CDショップへ行ったら予算外で、この一曲の為にこの値段?...と思案した末に、思い切って購入してみました。 でも実際聴いてみたら、ヘスの演奏は悪くはないけど、思ったよりシンプルで期待はずれ?の感があったのと、他の収録曲も知っているのは二曲ぐらいで(その内の一曲は確かシューマンの小品集の「楽しき農夫」だった?と思います)楽しめる曲がほとんど無く、これが「主よ、人の...」の編曲をした人だったのか...とがっかりして、結局そのCDも手放してしまいました!  でも、最近マイラ・ヘスを検索していたら、手放したのとは違うカタログNo.のこのアルバムに出会い、試聴してみたら収録曲も良かったのと、このCDもどうやら既に廃盤になっているのか?在庫はアマゾンに僅かに残っているだけと分かり、即注文した次第です。 価格も手頃でしたし。 で、改めてヘスの「主よ、...」を聴いてみて、なぜこの本人の演奏に感銘を受ける人が多いのかが分かったような気がしています。 彼女は1920年に偶然(多分教会で)リハーサル中のロンドン・バッハ合唱団が歌っているこの曲を、初めて聴いて感銘して帰宅後すぐにピアノに向かい何度も弾いてみて楽譜にした人だから、彼女自身の演奏にはその時受けた感動がそのままごく自然に表れているのでしょう。 気負いの無い演奏に私も今なら惹かれます。 ただ残念なのは、手放してしまったほうのCDのほうが(この曲だけはテープに録音してあります)この2005年発売のより音質が良かったことです。 
>> 名演奏と録音の幸・不幸
表題曲についてはすでに多く触れられていますが、併録されている、ベートーヴェンのピアノソナタ30番、31番の演奏が,実に良いです。

32番が収録されていないのが残念です。録音が残っていないのでしょうか。



録音は1949-1957年の間のもので、音盤に刻むのではなく、テープによるスクラッチノイズのない録音が普及したころだが、ステレオ録音ははまだといった時期。

このディスクの演奏は全てモノラル録音で、お世辞にも高音質とは言えませんが、戦前期の音盤録音よりはずっとクリアです。



ヘスの演奏の評価が不当に低く、もっぱら「主よ・・・」の編曲のみで知られているのは、録音に恵まれなかったことによることが大きいと思われます。

ステレオ録音が普及しだした1962年に引退し、1965年に没。

生涯公開の場で演奏しなかった「ハンマークラヴィーア」を、亡くなる直前まで、たどたどしいタッチでたどっていた、というエピソードには、求道者という印象すらあります。

(一方で戦中期の「熱情」のような鬼気迫る演奏もあるのですが)



EMI所属の演奏家はヘスを含め、録音で評価を下げている演奏家が多いようです。

このCDの演奏の多くが録音された1950年代後半には、大部分のレコード会社はステレオ録音に踏み切っていました。

60年代以降でも、ジャクリーヌ・デュ・プレや、サンソン・フランソワなど、たまたまEMIに所属したために、よくない音質の録音しか残せなかった演奏家は、少なからずいます。



もしヘスが他社に所属していれば、ステレオ録音の演奏を多数残すことができ、今日の評価も違ったものになったかもしれません。

ワルターのように録音で得をしている演奏家もいれば、ヘスのように損をしている演奏家もいるのですね。



「主よ・・・」の編曲者としてのみ知られているには、惜しい演奏家です。
>> 癒されます
この「主よ、人の望みの喜びよ」は一生ものになりそうです。

録音は古いですが、時代を超越した普遍的な価値があります。

やさしく、やわらかく、曲の世界に吸い込まれるような感じがします。

就寝前によく聴いています。

心が清められ、疲れが癒されることを感じます。









ショパン:ポロネーズ全集


ショパン:ポロネーズ全集
>> 真のポロネーズ☆
アシュケナージが弾くポロネーズは力強くて迫力があります!!

私は彼のポロネーズを聴くと心からこの曲に浸れます。

6番の「英雄」は鳥肌が立つくらいビビっときます!

最後までしっかりとした音で力強く、滑らかな演奏です。



ショパンの心を深く読んでいるアシュケナージの演奏です!

他のピア二ストが弾くポロネーズも聴いてきましたがやはりアシュケナージの演奏が1番ポロネーズらしく、素晴らしいです!是非オススメです☆
>> 豪傑、快刀乱麻のポロネーズ
広いコンサート会場で弾いたのかどうか分からないが、音がこもってなく爽快に響いた音楽になっている。全てが力強く、英雄的で感動する。管弦楽付きの2曲の作品が入っていないのが少々さみしいが、こんなにも堂々としていて響きのある演奏はやはりショパンを長年弾いているアシュケナージの解釈があるからだと思う。

Sunday, April 24, 2011

南の風/平吉毅州


南の風/平吉毅州
>> これは綺麗な澄んだ音!
子供レベル用の楽譜の演奏だけど、綺麗な澄んだ音の演奏! 家の中で流しているだけでも、ピアノを習っている子供がいる家庭では、十分価値のあるCDです。 子供向けのピアノ曲を演奏しているCDの中では屈指の演奏と思います。
>> 平吉ワールド
カワイこどもコンクールの課題になっている曲集でとても参考になりました。小曲集でありながら平吉毅州特有のとても素敵な旋律に惹き込まれること間違いなしの一枚です。
>> 短いけれど素敵な曲ばかり
娘がピアノの発表会で弾く曲が収録されているということで購入しました。たった1曲のためだけになぁ~と思いながら、せっかくだから一通り聴いたら・・・とかけてあげたら、すっかり気に入ってくれた様子。この曲どんなかな?と、いろいろな曲名からイメージがふくらんで楽しめたようです。短い曲なので、ピアノを習い始めた小さな子供には最適かもしれません。もちろん、発表会用によく使われる曲もあるということで、我が家にとっては良かったなと思える1枚でした。

5つのアヴェマリア


5つのアヴェマリア
>> 名盤中の名盤です!
バッハが好きでいろいろ聴いているときに出会った作品。重厚な演奏でずっしりと身体に響き渡る。かつ美しく壮大。



池松氏のことは名前ぐらいしか知らない方は多いと思いますが、多くの人に触れてもらいたい秀逸な作品。

Saturday, April 23, 2011

Playing the Piano


Playing the Piano
この商品 Playing the Piano まだレビューはありません. 私は実際には、しかし、あなたは他の項目を本製品の関連でより多くの情報を見つけることができると謝罪午前.
詳細について Playing the Piano ウィル早く早く来て.

モーツァルト:ピアノ協奏曲第20&21番


モーツァルト:ピアノ協奏曲第20&21番
>> 映画で有名なモーツァルトの2つのピアノ協奏曲。求めていた音がここにある。
映画「アマデウス」のエンディングで用いられたモーツァルト・ピアノ協奏曲第20番第2楽章。そして映画「みじかくも美しく燃え」で用いられた同第21番。もし両曲のベスト・カップリングを探しているなら、このCDを推薦する。なぜなら、両曲の特に有名な第2楽章について、テンポ、そしてピアノとオーケストラの美しい響きが醸し出す抒情性で本作に勝るものはないからだ。第2楽章だけではない。第20番は短調のときのモーツァルト独特の情念と劇的な構成、第21番は一転して長調の明るい華やぎが特徴だが、本作でのグルダ+アバド+ウィーン・フィルの演奏はそれらの的確な表現の点でも最高だ。74年の録音。しかし、オリジナル・イメージ・ビット・プロセッシグ+ルビジウム・カッティングによる音は自然で瑞々しい。



グルダに異端児のイメージを持つ人がいるなら、是非本作を聴いて欲しい。即興性を加味しながらも実に端正な、正統の枠を外れない演奏だ。第21番の2つのカデンツァは自作だが、奇をてらったものでは全くなく、曲に自然に溶け込んでいる。



クラシック初心者にも、長年のリスナーにもお薦めできる、間口が広くて奥が深い歴史的名演。それにしてもどちらの曲も第2楽章が美しすぎる!

Friday, April 22, 2011

キューピー3分クッキング with Classics vol.1~フィットネス ディッシュ~


キューピー3分クッキング with Classics vol.1~フィットネス ディッシュ~
>> 子育てにもいいです!
クラシックでもたくさんあり、どうやってCDを探せばいいかと思い気になったのがあの「3分クッキング」で流れている曲でした。この曲がはいっているCDを探して見つかったのがこのCD!育児の真っ最中の私ですが息子のお昼寝タイムやちょっとした私のリッラクスタイムにもバックミュージックに最適です!いつも聞き慣れた「3分クッキング」のテーマからゆったりとした曲がクラシックを聞き慣れていない方でもすんなりはいっていけますよ!子育て中のママにおすすめです!
>> なぜかとても愉快で、時を忘れて。
NTV系「キュ−ピ−3分クッキング」オ−プニングテ−マは、もう何年前から聴いて、覚えていたのだろう。「おもちゃの兵隊のマ−チ」というのが曲名と知って、なるほどなぁ。と思いました。なぜか愉快でとても楽しい気分になります。他にバッハやドビュッシ−などの曲が収録されており、とてもやさしい気持ちになります。なかでも「人の望みの喜び」は曲名もすてきで流れるようなメロディに時を忘れました。
>> う~ん
耳に染み付いてる人は頭空っぽにして聴けないかも・・・。

ムソルグスキー/ラヴェル編:「展覧会の絵」&ラヴェル:「ボレロ」


ムソルグスキー/ラヴェル編:「展覧会の絵」&ラヴェル:「ボレロ」
>> 空間に満ちた響きは、心地良く空気と溶けあって、聞く人を・・・・ユニークかつ独創的な名演
 チェリビダッケがロンドン交響楽団とともに来日し、この曲を生で聞いた時の感動は今も忘れらなません。

 最初のプロムナードのゆっくりした響きなど、実は本当はこうだったと最後には想ってしまうようなユニークかつ記憶に残る名演です。 

 チェリビダッケは心理学を学び、音楽とは人間の心に影響を及ぼす空間の響きと考えていたと言う話をどこかで聞いた事がありますが、この演奏はまさにそれを実現しているようです。

 ゆっくりと歌うような、語りかけるようなテンポは、まるで空間に満ちた空気と音が心地良く溶け合って、聞く人を溶かし込んでいくような錯覚すら覚えさせます。



 小さなアラや失敗なんか問題にしない。音楽は聞く人のためにある。そんな環境と溶け合ったようなゆっくりと語りかけるようなテンポが大きなスケールとなって聞く人の心に語りかけてきます。



 展覧会の絵を聞き過ぎて飽きたてしまった人でも、この曲の本当の意味はこうだったんだと納得し、聞き終わった後に爽やかな感動が残るユニークかつ独創的な空前絶後の名演です。

 推薦します。
>> おらといっしょにぱらいそさいくだ!!
 タイトルの引用は諸星大二郎先生の大傑作『妖怪ハンター 地の巻 (集英社文庫)』から。このCDを聴いたときまず頭に浮かんだのは、このセリフだった。

 決してウケ狙いだけで言っているのではない。それは、まさに天国に至る体験だったのだ。



 人間とは矮小な存在であり、その歩みもまた小さい。しかし、ただ一心に、そして力尽きる果てまで歩き切ったとき、神の国はその門を開く。

 一途さ、敬虔さが人を天国(パライソ)へと導く―――





 まさか「展覧会の絵」がかくも壮大な信仰のドラマだったとは…… この音楽についての単なる美しい曲というイメージを一変させる体験。未聴の方はぜひ聞いてほしい。もはやこれは神秘体験といってもいい。語ろうにも語りつくせない、天国へと至る体験がここにはある。



 「みんな、ぱらいそさいくだ! おらといっしょにぱらいそさいくだ!!」

 

 語りえないことを語るのが音楽であり、音楽を通じてのみ、人は天国へと至る―――





 「わしも つれていってくだせ  わしも つれていってくだせ……」
>> 私、この展覧会の生演奏聴きました 
 

最初、「えらい遅いな〜、これじゃあ最後まで持たないだろう… 」と思いました。

ところが、予期に反し、音楽が抜けないのです。それどころか、「スコアにこんな音まで書いてたのか? 今まで聞いてたのは何だったんだ!… 」

そして、自分の心臓の高鳴りを聞きながら、震えながら、最後までその音楽に身をゆだねていたのです。

今、思い出しても涙が出てきます。

Thursday, April 21, 2011

Harem


Harem
>> HAREMはUS盤がお勧め!
HAREMのアルバムを買うならUS盤が一番お勧めだと私は思います。

音質、価格、間違いなく一番良いと思います。

そして、一番のお勧めは、最後のトラックの曲です!「YOU TAKE MY BREATH AWAY」

US盤でしか聴くことが出来ないです。HAREMのアルバムでこの曲が聴けるというだけでも買う価値は十分にあると思います。

サラブライトマンに興味があってHAREMのアルバム購入を考えている方は、US盤が本当にお勧めです!

今、聴いていても色褪せる感が全く感じません。

やっぱり、良い音楽は何年経っても聞き飽きないです。
>> 美しいです。
声だけで、こんなに美しいと感じることができる存在なんて・・・すごい。

人間の女性というのは美しく在ることができるんですね。

サラブライトマンとかがもうちょっと官能的な感じです。

でもエロチックでいてもっと純粋でキレイな印象を受けます。

精神性が官能的??



海外から送るということで待ちましたが、よかったです。

私はあと数ヶ月、朝はこれでしょう。(朝起きタイマー)



もともとベリーダンスの音楽探していてためしに買ったんですが、意外でした。



バージニアアストレイやエンヤも好きですが、あたらいい声を見つけることができて、ヨロコビです。かつてキャスリーンバトル(クラシック)を天上の声と思いましたが、歳を経て、美しさの深さを知りました。



と自分的に思ってます・・




>> Beautifulだけは・・
傑作アルバム!
ただ10曲目のBeautifulだけは、さすがにMandalayのオリジナル(Beautiful <7" Canny Mix>)には勝てないなぁと思った。
でもそれはサラが悪いのではなく、曲自体が持つ落ち着いた深みとサラの高いソプラノが合っていなかっただけ。
原曲はサラとは対照的にしっとりと落ち着いた声の女性が歌っています。
オリジナルがとても良い曲なのでカバーしたいという気持ちは分かる。

モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集


モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集
>> Mozartの原点となった演奏でした
昭和41年に小学校を卒業するまで、小学校時代はモーツァルトの

ピアノ奏鳴曲を全曲稽古することに明け暮れました。

中でも手本となったのが、ヘプラー先生が昭和38年からフィリップスレコードから出された

数枚のLP盤でした。繊細で可憐な先生のモーツァルトに身も心も虜となりました。

それから20年後に再録音された演奏は、初めの録音とは一線を画し

力強いタッチと豊かな左手の和声を響かせた厚味のある、濃厚な

アーティキュレーションとアゴーギクに拘られたヘプラー先生の畢生の録音に

聴き入ることが再びできて最高に幸せです。

モーツァルトの作品には、人を勇気付ける力が込められています。

それを具現化してくださったことにヘプラー先生に感謝しています。
>> 至福!
条件はないがあえて言うなら、先ずは一寸でもモーツァルトが好きなこと。これを前提に、まず何も先入観無しにK280番台あたりを聴いてみる。耳の中と脳髄にとっくに忘れていたような美味しい、瑞々しい感覚が戻ってきて「ああ俺も結構まだ感受性鈍ってねぇんだ」と安心する。そして気が付けばへブラー女史に案内された至福の空間に漂っている俺が・・・ってなところが正直な感想。で、我に返り楽譜なぞ引っ張り出して、なぞりながら聴いてみる。今度はへブラー女史の楽譜の読みの何と自然で見事なことよ、と驚き、度肝を抜かれる。あまた有る、あくの強い解釈はそれなりに良いだろうが、この自然さはどうだ!全てのモーツァルト録音を失くしても(そんなぁこたぁ絶対ねぇが)こいつだけは脳みそのポケットに突っ込んでいつでも取り出せるようにするんだ!
>> ヘブラーの至芸
ヘブラーの演奏には恣意的な表現が少しも無く、ただ自分の持ち合わせている洗練された音楽性と技巧をひたすらモーツァルトの音楽に奉仕させるという姿勢を貫いている。その潔さとあくまでも古典派の音楽へのアプローチとしての自由自在な表現が円熟期を迎えた彼女の到達しえた解釈なのだろう。ただここでのモーツァルトは決して枯淡の境地的なものではなく、むしろ清冽な響きで奏でた瑞々しい音楽が印象的だ。テンポのとり方にも非常に安定感があり、それぞれのソナタに聴かれる明確なタッチによる細かなニュアンスとシンプルだが巧みな歌いまわしに彼女の確信が窺われる。また曲想の輪郭をむやみに曖昧にすることなく、常に明晰で研ぎ澄まされた感覚を駆使した品のある表現はヘブラーならではのものだ。どのソナタをとっても粒揃いだが、中でも白眉は第9番イ短調K.310以降の中期及び後期の作品群で、モーツァルトの自由奔放とも言える着想と深い音楽性、そして作曲技法が一つの模範的な演奏で再現されている。1986年から91年にかけての録音で音質の素晴らしさも特筆される。

Wednesday, April 20, 2011

どこかで聴いたクラシック ヴァイオリン・ベスト101


どこかで聴いたクラシック ヴァイオリン・ベスト101
>> バイオリンの曲に親しみたい人にはお勧め!
最近、クラシック全般やピアノ曲含め、このような(100曲系)商品企画が多いですね。まずはお手軽に聴いてみようという方には、こういった商品はやはり大変お勧めかと思います。



聴いたことあるんだけど誰の曲だっけ?曲名なんだっけ?っていうような曲が、たくさん入っているかもしれません。

また、初めてここでいい曲に出会って、これをきっかけに、その人の作品を探求していくなんていうのもあるかもしれません。



まずは親しんでみよう、いろいろ聴いてみようという方々に、大変お勧めです。
>> どこかで聴いたクラッシック ヴァイオリン・ベスト101
いろいろな意見があるでしょうが、聴いてみて「本当に今までに聴いたクラッシック」でした。休日の一日、就寝前のひと時、目覚めの時、101曲の中から各々の時に合ったヴァイオリンのメロディーが心を癒してくれました。星3つの意見が有りますがそうではないと思います。
>> あくまで入門
「どこかで聴いたクラシック ベスト101」のヴァイオリンヴァージョンですが、楽曲はほとんど変わらない。演奏者も一流のアーティストばかりなのに、フェイドアウトが多いのでがっかりしてしまいます。価格的にはとってもお買い得なので、とりあえず自分の好きな曲を見つけて、そこから本格的にクラシックを聴いてみる。もしくは気軽に生活のBGMにというのがベストだと思います。

伝説のピアニストたち


伝説のピアニストたち
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Tuesday, April 19, 2011

マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ 全曲


マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ 全曲
>> ヴェリスモの古典的名演
カヴァレッロの「道化師」とカップルで売られることが多かったが、私は、「道化師」はカニオのアリア以外は駄作だと思う。一方、この作品は有名なトゥリドゥの終幕のアリア以外にも珠玉の名曲で綴られた名曲揃いの名編。前奏曲、間奏曲の美しさは言語を絶するが、出てくる歌という歌が、単に美しいというより、イタリアに行って戻ってきたあの「余韻」を髣髴とさせる土着の魅力が凄い。で、この盤のよさは、既に他のレヴューで語り尽くされた感があるが、やはりセラフィンの名指揮に尽きると思う。デル・モナコは名唱だが、パヴァロッティやコレッリやビョルリンクの名唱は、肩を並べるだろう。シミオナートの名唱も、ヴァラディ、ヴァルツアなど比肩するものはある。が、全体としての叙情性は、再現不可能な良き時代の何かがある。
>> 歌手、オケ、録音と三拍子揃った名演奏
往年のデッカサウンドによる記念碑的な録音の1つ。



この演奏の凄さは、まずその抜群なサウンドにある。

1960年のステレオ録音なのに、この透明感と迫力はほとんど

奇跡的としか言いようがない。人によっては、往年のデッカサウンド

のとりこになっている人も多いと聞くが、なるほど、純粋に音楽に

酔いしれることができた。



オーケストラの演奏も素晴らしい。

セラフィンはマリア・カラスと同じ曲を録音しているが、

その時と比べると、録音のためか、よりヴェリズモ・オペラらしい

精細で劇的な表現を聴き取ることができる。

名作オペラブックスでは、音楽的劇的な規範を作り出していると

絶賛されていたが、そのとおりだと思う。



シミオナートとデル・モナコも文句なしの歌唱だ。

デル・モナコというと、同じデッカの録音の「オテロ」で

強烈な輝かしい歌が有名だが、

その一方で、「アンドレア・シェニエ」では、輝かしい歌

だけでない、その作品に対する理解の深さを感じる。

ここでの演奏は、「アンドレア・シェニエ」同様、作品に沿った劇的で

澄み切った歌唱を展開している。シミオナートも同じ傾向にあり、

マリア・カラス同様、強烈な印象が残った。



個人的には、シミオナートとデル・モナコを聴くために購入しても

おかしくないと思う。
>> 豪華なカヴァレリア・ルスティカーナ
モナコと、シミオナートは当時のスーパースターで、この録音は二人ともに、全盛期での時で、歌唱力には驚きます。モナコとシミオナートの二重唱の場面などは、思い入れたっぷりに歌われ、歌唱力だけにとどまらず、演技力(CDですが…)も素晴らしい質が有ると思われます。コンダクターのセラフィンもテンポの揺らし方、伸ばし方は、さすがに貫禄があり、聴き手を飽きさせない、時には程よい緊張感をもたらす、演奏には巨匠といわざるを得ません。セラフィンと歌手陣のアンサンブルも素晴らしく、一体感のある歌劇が楽しめます。録音の方も、往年のデッカサウンドで、安定した音質で往年のスーパースター陣の演奏が楽しめます。

バッハ:管弦楽組曲(全曲)


バッハ:管弦楽組曲(全曲)
>> 管弦楽組曲(バッハ)の最高傑作
テンポ感がよく、現代的とさえ感じられる演奏。ごてごてとせずさっぱりと一筆書きのような巧みさを感じさせる。

第1番から第5番までどれをとっても甲乙つけがたい優れた演奏だが、特に第3番の序曲の冒頭部分は、通常だと変に重たくてバランスの悪いものになりがちなところを、この演奏では華やかで雅な雰囲気を醸し出すものとして仕上げています。

また注目の第5番は作品が珍しいだけでなく、演奏自体も非常に優れたものであり、バロックと前期古典派の間で揺れ動くヴィルヘルム・フリーデマンの作風がよく現れています。



とにかくムジカ・アンティクワ・ケルンの『管弦楽組曲』と『ブランデンブルク協奏曲』はぜひとも抑えておきたい演奏です。
>> 副付点
他のピリオド楽器演奏と異なり,1番の序曲で付点音符を長く演奏しており,解説書にその理由があるのが興味深かったです.演奏も,ムジカ・アンティカ・ケルンらしく,他のピリオド楽器演奏とちがう個性が感じられます.この曲が好きな人なら一度聞き比べるのは楽しいことではないでしょうか?
>> 切れ味の鋭さが魅力です
速いテンポにシャープな響き・・・古楽器演奏なのにすごく現代的で都会的な印象です。
付録として「組曲第5番」が収録されているのも、このCDのいいところです。「第5番」はバッハではなく長男フリーデマン作とされ、今日ほとんど聴く機会のない曲なので、この録音はとても貴重です。

Monday, April 18, 2011

全日本吹奏楽コンクール課題曲参考演奏集 Vol.2


全日本吹奏楽コンクール課題曲参考演奏集 Vol.2
>> Vol.1世代にも新鮮な驚きが!
 Vol.1世代なのですが,ついでに買ってみました.

 こちらは懐かしさではなくて,新鮮さですね.東京佼成ウィンドオーケストラではなく大阪市吹奏楽団も参考演奏をするようになっていたのは知りませんでした.

 奇数年が全曲マーチのルールとか,色々あったのですねぇ.

 私はマーチは好きなんですけど,課題曲が全団体マーチとか,いやぁ,大変なレギュレーションです.

 今は無くなった様ですが,自由曲の選択でも頭が痛そうです.



 内容は単純に吹奏楽の曲集と捉えると,マーチに偏り過ぎているのはちょっと残念ですが,それなりに聴かせてくれます.
>> こちらは1の方と違い新しめの曲収録♪
これも1993年以降にコンクールに出場している世代の方々には

「懐かしい」曲がつまっているのではないでしょうか?

わたし自身もコンクールで演奏した曲が3曲収録されています。

出演しなかったものの練習してきた曲も含めると6曲収録というこ

とで個人的にはとても嬉しいものです。



こちらの方は既にCDで発売されていた音源を使っているので音質

は良いと思います。直近の昨年までの作品が入っている所が更に良

いですね。



こちらにも「名曲」として演奏会の曲目として選択される曲も多く

収録されていて、1と併せて購入されることをお勧めいたします。



また学校の備品・参考音源として購入されるのも良いかと思います。



吹奏楽コンクールの歴史は古く第1回はなんと「1940年」!

(当方の親が生まれるより前です)

今回発売されたこの「課題曲参考演奏集」は

1)が1975年から

2)が1993年からのものになりますが、丁度全日本吹奏楽連盟

が参考演奏のレコードを発売しだした年が1975年からなのです。



個人的には75年以前の曲というのも聴いてみたいような気がしま

すね(^-^;

ベートーヴェン&amp;ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲


ベートーヴェン&ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲
>> とても豪華でお買い得な1枚
 ヴァイオリン曲屈指の傑作として誉れ高いベートーヴェンの協奏曲と、パールマンお得意のブルッフ第1番とのカップリングという豪華な1枚です。しかも、定価1500円で買えるのなら大変お買い得です。

 パールマンは、決して奇を衒う演奏家ではなく、むしろ保守的な演奏家です。にもかかわらず、いつも聴き手を自由で楽しい気分にさせてくれる理由は、パールマンの奏でる歌心溢れるヴァイオリンの音色あります。それは、ヴァイオリン自体が持つ魅力を純粋に引き出す演奏をすれば、人々を感動させる音楽になるという彼の信念に由来しているのだと思います。

 そんなオプティミストのパールマンには、どこか田園交響曲を想い起こさせるベートーヴェンの協奏曲はお似合いの一曲です。難しいことは考えずリラックスして聴けます。個人的には、バレンボイム指揮のベルリン・フィルと共演したライヴ録音の方が、鋭く引き締まった演奏で好きですが、こちらも名演です。

 また、ブルッフの協奏曲もヴァイオリンの魅力をよく引き出した名演です。ブルッフはパールマンが最も好きな作曲家の一人です。世界各地を飛びまわっては好んで演奏し、多くの演奏家に影響を与えました。確かなテクニックでスケールの大きな演奏をするパールマンには打って付けのロマンティックな名曲です。

 ということで、星が5つでは足りないくらいです。普段クラシックを聴かない方にも自信を持ってお薦め出来るCDです。



Sunday, April 17, 2011

ベートーヴェン:トリプル・コンチェルト


ベートーヴェン:トリプル・コンチェルト
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チャイコフスキー&amp;ヒグドン:ヴァイオリン協奏曲


チャイコフスキー&ヒグドン:ヴァイオリン協奏曲
>> オーケストラの違いでしょうか
ヒラリー・ハーンが以前に出したシベリウスのバイオリン協奏曲は最高によかったので、5月に来日したコンサートに出かけました。ややプレミアチケットでしたので、なかなか完売できないみたいでした。エッカ・サロネン指揮のフィルハーモニック管弦楽団との共演でチャイコフスキーバイオリン協奏曲です。ライブは乗りましたね。よかったです。ハーンの鮮やかな弦さばき、決して乱暴にではなくしなやかに。きっとオケがうまくリードしていたのか、自分には技巧的に分からないのですが。よかったので、待望のCDが発売されて購入しました。実は会場でも限定でしょうね。チャイコフスキーとシベリウスのカップリングが販売されていたのですが、すでに持っていた物があり、購入せず帰宅。アマゾンでこのCDを買いました。聞いてみてがっかりです。1回しか聞いていないけれど、何かが当日の演奏と違うのです。きっと乗りでしょう。オケとの相性は良くないかも。でも彼女のチャイコフスキーの演奏上のまずさとかはないです。彼女の譜面どおりの、バッハなど得意にしていることから、非常に几帳面に演奏されていますので。私には、オケを変えてまた再録音してほしいですね。

カップリングのヒグドンは今合衆国で人気の女性作曲家とのことですが、ちょっと抽象的すぎて、好き嫌いがあると思われます。こんな組み合わせもいいかもしれませんね。彼女を悪くは思っていません。
>> SHM-CDですので、ご注意を!
演奏者や録音マスタリング等の作品そのものは、素晴らしいのですが、SHM-CDなので、音質がボケ気味になりますので、お気を付けてください。
>> 生まれてこのかたいままで聴いた中でやはり最高
外盤が出るまで我慢できませんでした。タワレコで聴いていましたが実際聴いていると一楽章はかなり心の中にかみしめながらというか、歌っていますがレガートは弱め、表現も内に秘めているような感じです。二楽章も女性の演奏に思えない、きりきりしていない。三楽章はあっさり弾いているようで鋭い切れ味も見られる。この曲に甘美さを好む方には不向きかもですが、この人の弦の音は相変わらず素朴ですばらしい。しばらくチャイコから離れられません。早く実家のプレーヤーで聴きたい。

Saturday, April 16, 2011

ベートーヴェン:交響曲第3番《英雄》[ウラニアのエロイカ/第2世代復刻/紙ジャケット仕様]


ベートーヴェン:交響曲第3番《英雄》[ウラニアのエロイカ/第2世代復刻/紙ジャケット仕様]
>> ウラニアのエロイカを聞きました。
知人に紹介されてウラニアのエロイカを購入しました。古い録音であるにもかかわらず、すばらしく鮮明な音で音楽が残されている事に強い感銘を受けます。その音楽じたいも素晴らしい存在として残されていると思われます。
>> これは凄い
いきなり第1楽章から疾走感に参ってしまいました。速いだけなら現代の演奏でも聴けますが、テンポを落として歌わせたり、小休止があったり、メリハリがありダイナミックな演奏です。しかも、ウィーンフィルの弦の艶やかな音が美しい。第2楽章の終結前の音楽が止まってしまうのではないかと思われる弱奏によるリタルダントもなんともいえません。第3楽章のテンポを落としてのホルンの強奏・・・。魅力を挙げていくときりがありません。わたしは「エロイカ」の魅力がなかなかわからず、フルトヴェングラーの1952年のスタジオ録音で初めてその魅力がわかったのですが、さらに違う世界があったとは驚きです。52年版が客観的で様式美を感じる演奏なのに対して、こちらはフルトヴェングラーが全身全霊を傾けてやりたいようにやったのでしょうか、破綻する寸前と思われるほどの振幅の激しい演奏になっています(決して破綻はしていないと思います)。様式美の52年盤、ダイナミックなウラニア盤、とそのときの気分で選ぶことになりそうです。



このデルタの復刻はすばらしいです。通常、リマスタリングでノイズ除去をするとくぐもった暗い音になってしまいがちですが、手間をかけてノイズ除去をしているので、音色の輝きが失われていません。ウィーンフィルの艶やかな弦の音、柔らかい味のある木管の音、金管の輝き、すべてが失われていません。全体の強奏部分で若干音がカサついて、ビビリますが、これは録音が元の音を捉えられなくて、もともとそうなのではないでしょうか。録音時期を考えれば驚くべき高音質です。充分現役盤です。



ジャケットやCDラベルもレコードのデザインを復刻してなかなか楽しいです。



すばらしい音ですばらしい演奏をたのしめること、デルタのスタッフの方々に感謝です。
>> ウラニア盤が素晴らしい音で復活
最高に素晴らしい! 品切れ、ようやく入手しました。マエストロの覇気のある魂を込めた衝撃的分散和音(ピッチ修正前の方が、より迫力あるかも)。豊かな音色。Vnが美しく麗しく歌い、低弦の厚く揺るがす音。ホルン金管・木管の深く生々しい音。分離の良い鮮明な音。巨大なスケール芸術が、猛然と推進力持って展開していく。小生 昔、Turnabout(TV4343)LP盤のみの所有で、UraniaLP本盤の音と比較は出来ませんですが。慎重に不要なノイズのみの除去を成功させ、鮮度の良いマスターテープに近い音で、最高の復刻音を可能にしたDELTA社の最高に素晴らしい技術陣に深く感謝・盛大な拍手をさせていただきます。[ピッチの件・ご参考までに紹介させていただきます。]ウイーン・フィルのピッチは445Hzですと元名楽団長オットー・シュトラッサー氏より、直接ご取材されました中野 雄先生のご記述があります。「ウイーン・フィルの音と響きの秘密」中野 雄著者[文春新書(279)・平成14年刊] 引用(P189〜)させていただきました。ありがとうございます。

吹奏楽による「ドラゴンクエスト」PartI


吹奏楽による「ドラゴンクエスト」PartI
>> 吹奏楽愛好者としては嬉しい
ドラゴンクエストの吹奏楽集は、過去に東京佼成ウィンドオーケストラが演奏して発売されたもの以来である。

今回のアレンジは、N響が演奏したバージョン(アポロン発売)を忠実に吹奏楽用にアレンジしたモノと見受けられる。

しかし、弦楽器から管楽器のみの編成になったことにより、テンポまで忠実に再現できているかというと、そうはいかない。

その向きは、特に戦闘の音楽により顕著に表れる。ファミコンをやり混んだ筆者にとっては納得できないテンポだが、吹奏楽経験者として言うとこのテンポが限界なのであろう。

これ以上のテンポになったら、奏者がクラッシュしてしまう。

聞くだけではちょっともの足りないかも知れないが、現役吹奏楽プレイヤーとしては良い「参考音源」になるのではないだろうか。
>> 原曲に忠実+α
予約して買いました。編曲 真島俊夫ですが原曲にかなり忠実で、真島さんらしさはあまり出ていません。しかし、14曲目のコンサート・セレクションだけは真島さんらしさが出ていると感じます。ちょっと違った感じのかっこいい序曲で始まります(タイトルのαの部分です)。よければ14曲目を試聴で聞いてみて下さい。きちんとオーケストラの原曲をin Bにして1音下げられています。

 IとIIIは、ファミコンの時に出たアポロンの音源のオーケストラに忠実です(特にIは持っている方いるでしょうか?)。個人的には、最初の音源は好きなのでいいですが、地味に忠実で練習曲のようです。IIはアポロンの音源はポップス風なので使われていなくて、ただサックスも入っていて吹奏楽にもサックスはあるし個人的には好きでこの音源を使って欲しかったのですが、スーパーファミコン以降のオーケストラ編曲の音源が使用されています。

 このCDは吹奏楽をやっている人なら、CDが出たことよりもそれにより吹奏楽の楽譜が手に入りそう、とういところが喜べるのではないでしょうか。



 Part II が出るみたいですが、たぶんドラクエIV以降の曲だと思うので、こちらも出来たら買ってみようかなと思います。



Friday, April 15, 2011

シューベルト:交響曲第8番&amp;第9番


シューベルト:交響曲第8番&第9番
>> この曲随一の名演奏(特にグレート)
タイトルの通りです。



私はシューベルトの交響曲9番(グレート)が大好きで、あれこれ集めています。

しかし、反復が多く冗長になりがちなこの曲を、ただ冗長にしているだけの「タルい」演奏がなんて多いこと…

その意味では「駄盤率」が高いのかもしれません。

しかしカラヤンは違います。速いテンポで一気呵成に聴かせます。そのスピード感に、「カラヤン演奏」という

ことも含めて拒否反応を示す方もいるでしょうけど…もったいない話です。



後年のEMI盤もあり、華麗さではそちらが上ですが、アプローチが徹底している当盤のほうが私はより好きです。

もちろん、カラヤンのファンならどちらも素晴らしいと思うはずです。



なお私が良く聴く「グレート」はカラヤンの他にはクレンペラー/フィルハーモニア。こちらは逆に、ブルックナーの

世界を予見しているような極めて重厚な演奏。しかしアプローチは全く違っても「曲の魅力を伝える」という目的を

果たした名演奏という点で一致しています。
>> カラヤンのシューベルト
Karajanはこの2曲を10年程後にEMIへも録音している。そっちはやはり70年代後期ということもあって、より重厚で華麗な演奏だ。
このDG盤は60年代後期、Karajan&BPOがまさに黄金の絶頂期を迎える少し前のもので、この頃ならではの推進力ある演奏。特に素晴らしい《グレイト》は重厚な響きが快速テンポで運ばれるドライブ感が痛快、輝く金管群も後年のものとはまた違った響きで、聴いているとスカッとする。でも、僕はやっぱり帝王の美学が徹底したEMI盤をとるかな。
《未完成》は美しく魅力的なアプローチであるが、こういう系統なら後年のEMI盤の方がさらに豊麗に聴かせてくれる。
>> 隠れた決定盤!!
この演奏、常に市場に出回ってる割には話題になることは少ないですね。右に出る者がないメロディーメーカーが描いた最高の美メロを音楽を美しく表現することにかけては右に出る者がない指揮者が振ったらどうなるか。。。考えなくてもわかりますよね。もう胸が締め付けられる位美しい演奏です。音楽は音を楽しむ事。綺麗な曲を美しい演奏で味わうには打ってつけですね。精神性を求めるあまり音楽を音に苦しむ事にしてしまってる方々には不評でしょうけどね。

モーツァルト:ホルン協奏曲全集


モーツァルト:ホルン協奏曲全集
>> 暖かく柔らかなホルンとしっとりした弦楽のコントラストが美しい… モーツァルトだねえ。
六十年ほど前の録音ってのが全く以って信じられない… アナログ録音特有の陰影豊かな深みの有る音で心地好いですね。モーツァルトは案外古い録音に良いのが多いね。EMIって何でもかんでもステレオ化ってイメージがあったけど最近の輸入盤はモノラルのままの好感が持てるリマスターだねえ、ジャズのブルーノート盤も輸入盤は音が良いですね。

カラヤンがまだ若いせいか、如何にも… って感じがなく良い指揮だと思います。ただバイオリンパートを弱音でレガート気味に引っ張らせる神経質な感じはカラヤンならでは(笑)いやぁこれ愛聴盤になりそうですね。
>> 三浦淳史が評した「メロウ」とい言葉がぴったりのホルンの音色。いいっすねぇ(酔)
 高校時代、吹奏楽部でホルンを吹いていた私にとって、この演奏はバイブルみたいなものでした。何度も繰り返し聴いて、うっとりとしたものでした(遠い目)

 

 伸びやかで、やわらかくて、円やかな音色。本来、音がひっくり返ったり外したりしやすい楽器なのに、そんなことを微塵も感じさせない絶妙のテクニック。古い録音なのに、そのハンディを軽々と飛び越えて胸に迫ってくる、これぞ名人芸と言うしかない技量。



 モーツァルトの素敵にわくわくさせられる音楽の魔法と相俟って、何てきらきらとした輝きを放っていることか。若きカラヤンの颯爽として、清々しい涼風が吹き抜けるかのようなオケの好サポートもいいですねぇ。これはもう、エヴァーグリーン的魅力を持つ、不滅の一枚だな。



 ホルンという楽器に惹かれたあなた、ホルンの音に「!!!」としびれたあなたに、何をおいてもまずこれを! と、おすすめしたい一枚。
>> ホルン奏者のバイブル的演奏
 ホルンの奏法には、朝顔を若干開き気味に、明るく華やかな音色のイギリス奏法と、逆に朝顔を閉じ気味に、丸く重厚な音色のドイツ奏法があるが、デニス・ブレインの演奏は、典型的なイギリス奏法の模範と言える演奏だ。 しかしそれ以上にこの録音は、数十年にわたって、すべてのホルン奏者にとってバイブルとも言うべきものとなっている。

 元来ホルンという楽器は、形状がコンパクトであるためにあまり目立たないが、実際にはマウスピース径に対し管長が非常に長く、管楽器の中で最も音程がとりづらい楽器と言われる (因みにウィーン・フィルでは、伝統的に旧式なF管シングル・ホルンのみで演奏するため、ホルンのミスは問題視しないという風潮さえあった)。 そのため通常ホルン奏者は、演奏前には唇のタッチが狂わないよう脂っぽい食事は控えるものだが、デニスの場合、平気で大皿のスパゲティを平らげた直後に、そのまま完璧な演奏をこなしたという。

 デニス・ブレインという天才は、設立期のロンドン響で「神の四重奏」と呼ばれた英国屈指のホルン奏者A.E.ブレインを祖父にもち、父はやはり英国一と言われたBBC響の主席ホルン奏者オーブリー・ブレインというエリート家系に生まれながら、36歳という若さで自動車事故死したという悲劇性以上に、その超越した技術によって、現在でも世界最高のホルン奏者としての地位を揺るぎないものとしているのである。

 ダムやタックウェルの演奏は非常に素晴らしいものだけれど、ある意味「スタンダード」としてデニス・ブレインの録音と聞き比べることにより、彼らの位置づけや方向性がより明確にわかってくるように思う。

Thursday, April 14, 2011

ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第5番&amp;第9番


ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第5番&第9番
>> 基本・定番・名演
"春"の出だし、オイストラフの伸びやかで情感あふれるA音を聴いただけで名演と断言してしまいたくなるに十分だ。匂い立つようなとはこういうのを言うのか。こんな音楽を奏でられるのは後にも先にもオイストラフを措いて他にはいない。"クロイツェル"でも決してエキセントリックにならず堂々たる佇まいをみせるあたりは、やはり格の違いというものだろう。



オボーリンのピアノも、優美この上ないオイストラフを堅実にサポートしている。ベートーヴェンのソナタの性格を考えれば、もっと主張してほしいという気がしなくもないが、オイストラフのパートナーとしては品格的に十分だ。このバランス感覚が名演を定番たらしめているように思える。



1962年の録音ということで音もいささか古くはあるものの、録音を凌駕する音楽の深みは十分に感じ取れる。演奏は端正極まりなく、まさに王道を行くもので、初心者に何の躊躇もなく勧められる。



疲れた心にこんなにも優しく染みるベートーヴェン。至福の時間。素晴らしい。
>> 「クロイツェル」は良いが… 「春」はちょっと堅苦しく気詰まりするね。
全集買おうかなと思って試しに聴いてみました。

実はオイストラフを聴くのは初めてだったりする(笑)きっちり弾いてるんだけど柔らかさに欠ける気がする。グリュミオーやシェリングと較べると音が渇いてパサつく感が有り聴きづらい… これでピアノが柔らかかったら少しは良いんだけどオボーリンはギレリス並に硬い音、しかもギレリスみたいな緩徐楽章の美しさ柔らかさに欠けるから息が抜けない… とても全集聴き通せないなと思いました。


>> 私の中ではこの2曲のベスト盤です
 ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ第5番「春」と第9番「クロイツェル」は、私の中では特に気に入ってる曲の1つだが、今まで聴いたCDに収録されていた演奏はどちらかと言うと自由奔放で一貫性がないように感じられ、あまり好きではなかった。だが、このCDに収録されている演奏を聴いた時、これこそがヴァイオリンソナタの演奏の規範なのではないかと感じた。テンポを忠実に守りながらも、強弱のメリハリや音色をこと細かに変えることによって、美しく豊か且つのどかで、気品高くも感情の起伏が激しい劇的な演奏になっている。気難しい顔した先生の演奏みたいだと思われる方がおられるかもしれないが、私はそうは思わない。私は、クラシックについての知識がまだまだ浅はかだが、こんな私の意見でも参考にしてもらえると嬉しい。

英雄ポロネーズ~ピアノ・リサイタル


英雄ポロネーズ~ピアノ・リサイタル
>> シマノフスキが貴重
シマノフスキのOp.3は全体で12分程度とコンパクト.

大きな感動を呼ぶ作品ではないかもしれませんが

ブレハッチの安定したテク,細やかなセンスで

聴きやすい演奏に仕上がっています.

・・・多分.他のCDで聴いたことがないので比較は出来ませんが,

彼の演奏スタイルからして,本来の曲想から大幅に外れている

ことはないはずです.



リストは今一つ.特に小人の踊りは丁寧に音を拾っていきますが,

珠が転がっていくような流麗さとは縁遠い印象.

シューマンやドビュッシーも,微妙なニュアンスの

工夫が細部に見られる佳演ですが,悪く言えば自分の枠の

範疇に収めたというか,守りに入ったというか.

特にシューマンOp.22の第3,4楽章はスピード感に欠けます.



で,一番モンダイなのは,最後の英雄ポロネーズ.

演奏自体には文句はありません.しかし,聴けば聴くほど

このプログラムの流れからは完全に孤立していています.

ボーナストラックと割り切ればそれまでですが,

ブレハッチの美学とはかけ離れた(商業的な意味合いの強い)

選定にしか思えず,それをCDタイトルにしてしまうところも興ざめ.

最後は是非,幻想ポロネーズで締めて欲しかったです.
>> 心が洗われる清らかな音色
ブレハッチはたまたまNHKの番組で目にはいり、心にしみいる美しい和音にたちまち魅了されました。彼の名も知らなかったのですが、「ショパンが生まれ変わって弾いているのでは?」と思うほど。さっそく調べて、ショパンコンクールの優勝者であること知り、すべてのCDを購入しました。他にも巨匠と言われる人、技巧の優れたピアニストは多くいますが、ブレハッチの音は純粋で優しく、心に直接響いてきます。単に「若さゆえの純粋さ」以上のもの、大いなるものの加護を受けているような、スピリチュアルな透明さを感じます。このCDでは、とくに同じポーランドの作曲家シマノフスキの演奏が光っています。こんなピアニストに出会えて、幸せです。
>> 鍵盤の貴公子然として実はとんでもないやつだ
リストでは鍵盤を支配する名人的側面も見事だが、本領はベルガマスク組曲の前奏曲、月の光シューマンのソナタの第2楽章など。和声とか弱音のニュアンスで音楽は匂うような光彩を放つ。逆に英雄ポロネーズがつまらないのは、曲がたいしたことない証拠?

Wednesday, April 13, 2011

別れの曲、幻想即興曲~ショパン:ピアノ名曲集


別れの曲、幻想即興曲~ショパン:ピアノ名曲集
>> ボレットがお勧め
ほとんどがアシュケナージの演奏だが、お勧めはボレットの演奏。晩年近くのボレットの演奏は精彩を欠いている印象があったが、この録音はなかなか良い。選曲も良し。
>> ケンプとボレットに注目!!
アシュケナージのショパンが素晴らしいのは当然として、普通「ベートーヴェン弾き、ドイツ音楽の権化=ショパンは下手?」と思われがちなケンプじいさんの弾く(1958年頃の演奏)ドイツ的幻想が花開く「幻想即興曲」(素晴らしい粒立ち、中間部とカデンツァの素晴らしさは特筆される! なかなかこうは弾けませんよ!)、「リスト弾き」として有名なホルヘ・ボレットのたっぷりとしたロマンチックな演奏が入ってこの価格とは、超お買い得。買って絶対損はしません。
>> お得!!
最近観た映画「戦場のピアニスト」で、またショパンの魅力にはまった1人です。
映画中挿入されていた、バラード第1番ト短調、夜想曲第20番嬰ハ短調などしっかり入っています!演奏者によって、表現も違うので既に何枚か、ショパンのCDを持ってる人にも、おススメです。
アシュケナージの演奏(全曲ではありませんが)を安く購入できるのも魅力的!

チャイコフスキー:交響曲第5番


チャイコフスキー:交響曲第5番
>> 圧巻の1812年
チャイ5は情感たっぷりに歌われるが、私の求めていたものとは、かなり違うので戸惑った。

この小澤のチャイ5は、テンポは少し速めで、メリハリは強いが、統一感に乏しい。



近年ではディトワの様な、軽妙であっさりとしたチャイ5も好まれているが、一つの味だ。

この小澤の演奏は、味という点においてはあいまいだと言うしかない。

ただ、それでも、全体のレベルはかなり高いとは言えるが。



しかし、カップリングの1812年は圧巻。

この人気曲を緻密に組み立て、圧倒的な緊張感を伴って「聴かせて」くれる。

録音も優れている。



1812年のために、本CDをおすすめしたい。




>> 「あじ」のあるチャイコ
小澤征爾の特徴が良くでている華やかな演奏だと言える。



小澤の特徴というのはは少なくとも2つあると言える。一つ目は、独特のリズム感。そして、二つ目は、緻密なアンサンブルである。「チャイ5」に「1812年(いっぱち)」という共に勢いや迫力任せの演奏が多いこれらの2曲が巨匠の手にかかると姿を変える。それを裏付けているのが、彼の持ち味である独特のリズム感とアンサンブルである。音圧や音量よりも、リズム感や歌、テンポ感がしっかりと伝わってくる。アンサンブルが抜群。そのため「エキサイトする」演奏というよりは、小澤の持つ「あじ」が垣間見られる「面白い」演奏であるといえる。なので、一部の方には受け入れられないかもしれない。



いつもとは全く異なる「チャイ5」、「1812年」を聴きたい方。「小澤征爾」を聴きたい方におススメ。

「1812年」の終盤に様々な音色の大砲が使われているのも聴きどころ。


>> そこまでヒドくもないが、何かよくない。
こういうヴィルトゥオーゾ集団というのは、自主性に任せて自由に弾かせるよりも、ある程度強引に引っ張っていく方が引き締まったいい演奏をするんじゃないだろうか。…序曲「1812年」の方は緊張感があり、ビシッと筋の通った好演。一方チャイ5は、悪いとまでは言わないが、一言で言うと何か締まらない感が残る。小澤さんのあまり歌い込まずスッキリとした表現や、比較的ゆっくりなテンポ設定にBPOがイライラしているとでも言おうか、やや求心力に乏しい弛み気味の演奏。あえてこれは小澤さんの問題ではなくBPOの側の問題だ、と申し上げたい。…もちろん管楽器をはじめ音は大変よく、一定以上のレベルの演奏であることは確か。「1812年」は☆5つ、チャイ5は☆4つ、平均4.5といったところ。

Tuesday, April 12, 2011

ショパン:ピアノ協奏曲第1番&amp;第2番


ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番
>> レコードの時代から
レコードで持っていましたが レコードを処分してしまったのでなかなかルービンシュタインのショパンにめぐりあえませんでした。

日本では、ロシアのピアニストより人気が 無かったようですね。何故なのかわかりませんが

私は、ルービンシュタイン、ライナー、オーマンティーが 組んだ 協奏曲は、とても好きです。

とりわけこのショパンは、録音の古いのから比較的新しいといっても1970年代であるが 私のような

年代にとっては、とても懐かしい。

信念がはいっているという演奏を感じる。
>> 初めて聴いた時は鳥肌もの!!
僕が今まで聴いてきたショパンの協奏曲は、アルゲリッチやアシュケナージ・ポリーニなど今も尚現役で活躍中の技巧派ピアニストの録音ばかりだった。テクニックの面で満足することはあったが、繊細な音の響き・・・つまりショパンの醍醐味を感じられる演奏は、このルービンシュタイン盤に尽きると思う。年老いてからの録音みたいで、テクニック面の物足りなさは若干あるが、美しさに注目して選ぶのであればルービンシュタインは必ず聴くべきである!
>> 繰り返し聴きたくなる
ルービンシュタインの演奏は危なげがないので安心して聴ける。ミスタッチもなんのその、全く気にさせない余裕がある。録音年代が古いにも関わらず、現代に録音された演奏よりも素晴らしく聴こえるのはなぜだろう?



1番、2番とも、繰り返し聴きたくなる一枚だ。

ショスタコーヴィチ : 交響曲 第5番


ショスタコーヴィチ : 交響曲 第5番
>> 素晴らしい!
 このレビューを書いているのはクリスマス・イブです。よって込み入った話は抜きにします(笑)。

 わたしがこの盤の演奏をきいたのは学生時代。もう30年前でしょうか。つよく、ひきつけられました。バーンスタインがこの演奏をしたのは1959年。ニューヨーク・フィルハーモニックもこの頃は素晴らしい機動力を誇っていました。その後「白熱のライヴ」と銘打って日本におけるライヴ録音が発売されました。けれど、残念ながらオーケストラの力はかなり、おちていました。ミトロプーロスが築き上げた財産を、バーンスタインは10年で使い果たしてしまったようです。これは余談ですが日本公演の録音はすくなくともひとつの楽章、もしかしたら全楽章が別テイクだ、という噂があります。まあそれはわたしにはどっちでもいいですが。



 この1959年盤におけるバーンスタイン(とニューヨーク・フィルハーモニック)の演奏は徹底的なまでに「煽る」演奏です。第三楽章の、ちょっと恐怖感を抱くほどの「静けさ」から第四楽章へ移る際の「爆発」は、比肩するものなし。そもそもが「こんなに速くて大丈夫だろうか」と思っているところに、さらにもう一段階アッチェランドがかかって、それで崩れない! ここまで完璧にやられれば、もう降参するより仕方ありません(笑)。



 バーンスタインを愛するききては彼がどういう感覚の持ち主であったか、よくご存知でしょう。この盤にこそ彼の出発点があったと、わたしは思います。
>> 第5番の魅力をストレートに表現した、バーンスタイン若き日の名演奏
1980年代に日本に巻き起こったマーラー・ブームのさなか、「マーラーの次はショスタコーヴィチ」と、まことしやかに語られていた時期があったのだが、その後、現在に至るまで、ショスタコーヴィチの15曲の交響曲のうちで、定番曲として定着したのは、この第5番と第10番くらいだろう。 



私も、ショスタコーヴィチの曲にまつわる政治臭と、現代曲特有のとっつきにくさから、ショスタコーヴィチの交響曲のほとんどは聴く気がしないのだが、第5番と第10番、特に、第5番は、古典派やロマン派の名交響曲と比較しても全く遜色のない名交響曲だと思う。



バーンスタインのショスタコーヴィチの交響曲は、昔から名盤として定評があり、この第5番も、いずれもニューヨーク・フィルを指揮した1959年録音のこの旧盤と、1979年の東京文化会館でのライヴ演奏を収録した新盤とも、評論家諸氏の極めて高い評価を得ている。



20年もの年月を経たこの二つの演奏の間には、とても同じ指揮者による演奏とは思えないほどの大きな違いがあるのだが、私は、断然、この旧盤の方を取りたい。スタジオ録音盤とライヴ盤を比較した場合、通常は、ライヴ盤の方が白熱した演奏になると相場が決まっているのだが、この二つの演奏に限っては、全く逆なのだ。新盤演奏当時は、まだ、バーンスタインの晩年という時期ではないのだが、新盤の演奏には、明らかに晩年の特徴が出ており、極めてテンポが遅く、表現に深みはあるのだが、暗く、内省的で、躍動感がないのだ。それに対し、旧盤は、新盤より3分30秒以上も速いテンポで、ストレートにこの曲の魅力を表現しており、新盤よりメリハリ豊かで、特に、第1楽章や第4楽章の熱気溢れる圧倒的迫力では、完全に新盤を上回っている。例のボルコフの証言は、この曲へのアプローチにはさほど影響しないともいわれており、私は、旧盤で、素直に、この曲の魅力に浸りたいと思う。 


>> 魂の壮絶なる演奏
最近テレビドラマの中で流れて注目が集まったこの「交響曲第5番」は、20世紀を代表する作曲家ショスタコーヴィチの最も有名な交響曲です。



バーンスタイン指揮の同曲は他に1979年のライブ録音が有名ですが、この1959年の演奏は「抑圧の克服から勝利へ」というテーマにバーンスタインの魂がより融合した壮絶な演奏となっています。



東京文化会館で行われた1973年5月26日のムラヴィンスキー指揮/レニングラード・フィル(ALTUS盤)、1981年5月にロンドンで録音されたハイティンク指揮/コンセルトヘボウ(DECCA盤)の演奏と共に私のクラシック人生の宝物です。

Monday, April 11, 2011

commmons: schola vol.6 Ryuichi Sakamaoto Selelctions:The Classical Style


commmons: schola vol.6 Ryuichi Sakamaoto Selelctions:The Classical Style
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ツィゴイネルワイゼン/ヴァイオリン名曲集


ツィゴイネルワイゼン/ヴァイオリン名曲集
>> 最高の演奏
サラサーテのカルメンが聞きたくて、アルバムを探していたら、この作品に行き当たりました。お目当てのカルメンはもちろんですが、1曲目の「ツィゴイネルワイゼン」から圧倒されました。何というテクニック、何と深い感情表現。ムターの素晴らしさとともに、ヴァイオリンという楽器を見直しました。傑作だと思います。
>> ムターの真骨頂
【ツィゴイネルワイゼン】

言わずと知れたヴァイオリンの名曲。もう耳にタコができるほど数々のヴァイオリニストの演奏を聴いたが、ムターのこの演奏は抜きん出て凄い。曲想が濃厚なだけにムターには打って付けなのだろう。豚骨のように粘り絡みついてくるが喉ごしは爽やか。聴く時のタイミングにもよるが、出だしから引き込まれてしまえば、曲の中にのめり込んだまま演奏終了まで出てこれなくなるだろう。



【悪魔のトリル】

このチャーミングな名を持つヴァイオリンソナタが、今まで聴いたすべての曲の中で一番好きかも知れない。作曲者タルティーニの夢枕で悪魔が弾いた曲という逸話も、あながち作り話ではないようにも思えてくる。それほどまでに、この世のものと思えぬ怪しい美しさを持つ曲だ。霊感という言葉は、あまり日常的に使われないが、この曲にこそふさわしい。深淵な短調の旋律には神的、霊的なものを感じずにはいられない。



さて「悪魔のトリル」、誰の演奏で聴こう。ここはやはり、グルミョーかムター。ムターの演奏は非常にアクが強いものだが、それがこの曲には絶妙にフィットする。まるで彼女のために書かれたのではと思わせるほどだ。
>> 凝り過ぎ
 名人と名門の競演として期待して聴いたのだが、ヨーロッパでは繰り返し演奏される曲のためなのか、独創的な演奏を求められたのか、彼女の苦悶の結果の演奏では難解な解釈と技巧が若干前に出たきらいがある。

 男性独擅場であった第一バイオリンの座をヘルベルト・フォン・カラヤンに与えられた彼女は、確かに一流のバイオリニストに育ったしその様な評価も受ける名バイオリニストではあろう。しかし、その肩書が彼女に心理的変化を与えたのか、その後の彼女の演奏はどこか悩み続けているように見える。

 ヨーロッパでは数少ないソリストなのだからもう少し頑張って肩の力を抜いて(決して手を抜くという意味ではなく)頑張っていただきたい。よって星四つ。

Sunday, April 10, 2011

時任和夫 「ピッコロ・ヴィルトゥオーゾ」 (KAZUO TOKITO : PICCOLO VIRTUOSO) [日本語解説書&amp;オビ付]


時任和夫 「ピッコロ・ヴィルトゥオーゾ」 (KAZUO TOKITO : PICCOLO VIRTUOSO) [日本語解説書&オビ付]
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月の光


月の光
>> いいものはいい
クラシックに興味を持ち始めた中学生の頃、この富田勲サウンドにも魅せられました。

やはり今聴いてもいいものはいいですね。

心が癒されるのと同時に、当時のことがよみがえります。

このアルバムは、『惑星』に次いで好きなアルバムです。
>> ドビュッシーという選曲が光るアルバム
モーグ・シンセサイザーの可能性をリスナーに届けた冨田勲のデビュー・アルバムにあたります。1974年の発売当時、この「未来」の機械で創る音楽に対して賛否両論が巻き起こりました。今では全く議論の余地のない評価ですが、当時はシンセサイザーに対するある種の偏見があったのも事実です。多チャンネル・テープレコーダーでの録音もまた昭和という時代を感じさせます。



冨田勲が素晴らしい作曲家として活躍し、多くの作品を残していたからこそ、シンセサイザーの可能性を探るためにドビュッシーをテーマに選んだのでしょう。この色彩感覚に溢れる印象派の代表とも言えるピアノ曲をオーケストレーションのように扱い、従来の既存の楽器の概念を超えたシンセサイザーの音色で彩ることで、未来の音楽の姿を見せられた思いがしました。



ドビュッシーの原曲のピアノ曲も素敵ですが、オリジナル曲の良さを最大限にいかしてここに新しい音楽が提示されています。冨田勲の創る音楽世界観がしっかりと構築されているからこそ、世界中のリスナーに支持される音楽が創り得たわけでしょう。最初にアメリカのRCAが着目したという逸話から、その斬新性と普遍性が感じられます。



「夢」「月の光」「アラベスク第1番」「亜麻色の髪の乙女」など大好きな曲が素敵なドレスに衣装替えをして登場した思いがしたものです。

名映画評論家であり、オーディオ評論家の故荻昌弘氏の解説を懐かしい思いで再読しています。素晴らしい音楽は時代を超えて生き続けていくという見本のようなアルバムでしょう。
>> 意外と音質が悪い
 音楽的なことはさておき、オーディオマニアの視点から言うと、

意外と音質が悪いのに驚いた。

以前アナログレコードで聴いていた時は、

これ程音質が悪いとは思わなかったのだが。

音質に関しては時代を感じざるを得ない。





Saturday, April 9, 2011

La Voce


La Voce
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ラヴェンダーの咲く庭で(仮)


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Friday, April 8, 2011

ベートーヴェン:交響曲第1番&amp;第9番


ベートーヴェン:交響曲第1番&第9番
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ベスト・オブ・ベスト/日本の名歌


ベスト・オブ・ベスト/日本の名歌
>> とてもよい
歌っているのは、一流のオペラや歌曲の歌い手で、いずれも端正な歌いぶりである。クラシックの好きな人向きかもしれない。



私がこの歌集を買う気になったのは、斉藤佳三の「ふるさとの」が、入っていたからである。母が、生前、この歌を台所でよく口ずさんでいたのを懐かしく思っていたが、改めて聴いてみて、胸が熱くなった。信時潔の「沙羅」が入っているのもうれしい。「海ゆかば」 (私は名曲だと思うが) のせいか、彼の歌をめったに聞く機会がないのを残念に思っている。



「カチューシャの唄」や「ゴンドラの唄」は、出だししか知らなかったが、今回、全曲を聴くことができた。何度も聴きたいとは思わないが、当時の人のものの感じ方に触れることができたような気がして、興味深かった。


>> う〜ん・・・
童謡が好きで、もっと色々覚えたくて購入。

買ってビックリ!

なんと歌詞カードが無い。

CD中の、ある女性の方の歌い方がほとんど震えてるような歌い方で変。

声を震わしすぎで、歌詞も聞き取りにくくなってしまっている。

ボニージャックスのCDを持っているが、彼らの歌う童謡は、

このCDとは比べ物にならないほど上手い。

例えば「この道」の「ああ、そうだよ」の部分では、このCDでは「ああ」の部分が

悲しみの「ああ」に聞こえてしょうがない。

童謡を聴く側に、情景・懐かしさ・気持ちをうまく伝えるようにし、

童心にかえらせ、好奇心をくすぐるような歌い方をしないと、童謡は生きない。

この人の歌い方では、この人の歌い方(歌声)そのものは伝わるが、その他は何も伝わってこない。

「童謡」という存在を忘れてしまっているのではないか。

多分、この人は何を歌ってもこの歌い方なのだろう。

あまりにも変な歌い方なので、母に「この人の歌い方、どう思う?」と一曲聞かせたら、「疲れる」と言っていた。
>> 日本の名歌 次世代へ歌い継ぐもの
瀧廉太郎作曲の「荒城の月」「花」「箱根八里」、山田耕筰作曲の「この道」「からたちの花」など日本の古典的歌曲を始め、珠玉の作品を集めたと言える歌曲集です。この4枚組に収められた115曲は、後世に歌い継いで欲しい曲が沢山含まれていました。懐かしの小学唱歌や童謡も多く含まれていますので、幅広い年代に愛される企画だと思いました。



収録されている声楽家も素晴らしいメンバーでした。立川清登、伊藤京子、中沢桂、松本美和子、澤畑恵美、中村邦子、木村宏子、中村健、永田峰雄、斎藤昌子、吉田浩之、本宮寛子、そして関西を中心に活躍しながら、今や全国的な活動を広げている三原剛、畑儀文、そして日本の声楽界における重鎮・畑中良輔の「沙羅」の名唱を聞くことができます。ここに収録された何人かの声楽家の声を聴きましたが、CDとして聞くとそれぞれの発声法における個性の違いが結構分かり、新たな発見がありました。



録音年代が書かれていません。結構幅広い年代にまたがっているとは思いますが、聴感上の支障はなかったですね。ピアノ伴奏は、声楽、合唱伴奏に多くの録音を残している三浦洋一、浅井道子によるものが大半ですが、他に青島広志、塚田佳男、藤井孝子という名も見えますので、安定した音楽が展開されています。



これらの録音の貴重さは、何人かの方がすでに鬼籍に入られていることから日本の声楽家の歩みという点から見ても歴史的な価値を見出します。



全曲とも解説が書かれていますし、小山晃氏による声楽家の紹介も詳しいものでした。ただ出来れば伴奏のピアニストの紹介があっても良かったかな、と愛好家の一人として思います。

Thursday, April 7, 2011

Journey: Best of Adiemus


Journey: Best of Adiemus
>> 女神のコーラス
七色に輝く大空で、天使たちが、神を讃えてコーラスしている。そんな圧巻の響きがある。 これはもはや天から授けられたかのような、至福の一枚である。 エンヤといい、このアディエマスといい、あちらのミュージシャン特有の霊的な世界観や、荘厳な大自然を彷彿とさせるようなエネルギー、神懸かったメロディラインはすばらしい。 とてもじゃないけど、日本人にはマネできない趣がある。 という訳で、必聴の名盤です。人気番組『オーラの泉』でBGMとして使われていた曲もありました。「ラーソラミーソーラー‥」の続きがあんなことになっていたなんて…驚きです! おすすめトラックは全部です。

虹のリズム/平吉毅州


虹のリズム/平吉毅州
>> 模範演奏・参考演奏としては、注意が必要
曲自体については楽譜の方のレビューに記した。

このCDは、現状同曲唯一のCDと思われる。楽譜とおなじデザインのジャケットを使用しており、あたかもこの曲の模範CDであるかのような雰囲気を醸し出しているのが、やや気になる。一つの素晴らしい演奏例であるとは言え、演奏者のクセというか、楽譜にない抑揚が随所に聞き取れるので、模範演奏・参考演奏として入手した場合には、注意が必要。もちろん、それにこだわらなければ良質な演奏・録音であると言える。
>> 素敵な曲ばかり!
この中の1曲を子供がコンクールで弾くことになりました。

我が子の弾き方・感じ方があるとは思いましたが、高橋さん

が弾かれたらどうなるのか?ということが知りたくて購入に

至りました。どれも素敵な曲ばかりでした。平吉毅州は素晴

らしい作曲家ですね。短い曲(小品)ですが、大人も十分に

満足出来ます。色々な子供のための曲集がありますが、私は

これが一押しです。
>> 音質が良い♪
何曲か発表会で聴き知っている曲も入っているため購入しました。
音質がとても良く、聴いているとピアノの細かい音までが良く響いてくるので発表会のコンサート会場で聴いているような聴き心地ちがあり自然に親しめます。購入して良かったです。

Wednesday, April 6, 2011

カルメン幻想曲~パールマンヴァイオリン名曲集


カルメン幻想曲~パールマンヴァイオリン名曲集
>> 買って文句を言える代物じゃない・最高傑作
あの〜ズービンメータって変わった名前ですね

そう近じかイスラエルフィルの指揮者として来日予定だって

するとCDも人気が出るのでしょうね

もう今一流の指揮者ですよ

オケも世界10傑に入ってるのを知らないのですか

じゃこの1000円で買えるCDを買ってみてはどうですか



そう言えば最近ラジオでカルメン幻想曲とかケッタイナ題名の音楽を聞いた

そうです

カルメンは有名ですね

このカルメン幻想曲もバイオリンの有名な曲ですよ

パールマンという今超一流のソリストが、同じイスラエル人のメータと仲のいい演奏を聞かせてくれます



いいじゃないですか

バイオリン協奏曲って、チャイコフスキー ベートーベンなどオケが主体の賑やかなものが多いのですが

これはバイオリンソナタみたいですよ



一押しは詩曲です

和楽器の曲にも同じ名前のものがあって、どういう意味か知りたくて友人に聞けば

詩曲とはポエムだって

そんなことわかっているのに



正直 良かった
>> パールマンの心の詩
CD売場で廉価盤コーナーで当てもなく探し、偶然買った1枚。

これまでのコメントにもある通り、ショーソンの詩曲は必聴。

その他でもパールマンのテクニックが存分に活かされている。

バイオリンの在り方の一つの見本。

メータ、ニューヨークフィルとの相性もよい。

音にはまるとはこういうことかと気付かされました。

値段を考えれば買いの一言。
>> ザッツクラシック!!
 これぞクラシックという程のドラマチックな演奏と曲!パールマン最高。

Handel Variations


Handel Variations
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