Wednesday, February 16, 2011

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 他


ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 他
>> 上機嫌なブラームス
若き天才ヒラリー・ハーンは、ブラームスの第3楽章を心軽やかにスキップでもしそうな快活な上機嫌さで一気に弾き切っています。コンチェルト全体のバランスを考えれば、この軽やかさこそ、ここで作曲家が求めたものだったのだという説得力があると思いました。従来の主流だった「白熱的」な演奏は、解釈というよりも、ここに仕掛けられた残酷なまでの重音のハードルに対する演奏者の技術的な余裕の無さ、そのための必死さだったのではないか、という気さえして来てしまいます。それほど、ここでのハーンの弾きぶりは卓越していると感じます。楽曲に対するイメージを一変させる力を秘めた見事な演奏だと思います。
>> ヒラリー・ハーンのブラームス
ムターの力強い演奏とは違って、美しい音色を奏でるブラームスのヴァイオリン協奏曲。デビュー盤のシャコンヌで清んだような音色に聴き入ってしまいましたが、これも同じような感動モノです。
>> 瑞々しい演奏
ストラビンスキーの協奏曲が聴きたくて購入しました。

ヒラリーは、ブラームスの作品にも言えることですが、演奏技能が高い低いを超えて、心の琴線に触れる演奏家ですね。

名演だと思います。

No comments:

Post a Comment