ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番&第5番
>> 歴史的名園(ライブ)
レコード時代から名盤としてブレンデル、ルプー、バックハウス、リヒテル等々の奏者が名を連ね、きら星のごとく名演、名盤が世に送り出されてきました。親しみやすい名曲のおかげだと思いま。裏を返せばそれだけ天辺を執るのに難しいということです。この盤は「はんぱね〜」程に指揮者とミケランジェリの息もピッタリであります。この盤をもって「皇帝」の天辺(てっぺん)だと私は推奨いたします。
>> ミケランジェリ開眼
ミケランジェリのピアノに関しては皆さんの絶賛に同感です。明快なテクスチャーと硬質で透明感と輝きのある音色、主役として演奏の中心にそびえ立つ、正に別格の演奏。ピアノパートだけの魅力ならNO.1を争うでしょう。でもジュリーニ・ウィーン響が格下に感じられるのは私だけでしょうか? 完璧主義者のジュリーニなのにオケに特別の魅力がない。必要充分だけどピアノに負けてるよなあ、と感じてしまいました。トータルの好みでは3番目くらいかな?
>> 信じがたいまでに素晴らしい、完璧な演奏
「皇帝」とは、もちろん、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番に付けられた名前である。だが、この演奏を聴くと、それは、もしかすると、ミケランジェリと言ふピアニストの為の付けられた名だったのではないか?と言ふ気がしてして来る。
信じがたいまでに素晴らしい演奏である。−−三島由紀夫の文章の様な演奏とでも言ったらいいのだろうか。−−「皇帝」に関しては、もう、他のピアニストの演奏を聴く気がしなく成ってしまふ様な、完璧な演奏である。
ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番も、素晴らしい。この協奏曲は、演奏によっては、作品の欠点が感じられてしまふ事も有るが、ミケランジェリのこの演奏では、もちろん、そんな事は全く無い。本当に、宝の様なCDである。
(西岡昌紀・内科医/ミケランジェリが生まれた日に)
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