Friday, April 1, 2011

ショパン:夜想曲集


ショパン:夜想曲集
>> うっとり
ポリーニの夜想曲は聞いてない。きっと素晴らしいだろう。

だけど、私はポリーニが苦手。ベートーヴェンもショパンも、バレンボイムがいい。

指揮者であることも関係するのだろう。曲をすっかり手の内に入れて、余裕をもって音楽を届ける。決して攻撃的にならず、聞かせどころを外さず、一曲ごとの物語を豊かにつむぐ。決して技術が曲想をはみ出すことがない。夜想曲集は彼のピアニズムに合っている。耳や頭を静かに巧みにマッサージしてくれる感じ。まさに、うっとりさせられる。

唯一の後悔は、輸入盤で手に入る全曲盤を買うべきだったか、ということ。
>> 心に寄り添うノクターン
自分も6歳からピアノを習っていて、やっぱりショパンが大好き!中でもノクターン集はお気に入りで。今まで色々なピアニストが演奏する「ノクターン」を聴いてきましたが、バレンボイムの演奏がぴったりと「心に寄り添」ってくれます。ノクターンの2番は映画『愛情物語』で紹介されてからショパンの代名詞になってしまいました。1番は某携帯会社のコマーシャルのBGMに使われて「聴いたらわかる」ひともいるかも。でも私がいちばん好きなのは何といっても20番!映画『戦場のピアニスト』で主人公が弾いていたし、最近ではテレビドラマ『風のガーデン』のせつない主題歌にもなって知名度がアップしましたね。バレンボイムは技術よりその曲想が素晴らしくて。心がくたびれたとき、私はこのCDをリピート機能でかけっぱなしにしておきます。「大変だったね、でも大丈夫だよ。」と心に語りかける、そんな演奏です。

No comments:

Post a Comment