Monday, April 4, 2011

ドビュッシー:ピアノ作品全集第1集


ドビュッシー:ピアノ作品全集第1集
>> やわらかく、あたたかな音と香りに満ちたドビュッシー
 ドビュッシーのピアノの透きとおったやわらかさ、ほのかなあたたかさが、心地よく伝わってくる二枚組のCD。同じピアニストによる『月の光〜ドビュッシー:ピアノ名曲集』がとても素晴らしかったので、曲の重複を差し引いても購入する価値ありと考えました。



 結果は、当たり! 前述の抜粋盤(二枚組CD)に比べて、曲の解説がずっと丁寧で充実していたこともありますが、同じ音源の演奏のはずなのに、こちらのオリジナル二枚組盤のほうが、アースのピアノの音がクリアーでやわらかみがあると感じました。どうしてこういうことが起こるのか、私の気のせいなのか、CDの質のせいなのか、原因は分からないのですが。



 CD1(収録時間 73:16)では、『夢』と、『ベルガマスク組曲』の四曲「前奏曲」「メヌエット」「月の光」「パスピエ」が、本当に素敵な演奏で魅了されました。

 CD2(収録時間 69:33)では、『喜びの島』がよかった。ゆったりとしたテンポで広がっていく音楽のファンタジア。わくわくしました。



 手頃な値段でドビュッシーのピアノ曲を聴いてみたい方には、同じアースの『月の光〜ドビュッシー:ピアノ名曲集』がおすすめ。幅広く、色んなドビュッシーのピアノ曲を味わってみたい方には、こちらの第1集、ならびに、第2集の『ドビュッシー:ピアノ作品選集』がおすすめです。



 録音は、1970年12月〜1971年4月。パリ、リバン聖母教会にて。
>> クラシックに一味。
私が「クラシックピアノを聴きたい!」と思って初めて選んだのがドビュッシーのこのCD。(ピアノ作品が全て収録されているし、もちろん第2集も合わせて買いました。)なぜドビュッシーだったかと言うと、映画監督の岩井俊二さんがドビュッシーを好きらしく、彼の映画音楽にも影響していると思ったため。(私は彼の映画音楽が好きです。)
ドビュッシーの音楽は、クラシックに一味加えたという感じで、より個性的で独特な印象を受けます。軽快で優しい曲が多く聴きやすいと思います。クラシックはちょっと苦手という人にもお勧めだと思います。
>> 素晴らしきドビュッシーの世界
私が初めてドビュッシーの作品を聞いたのはオケでの演奏であった。オケならではの壮大に、豊かに広がるドビュッシーの世界も素晴らしいが、それとはまたひと味違う、ピアノならではの繊細で透明なドビュッシーの世界に心洗われる思いである。(思わずため息・・)モニク女性ならではの柔らかなそれでいて芯のあるタッチ、目を閉じて聞き入れば無限に広がって行くようだ。星4つの理由は、これから演奏家の聞き比べをしようと思っているからで、今後マイランクがどうなっていくか楽しみである。

No comments:

Post a Comment