パガニーニ:24のカプリース(全曲)
>> 超絶技巧だけでないという全曲の意味が,初めて分かる味のある演奏!
パールマンの演奏でも、全曲を一度に聴くのが苦しかった超絶技巧曲。
ミンツ盤は、テクニックはもちろんよいが、音もきれいで、非刺激的で落ち着いている。一曲一曲味わい深く、楽しめて、いつまでも,繰り返し聴ける演奏だ。
きっと,テクニックをクリアした上で、曲の解釈を自分で十分咀嚼し、納得して演奏しているからだろう、余裕があり、楽器を歌わせているのに、どこまでも自然。全曲を聴いていても、全然嫌にならない自分がいるのだ・・不思議。もちろん、これまでパールマン盤で聴いて来たというベースがあるにしてもである。
ヴァイオリンを習っているお子さんにも,安心して聴かせられる演奏だ(みどり盤では、音はキンキンして、途中で退屈されて終わり!)。録音はこちらの方がいいが、独特の間を取っているところがあるので、初めて聴くならパールマン盤、ということになるかもしれない。
>> 異次元の名演。
この曲に於ける、数ある録音の中でも、間違いなく断トツ、異次元の名演。名盤中の名盤である。
この価格ならば買わない理由は無い。是非とも御一聴をお勧めしたい。
最近リリースされた、某日本人女流奏者の盤が持て囃され、絶賛されている様だが、このミンツ盤を知らないのか、はたまたそのルックスに惑わされているのか・・・。
ミンツ氏には、本盤録音当時の輝きを取り戻される事を、切に願う。
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