シューベルト:交響曲第8番&第9番
>> この曲随一の名演奏(特にグレート)
タイトルの通りです。
私はシューベルトの交響曲9番(グレート)が大好きで、あれこれ集めています。
しかし、反復が多く冗長になりがちなこの曲を、ただ冗長にしているだけの「タルい」演奏がなんて多いこと…
その意味では「駄盤率」が高いのかもしれません。
しかしカラヤンは違います。速いテンポで一気呵成に聴かせます。そのスピード感に、「カラヤン演奏」という
ことも含めて拒否反応を示す方もいるでしょうけど…もったいない話です。
後年のEMI盤もあり、華麗さではそちらが上ですが、アプローチが徹底している当盤のほうが私はより好きです。
もちろん、カラヤンのファンならどちらも素晴らしいと思うはずです。
なお私が良く聴く「グレート」はカラヤンの他にはクレンペラー/フィルハーモニア。こちらは逆に、ブルックナーの
世界を予見しているような極めて重厚な演奏。しかしアプローチは全く違っても「曲の魅力を伝える」という目的を
果たした名演奏という点で一致しています。
>> カラヤンのシューベルト
Karajanはこの2曲を10年程後にEMIへも録音している。そっちはやはり70年代後期ということもあって、より重厚で華麗な演奏だ。
このDG盤は60年代後期、Karajan&BPOがまさに黄金の絶頂期を迎える少し前のもので、この頃ならではの推進力ある演奏。特に素晴らしい《グレイト》は重厚な響きが快速テンポで運ばれるドライブ感が痛快、輝く金管群も後年のものとはまた違った響きで、聴いているとスカッとする。でも、僕はやっぱり帝王の美学が徹底したEMI盤をとるかな。
《未完成》は美しく魅力的なアプローチであるが、こういう系統なら後年のEMI盤の方がさらに豊麗に聴かせてくれる。
>> 隠れた決定盤!!
この演奏、常に市場に出回ってる割には話題になることは少ないですね。右に出る者がないメロディーメーカーが描いた最高の美メロを音楽を美しく表現することにかけては右に出る者がない指揮者が振ったらどうなるか。。。考えなくてもわかりますよね。もう胸が締め付けられる位美しい演奏です。音楽は音を楽しむ事。綺麗な曲を美しい演奏で味わうには打ってつけですね。精神性を求めるあまり音楽を音に苦しむ事にしてしまってる方々には不評でしょうけどね。
No comments:
Post a Comment