4大ヴァイオリン協奏曲集
>> 私もブラームスの第一楽章は危なっかしいと思う… ヨッフムと相性悪いんだね。
ヨッフムは協奏曲なのに交響曲みたいな指揮をしている… 彼の重厚な音作りを聴きたくて買ったんじゃないんだよね、ただミルシテインの名演が聴きたいだけなんだな、そんな基本的な事が全く解ってない… 私の中でヨッフムはベーム、ジュリーニと並ぶ最高の指揮者だったんだけど株を下げたね。 逆にアバドの交響曲を聴いてどこら辺に美学があるのか全く以って理解できなかったんだけど彼は協奏曲ではソリストの魅力を最大限に引き出す素晴らしい指揮をしている… メンデルスゾーンなんてミルシテインの弾きたいテンポで好きな様に弾けてる、やっぱりブラームスは窮屈そうだ… アバドは如才ない、細やかな気配りが効いてて割りと軽快なリズムがミルシテインに合っててバイオリンがよく歌ってます。そりゃあそうだ… 元はオペラを振ってたんだからね。ウィーンフィルらしい弦の美しさもアバドの方がよく引き出す感じ… ヨッフムは全体にリズムのキレが悪くもったりしててティンパニがうるさい!ブルックナーと同じじゃ困ります。チャイコフスキーはミルシテインが入れ込み過ぎじゃないか(笑)と思うくらい弾きまくってるよね、オケもよく付いて行くなと感心、やっぱり黒子に徹してるアバドの力量は凄い! 最後のベートーベンがミルシテインじゃないのかと落胆… ってか思わぬ拾いもの… これは凄い、間違い無く名演!ズカーマンはキーキー神経質そうに弾いてる上手いだけで精神性とか微塵も無い人だと思ってたんだが、彼は実に誠実でアーティキュレーションも完璧!ケチの付け様が無い… シカゴ響をコントロール仕切ってるバレンボイムにも拍手!いやぁホントに楽曲の解釈の明快さ、完璧な演奏、録音の素晴らしさ、一分の隙も有りません… で尚且つ聴き終えると不思議な爽快感が有り、ぐったりと疲れる様な演奏じゃない!素晴らしい!
>> ブラームスのみで十分の価値あり
有名な4曲のヴァイオリン協奏曲が入っており、入門用セットの体裁であるが、ブラームスの1曲のみで価値があるCDだ。
ミルシテインの演奏は、いつもよりゆったりとしたテンポで堂々として格調が高い。張りがある美音は時には甘く、ここぞという時には強烈な力強さで決めている。
最近好評のムター盤などは足元にも及ばず、オイストラッフの名演に比しても勝るとも劣らない素晴らしい演奏である。
ブラームスの協奏曲はオケが重要であるが、ヨッフム指揮するウィーン・フィルの演奏はまさに絶品のブラームスを聞かせてくれる。このCDがあれば、2枚目のCDは不要と思われるほどである。
>> お買い得には違いない
とりあえず有名なヴァイオリン協奏曲を一通り聴いてみたい、という人にはうってつけだろう。
ただ、ブラームスは音程が安定していない(音を当てそびれた感じの)箇所が気になってしまい、気持ちよく聴くことができなかったため減点。
もし「入魂の名演」的なものを求めるなら別のディスクを探す方がよいだろう。
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