Complete Published EMI Recordings 1926-1955
>> カザルストリオ全曲+無伴奏+α
ティボー(vn)、コルトー(p)、カザルス(vc)の、カザルストリオによる、現存する録音の全曲が、全9枚組中3枚に収録されています。これがこのセットの最大の目玉でしょう。
コルトーが指揮し、ティボーとカザルスがソロを弾いた、ブラームスの二重協奏曲も含みます。
歴史上色々な名トリオがありますが、やはりカザルストリオを超えるトリオはないと思います。
シューベルトのトリオなどは1926年つまり大正15年の演奏ですが、音の貧しさを越えて素晴らしい演奏です。
他、バッハの無伴奏チェロ組曲全曲も収録。
カザルスが「再発見」し、チェリストのバイブルとまで言われるようになったエピソードは、あらためて書くまでもありません。
以上5枚でも十分な価値があると思いますが、ベートーヴェンのソナタ全曲や、その他EMI時代の代表的な演奏の多くが収録されていて、大変お得なセットだと思います。
>> 20世紀の貴重な遺産です!
この録音は1930年前後の録音が主ですので、今から80年近く前となります。確かにSPからの針起こしなので、最新録音と音の比較をすれば、ノイズが聞こえますが、演奏内容はどうでしょうか?これを上まわる演奏内容のものが果たして幾つあるでしょう?
さて、針起こしによる音楽はノイズが気になりますか?私は全く気になりません。ノイズも柔らかく、十分に演奏にひたれます。
コルトーたちとの三重奏なども素晴らしく、20世紀の遺産として、後世まで残るものでしょう。
音楽の好きな方には、必携です。この価格でよくぞ、ここまで充実したものが発売されるのでしょう。驚異ですね!
>> カザルスの遺産
SP時代、つまり若い頃のカザルスの逞しい演奏が蘇っている。
近くで聞くチェロの逞しい音は生々しく、松脂が飛び散る音と
言われる強さがある。音質はノイズが少なく良い状態で、
貴重な一枚だ。
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