Tuesday, March 22, 2011

ショパン:ワルツ集


ショパン:ワルツ集
>> ショパンの鬱がとても良く表現されているワルツ集
ショパンのワルツはあまり全集盤がでていないので、うまい選曲だと思いました。彼女ならエチュードとかポロネーズとかバリバリ弾きそうですから。ただ、彼女の演奏はダイナミックで男性的(テニスのシュテフィ・グラフに近い)イメージだったのですが、本作を聞いてこんな演奏もできるのかと感心しました。鬱々とした調べはおよそワルツというイメージではないのですが、ショパンの危うさ、もろさ、耽美的な歌心を見事に表現しています。天才に年齢は関係ないようです。
>> 聞く人に訪れる驚きと喜び
音の粒立ちや強弱、微妙なワルツの揺れるリズム、最高ですね。たとえば申し訳ないけどこのページにいつも出てくる河村尚子さんのショパンのワルツ2番とAlice Sara Ottのワルツ2番をヘッドホンで試聴してみてください。私の言いたかった感じを皆さん理解してもらえると考えます。録音もビビッドで、ライブが目の前でされているような驚きを味わいました。タラコ爺
>> ピアニッシモで好みが分かれるかも
取り分け今年上半期はショパンを多く聴いた。

新譜も多くセレクトするのに随分苦労した。

その中で一等、印象に残ったショパンはこのアルバム。

一目でわかるドイツ・グラモフォンのマークと

デビュー間もないニューフェースとの事で手にした1枚。



何回か聴いた後に思ったことは

グラモフォンのピアノエンジニアはやはり一流ということ。

ピアノコンデショニングは最高の状態なのが分かる。



彼女のショパンワルツ解釈、俺は魅力に思う。

競争の激しいショパンを弾きこなすことは、抜きん出た

スキルだけでは難しい。

フォルテッシモはもとより、遥かにピアニッシモの表現が腕の見せ所となる。

中には自己主張し過ぎるピアニストも多い。

彼女の場合、フォルテッシモでは鋭角で正確な打鍵、

そして緩徐部とピアニッシモなのだが、ここで好みが分かれるだろう。



美しいイマジネーションを持ちながら逆説的に陰鬱を以って表現している。

この盤全体的にゆっくり目にアプローチし、3拍子の角をジェントルした

美しい作品。

ショパンワルツの新譜が欲しいが、どれにしようか迷っている方にはお奨め。



今後の新作に注目しよう。





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