ショパニズム
>> あざとくない、控えめなショパン!
近年、ショパンの活躍した時代のピアノを演奏したり、
ピアノやショパンに関する書籍を出版したり
ただ、現代のピアノを演奏するのみならず、色々な
アプローチを試みている仲道さんですが、
ここではそういった研究の成果を踏まえた新鮮な
アプローチが光る、とても好感のもてる一枚です。
有名な練習曲「革命」において、大袈裟にがなりたてる
のではなく、ショパンの心情のひだのようなものを
感じさせる思索的な演奏を行っているので、
ドラマチックな演奏を期待しているリスナーのひとは
肩透かしをくらうのでは?
とにかく、オーバーであざとい表現を避けているし、
当時のフォルテピアノ(ショパンやリストの時代でも)
が「いかに弱音を美しく響かせるかに重点を置いて設計
されていたのであろう。」ということがよく分かる演奏
になっている点が非常に興味深かったです。
最近、話題のアリス・沙良・オットさんもいかに弱音を
美しく響かせるかに重点をおいたワルツ演奏を録音して
いるので、そちらもあわせてお聴きいただくとよいと思います。
ショパン:ワルツ集
>> ベートーベンのピアノ・ソナタを経て至ったショパンの世界
待ちに待った仲道郁代の最新作!長年弾き続けたショパンの名曲。ベートーベンのピアノ・ソナタ全曲演奏を経て、原点回帰したショパン。初の練習曲も、気負いなく軽やかに演奏。再録のバラードも、さらに磨きがかかっている。
No comments:
Post a Comment