ピース
>> もう少し...もう少しだけ、ここに...
柔らかな曲線を描きながら...上昇したり、下降したり...思い思いに天空で
戯れながら、遊んでいた天使たちは、その翼を休めるために ゆっくりと
やわらかく地上に降りてきました。
両腕を大きく広げて、しなやかに...ゆっくり ゆっくりと、肩から、肘から、腕から、
ゆび先から...少しずつ すこしずつ力を抜きながら。
音も立てずに舞い降りた天使たちは、静かにしずかに ゆっくりと ゆっくりと
その翼をたたんでいく...微かな かすかな羽ずれの音が聞こえてきます。
やわらかく やわらかく翼と翼がふれあって、そのたびに天使たちは、やさしい視線で
見つめあいます、微笑みながら。
軽くかるく目をとじて、おだやかな表情でゆったりした時間と空間を楽しみ
ながら まどろんでいます。
しばらくすると...天使たちには、また天空を駆けめぐりたい気持ちがわいてきます。
でも...、もう少し...もう少しだけ、ここに...とどまっていたい... ... ...。
...こんなイメージでしょうか。
全体の曲の構成とリベラの声が織りなす素敵な物語です。
天翔る天使たちを感じたい方には、「祈り〜あなたがいるから」です。
>> ほんの、ひとときの美しさ…
サウスロンドン在住の少年によるボーイソプラノグループ、Liberaのニューアルバム。
やはり、美しい。
Liberaを聴いて感じるのは、ほんの束の間に咲く花のはかなさを、あるいは午後の木漏れ日の温もりを、愛おしむような気持ち。ディーバ(歌姫)ともてはやされているシンガーももちろん好きですが、ボーイソプラノには彼女達とはまた違う美しさがあるなぁと感じます。
それは、日本語の解説に述べられていたように、彼らの歌声が少年期のみに与えられたものだからかもしれません。
今作の楽曲は、どれも教会にいるかのように思わせるものばかり。 荘厳で、神々しくて、やさしい。 キリストやマリアを讃えることにあまり共感を覚えない自分ですら、思わず泣きそうになってしまいました。 歌詞は確かにある「言語」で書かれてはいるけれど、ほんとうの「ことば」は「音楽」なんだなぁ…。
2010年上半期、最も人にオススメしたい一枚の一位ですね。間違いなく。
トムやジョシュは年齢的にこのアルバムには参加してないかな?と思ったのですが、ジャケット(裏・中)を見て嬉しくなりました(笑)
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