Sunday, December 5, 2010

ギロック/こどものためのアルバム


ギロック/こどものためのアルバム
>> お子さんが弾くことになったら、是非聴いて欲しい一枚
二人の子どもが、それぞれギロックを弾くことになり、ちょっと迷いましたが二曲とも入っているので購入しました。

 難易度がそこまで高くない曲をどう弾いたらいい演奏により近づくことが出来るのだろうといった場合に、とてもありがたい一枚です。どうして同じ曲を弾いてるのに違って聞こえるんだろうという素朴な疑問がわいて、それが、子ども自身でちょっとしたタッチの違いや、間合いの取り方などを勉強するのにつながっていってくれました。もちろん、ギロックの作品集のCDとしても十分楽しめます。
>> 音のタネをふくらませてみたくなるピアノの小品たち。ファンタジックな味わいが、なかなかグッドです。
 白い画用紙に描かれた水彩画のスケッチでも見るような、そんな趣があるピアノ小品集。メンデルスゾーンの『無言歌集』に通じる味わいがあるかなあ。でも、もっとくだけてるっていうか、素朴で明るい印象を受けましたね。ウィリアム・L・ギロックがアメリカ生まれの作曲家(1917-1993)だから、そういう気がしたのかな。いずれにしても、『叙情小曲集』はじめ、ほかの曲もあれこれ聴いてみたくなる作曲家。音楽の中に封じ込められた昔話っぽいファンタジーの風味、これがなかなかグーなのです。



 で、曲のタイトルを眺め、音楽に耳を傾けていると、ひとりでに“音のタネ”がふくらんでいくみたいな、色々と空想してみたくなるみたいな、そういう気持ちにちょびっとなりました。



 二十九の曲のなかでは、「金魚」と、「ソナチネ」の1と2、この三曲がよかったな。「金魚」などは特にそうなんだけれど、三つの曲それぞれに、不思議と耳に残る幻想味があって、それはほんの少し恐いようなところもあって、そこに惹かれましたです。



 伊藤仁美(いとう ひとみ)のピアノは、変にくずしたり、妙に恰好つけたりしていないもの。もう少し、音に陰影というか、表情があってもいいかなと思いましたが、音楽をあるがまま、自然に表現していて好感が持てました。1998年2月12〜14日、新潟県魚沼市にある小出郷文化会館での録音。



 それと、CDのジャケットカバーを飾っているイラスト(by 針原 修)がユニークで、とってもいかしてます! 「鳥男の跳躍」ってタイトルの絵。というのは大ウソですが、ギロックの音楽に不思議や、しっくり合っているカバー・イラストですね。うーん、魅力的っす。
>> 近現代アメリカの煌き☆
コンクールや発表会で人気のギロック作品。

コンサートホールで子供達が弾く演奏はこちらの伊藤仁美氏を参考にされてる方が圧倒的ですが、他のピアニストの演奏も聴いてみたいなぁ。

楽譜もでておりますので合わせてお持ちになるとよろしいかと。

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