衝撃のショパン・コンクール・ライヴ 2
>> エリートの証明
ブーニンがショパンコンクールで優勝した1985年といえば、日本はバブル絶頂期。
それに便乗したかの様な、NHKを中心とした熱狂的な
“ブーニンブーム”に当時はうんざりしており、ブーニンの音楽を敢えて今まで避け続けてきました。
ふとした事がきっかけでこのCDを聴き、やはり当時の世評は全うだった事実に直面しました。
あのネイガウス親子の血を確かに引き継ぐ情熱的な演奏は、
同じくショパンコンクールの優勝者でもあったアルゲリッチの野性味とは対照的で、
紳士的な薫りまでも漂わせています。やはり10代の演奏にしてはかなり成熟しています。
透明感があり瑞々しいワルツは、もはや今後も確実に歴史に残る演奏でしょうし、
前奏曲 第16番変ロ短調やバラード第4番、ポロネーズ第6番に聴かれる激しいスピリッツは、
完全に父(スタニスラフ・ネイガウス)の血統を漂わせています。
24年間“聴かず嫌い”だった自分を素直に恥ずべきと思いました。
>> 衝撃のショパン・コンクール・ライヴ 2
このCDは1985年にショパンコンクールで優勝した当時の演奏です。彼はこの時、優勝だけでなく「ポロネーズと協奏曲の最優秀演奏者賞」ももらいました。このCDでは優勝当時の若くてみずみずしい演奏を聴くことができます。ショパンの曲でまとめてありますが、いずれも上手い演奏で聴く人の心に響きます。このCDは録音されてからすでに20年の歳月が経っておりますが、まったく古さを感じることがなく、かえって若若しさを感じます。お勧めの1枚です。
>> 良いものは、良い。
第11回ショパンコンクールでの演奏です。
このコンクールは、1985年の10月1日から21日にかけて行われました。
この頃のブーニンが一番良い。
最近、You Tubeなどでショパンコンクールの映像が見られるようになって嬉しい。
(You Tubeで、「BUNIN」の語で検索)
やはり、良いものは良い。
ただの流行りものでなかったことを再確認。
このCDの「英雄」も、ダイナミックかつ自由奔放な演奏でお勧め。
コンクールでの演奏がこれほど愛されている例はない。
なぜか彼の演奏は、日本人の魂を震わせる。
(そして、ブーニンの奥様は日本人とのこと。)
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