ベートーヴェン:交響曲第5番&第7番
>> 絶妙のバランス
ベートベンの生命力、バーンスタインのアグレッシブ、ウィーンフィルの緻密さが見事にバランスされ最高の出来に仕上がっている。古臭さは微塵も無く、新曲を聞いているかのような感動を得る。何度となく聞いているはずなのだが、何度聴いても新しい発見、発想を与えてくれる。是非、固定概念に囚われないで耳を傾けて欲しい。ベートベン、バーンスタイン、ウィーンフィルの素晴らしさを再認識させる必聴の一枚。
>> 「運命」というニックネームにとらわれず聴いてみよう
オーケストラの指揮者の役割の1つは、曲をスタートさせること。
曲をどのくらいのテンポでどういうリズムでスタートさせるかを伝えること。指揮棒が振りおろされた瞬間が最初の拍の頭となる。
第5番の第一楽章の超有名な出だしの「ダダダダーン」の最初の「ダ」は1拍目の頭ではない。その前に「八分休符」がある。
「八分休符」の無音の時間のあと、クラリネット、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスがユニゾンで同時にフォルテシモでスタートする。
これだけの何十人もの奏者がどうやってタイミングを合わせるのか。しかもステージの端から端まで空間的に離れているから音が伝わる時間差も微調整して、聴衆に同時に聞こえるように合わせている。驚きとしか言いようがない。
バンドならば、ドラマーが最初に少し音を出してスタートする。
CDを聴いているだけではわからないが、指揮者が数回指揮棒を振ってそれからスタートしているようです。
実際はコンサートマスターの動きを見てあわせるとか、コンサートマスターの呼吸にあわせるとかしているとのことです。まさに息を合わせる。
この曲は「運命」というニックネームを忘れて、できるだけ先入観にとらわれずに、素直にそのまま聴けば感動もひとしおです。
私は第4楽章が特に好きになりました。すごく感動しました。勝利の雄叫びを感じました。
私は第5番は第4楽章だけで十分です。第1楽章はハ短調ですが、第4楽章はハ長調です。
「ドーミーソーファミレドレドー、ドードレーレーレミー…」とシンプルなドミソの音をつなげてこんなに感動的な音楽をつくりだしている。
推敲に推敲を重ねて、結局シンプルにたどりついたのでしょうか。
私は第5番の第4楽章と第7番の第1楽章を聴けばいってしまいそうです。
>> あまりに豊か!!!完璧!!!
情緒溢れるとはこのことか!!!
これほど哀愁あり心優しいベートーヴェン交響曲第七番第二楽章はレナード・バーンスタインが一番好き。
カラヤンも良いが彼の演奏は何だか高慢感じがして好きではない。
友人に聴かせたら「のだめのサントラ買ったの!」
なんて言われてしまった…
確かに第一楽章は「のだめ」でよく使われていたが、これは「のだめ」じゃなく「ベートーヴェン」ですから!!!
何はともあれ昨今はクラシックアルバムが有り難いことか?悲しいほどに安く買える。
第七番では一番のお薦め。
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