サン=サーンス: 交響曲第3番/動物の謝肉祭、他
>> 決定盤?!・・・いや・・
本CDは素晴らしい。名演揃いでしかも廉価。本シリーズの他のCDも追々購入したいと思います。
特に良いと思うのは「動物の謝肉祭」ですね。聴いていると情景が目に浮かび、思わず笑みがこぼれてしまします。他の追随を赦さない名演かと。これだけの豪華メンバーが揃えば、ま、当然とも言えるのかも知れませんが。
別の投稿者が書いておられるように、管弦楽版も収録すべきだったんでしょう。しかしボク的には、この室内楽版を聴けば、演奏が大変素晴らしいだけに、十分この曲の真髄を堪能できると思い、管弦楽版をあえて収録しなくても良いのかとも思います。それだけ本CDの評価は高いです。
ただし、本CDで唯一気に入らないのが、まさに本CDの「目玉」とも言える「交響曲第3番(オルガン付)」です。
「オルガン付」は、オーマンディ盤、デュトワ盤、カラヤン盤を所有していますが、それらと比較して、この「バレンボイム版」はどうにも出来が悪い。
本CD収録同者指揮の「死の舞踏」や「バッカナール」は良いんです。しかし、何故か「オルガン付」はいただけない。第1楽章前半が。
ざっくり言うと、劇的な「オーマンディ盤」、完璧な「カラヤン盤」、洗練の「デュトワ版」みたいな感じでそれぞれの特徴でそれなりに好き(オーマンディが一番か)なのですが、「バレンボイム版」は、第1楽章が荒く五月蝿い。終盤の感動へ向けての一番大事な第1楽章の、煩わしさやら苦悩やら、最も繊細に表現して欲しい所が非常にまずい。なぜこんなにガチャガチャと五月蝿く感じるのか?
ある有名指揮者が、「この曲は、指揮者の我慢と品格が問われる曲で、できれば指揮したくない。」などといみじくも仰っていました。本録音が何時のものかは存じませんが、バレンボイムも若かったのではないでしょうか。他が大変良いだけに、まことに残念です。
「オルガン付」が良くないので星一つ減点です。
>> 最高に気に入りました
クラシックファンです。生演奏会も年に何回か足を運びます。
最近は、作家の時代が新らし目の作品を耳障りよく思います。(リズムや調に変化があって、楽しめる感じ)
このCDは出勤の車でずっと聴いています。
>> とてもいいアルバムだが、できれば…
この「作品集」シリーズの存在は最近知ったのだが、CD2枚にギッシリ、超一流演奏家の名演佳演を詰め込み(2枚とも最大収録時間の80分以内にギリギリ収めるために曲順も工夫して)、1500円という信じられない安価で提供している姿勢はまさに尊敬に値する。そもそもこのシリーズ自体が☆5つなんかでは全然足りないくらい高評価を与えるべきなのだが…なぜこの「サン=サーンス作品集」は☆1つ減にしたのか?これはあくまで私の同シリーズ内での相対評価だが…バレンボイム指揮の有名な「オルガン付き」「死の舞踏」「サムソンとデリラ」のキリッとした演奏、このアルバムで初めて聴いた曲「ピアノ協奏曲第2番」でのパスカル・ロジェの流麗なピアノなど、演奏はいずれも素晴らしく文句のつけようがない。ただ、彼の作品の一番の代表作「動物の謝肉祭」、なぜあえて室内楽版を収録した?もちろんアルゲリッチ、クレーメル、ツィンマーマン、マイスキー、グラフェナウアーという"これでもか"と言わんばかりの名手揃い、演奏自体に不満がある訳じゃないし、ある訳がない。でも、このシリーズってこれだけある意味"安全牌"的に、誰もが安心して聴ける超一流演奏家を集めてるはずなのに、なぜこの曲だけあえてオーソドックスな管弦楽版を外したのか。シリーズ全体を見てもすごく異質な感じを受ける。しかも、このアルバムはなぜかこんなに収録時間を余してるんだから(他はほぼ2枚で160分ギリギリだが、これは130分程度)、それならせめて「動物の謝肉祭」は管弦楽版と室内楽版ともに収録してくれれば、「ムソルグスキー作品集」の「展覧会の絵」のように比較して聴けて文句なしだったのに。ユニバーサルに管弦楽版のいい演奏がなかったのかな…アルバム全体としては十分誰にでも薦められるものだけど、そこんとこだけちょっとね。
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