Sunday, January 30, 2011

チャイコフスキー:交響曲第4-6番


チャイコフスキー:交響曲第4-6番
>> 最高!
文句なく最高でしょう。10種類以上集めて、4,5,6番を聴き比べました。300万のジャーマンフィジックスのスピーカーで。とにかくムラヴィンスキーは別格。何種類も5,6番は再録音していますが、録音はこのグラモフォンが一番。特に4番は、これが唯一。4楽章は圧巻。ここまでオケが揃っている演奏は皆無。カラヤン、マゼール、アバド、スヴェトラーノフなオケが揃わない。デュトワでさえ、苦労している。ムラヴィンスキーでさえ、4楽章の最後で少し乱れるが、とにかくすごい。5番も、3楽章、4楽章の美しさ、6番の凄みのある演奏、何度聞いても幸福と闘士がわく演奏。何度も聴いて、新しい発見をさせてくれる演奏だ。チャイコの後半シンフォニーは、これだけあれば十分。他のムラヴィンスキーの演奏も良いものもあるが、バランスは本演奏が一番。絶対買うべき。ただし、5番は2枚にまたがるので、私は、3枚組で聴いている。
>> 比類なき名盤
 ムラヴィンスキーは旧ソビエト連邦時代、全ソビエト指揮者コンクールで優勝、直ちに当時同国最高のレニングラード・フィル(現在のサンクトペテルブルク)の常任となる。1938年、時に35才の俊英であった。

 本盤所収の録音は、4番(1960年9月14〜15日、ロンドン、ウェンブリー・タウンホール)、5番(同年11月7〜9日、ウィーン、ムジークフェラインザール)、6番(同年11月9〜10日、5番と同じ)であり、この「幻の」指揮者とオケの実質、西欧デビュー盤である。

 これぞチャイコフスキー本国の正統的な解釈の演奏というのが当時のふれこみであったろうが、実際は、そんな生易しいものではなく、冷戦時代の旧ソ連邦の実力を強烈に印象づける最高度の名演である。

 日本にはEXPO’70で来演したが、残念ながらこの時はヤンソンスの代演となった。しかし、それですら、レニングラード・フィルの衝撃には言葉を失った鮮烈な記憶がある。オケのメンバーはステージ上、誰も無駄話などしない。皆がソリストのような緊張感にあふれ、彼らの合奏は、よく訓練された軍隊の一糸乱れぬ閲兵式を彷彿とさせるものであった。

 十八番の名演といった表面的なことでなく、この時代、このメンバーでしかなしえない、極度の緊張感と強力な合奏力を背景とした、比類なきチャイコフスキー演奏といってよいだろう。4、5、6番ともに通底する一貫した解釈と各番の性格の違いの明確な浮き彫りにこそ、本盤の特色がある。

 録音は半世紀前であり、いまのレヴェルでは物足りないだろうが、それを上回る往時の覇気がある。歴史的名盤である。
>> とんでもない…
チャイコフスキーの後期交響曲を語る上で外せないのが、このムラヴィンスキー/レニングラードフィルの演奏。

今まで聴いてきたどの演奏よりも激しく、情感豊かで、ロシアーな雰囲気が漂います。

是非ともお勧めしたい商品ですが、逆に初めてこの交響曲を聴く方にはお勧めしません。他の演奏が聴けなくなりそうです。

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