Saturday, November 13, 2010

Mahler:Symphonies 1-10


Mahler:Symphonies 1-10
>> 懐かしい音
随分昔の話で恐縮ですが、このコンビ、つまり、マゼールとウィーン・フィルの

コンビでマーラーの五番の演奏を聴きました。

言い方が変かもしれませんが、すごくグラグラした演奏で、危機的な場面もあったのですが、

すごく自然にウィーン・フィルは立ち直りました。

そのときの音楽の自然さというか、自発性と音の美しさがすごく印象的でした。

アンコールに、ウィンナワルツをやりましたが、それがすごく決まってました。

クラシックは、ウィーンフィルで演奏してはじめて本当のよさが

表現されるのだなと変な確信を持ちました。

このCDでもそうですが、マゼールは、ウィーンフィルの魅力をひきだすまれにみる相性の

よさがあると思います。
>> 若きマゼールのダイナミックさがこの全集には残っとらん点が惜しい♪
評価が難しい全集♪ウィーンフィルだけのマーラー全集はおそらく唯一であるが、日本のマーラーファンには、ほとんど無視されているといってもよいのではないやろうか♪マーラー演奏が頻繁になっている現在では、この指揮者の解釈に違和感を覚える方の方が多いのであろう♪思うに1980年代前半、ウィーンとベルリンに君臨したフォン・カラヤンの死期が近づき、ウィーンとはすでにすきま風が吹き、物別れに至って居た時期♪カルロス・クライバーがバイエルンからウィーンへと台頭し、ウィーンを客演したシノーポリまでが極端なアッチェレランドを繰り返しておった♪30代からウィーンの指揮台に立っているマゼールには、監督の椅子が喉から手が出るほど欲しかったに違いない♪



5番が名演で、ダイナミックさとウィーン特有の叙情性が解け合って、この曲の指折りの名演奏ちゃいますやろか♪日が射して来るような1楽章のフレーズの極端に遅いテンポに違和感があるが、しかし同様にこうしたテンポ調整のお陰で叙情がつぶさに伝わる箇所もある7番もエエ♪しかし、純音楽的で整然とした中にしっかりとマーラーの叙情を歌うというスタイルは1, 2, 6, 9番では、メリハリのない凡庸さを危うく内包して居る♪1980年代前半と録音技術的にもデジタル技術との端境期に当たり、録音も凡庸♪



一方、2, 3, 4, 8番と歌手のメンツが格段に優れて居り、8番はバーンスタインの全集のメンバーとかなり被る。イギリスでのシノーポリの全集でみたメンツもちらほら♪わてが特にゴツいと思ったのは、2番のジェシー・ノーマンのどっしり腰を据えた、パワフルな歌唱で、キリストの復活やろうと天地創造やろうとこのお歌なら迫力負けせん♪60年代の若きマゼールのダイナミックさがこの全集にはすでに残っとらん点が非常に惜しい♪、といえます

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