Thursday, November 25, 2010

マーラー:交響曲第5番


マーラー:交響曲第5番
>> マーラー五番は指揮者によって全然違う曲に聞こえるところが面白い…ブル五番みたいに。
とにかく交響曲としての完成度(マーラーにしては珍しく終始一貫してガッシリした構成の曲だよね)が圧倒的に高い上に、どういう解釈をしても「へえー…なるほど、こういう演奏もあったのか」とさほど違和感無く受け入れられる器の大きな曲だと思います。

ただし、完成度が高い(高過ぎる)だけにスタジオで完璧な演奏をするより、ライブで崩壊寸前まで鳴らし切る燃焼度の高い演奏の方が面白いと思う。(カラヤンもライブはより良かったはずなんですがね。)

そういう私的な判断基準ですと…このバーンスタイン盤とテンシュテット盤(晩年のライブ)は双璧ですね。どちらも凄い演奏…どちらか一つは選べないね。
>> 聴くのが楽しい
真摯な演奏で心にしみこみます。聴くのが楽しくなる演奏です
>> バーンスタインの体臭がするかと思うほど
まあ、バーンスタインのマーラーはどれもこれも、とんでもない熱演なのだが、この5番もまさに「体臭が漂うような」ただならぬ演奏だ。



特に4楽章のアダージョはまさに指揮者が作曲者と一体になった(以前、バーンスタイン自身もそのような発言をしていた)ような、えもいわれぬ世界を表出している。



この曲の典型的な演奏、楽譜に忠実な演奏、美しい演奏は他にもあるだろう。



しかし、私はこのバーンスタイン盤を愛する。

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