ブラスの祭典(3)
>> 肩透かし
確かに巧い。
でも、「……で?」というのが正直なところ。
灰汁がない。
灰汁だらけの料理はくどいが、逆に灰汁のない料理は教科書的。
これは教科書的で面白味に欠ける。
曲をどういう風に表現したい、といった熱意とか方向性が感じられなかった。
プロなのだから、技術の先に思いっきり踏み込んだ演奏をして欲しい。
そう言った意味で、のっぺりとした演奏だと思う。
とにかく、彫り込みが浅すぎる。
それでも、ブラスの祭典1の頃よりはマシにはなったが。
参考音源としてならかなりの価値はあると思う。
>> 吹奏楽の魂ともいえる1枚!
中学・高校6年間吹奏楽部に所属していた者です。ここまで完璧な演奏がこの世にあったとは!1日中聴いても飽きないくらい中毒状態になってしまいました。
特に2曲目の『高度な技術への指標』は自分も演奏した曲ですが、こんな楽しい曲だったのかと驚いたぐらいだし、7曲目の『風紋』は期待をはるかに上回り涙が出るくらい感動しました!8曲目の『フェスティヴァル・ヴァリエーションズ』はプレイヤーの皆さんの技巧の素晴らしさに拍手喝采です!最初から最後まで聴いて絶対損はありません。吹奏楽ファンはもちろん、そうでない方も充分満足できる1枚です
>> 豪華絢爛そして爽快なブラスサウンド
シリーズ最新作を楽しみにしていた。プログラムからして吹奏楽ファンを魅了する内容。
「20世紀FOXファンファーレ」は爽快なトランペットパートのタンギングが印象的。
その爽快さが「高度な技術への指標」へと続く。この往年の名課題曲を難なくこなしていく。
さすがプロ集団だけある。全体を通してトランペットパートの成長ぶりは曲の完成度を
上げているのだが、以前の「シンフォニックダンス」のような過激なものは一切無いため、
聴衆がサウンドに引きつけられる。
そして忘れてはならないのがトロンボーンパートの和音のすばらしさである。
世界の超一流オーケストラと見まごうばかりの出来映えである。
「シンフォニア・ノビリッシマ」「ホルストの第一組曲」「風紋」
「フェスティバル・バリエーションズ」と吹奏楽ファン陶酔の名曲を、
豪華絢爛そして爽快なサウンドとして進行してゆく。聞いていて心地良い。
国内初録音の「誌のない歌」も素晴らしい。
唯一ライブレコーディングの「ディスコキッド」は少しリズムの解釈にバラツキが
あったものの、素晴らしい演奏である。
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