Monday, June 27, 2011

バッハ : 平均律クラヴィーア曲集 第1巻


バッハ : 平均律クラヴィーア曲集 第1巻
>> 非常に立派な演奏です。しかし・・・・
グールドの演奏はきわめて評判が高く、演奏も非常にユニークで傑出したものだといわれています。わたしはその意見に同意いたします。



しかし、平均律の神髄に触れようと思うのでしたらフィッシャー(Edwin Fischer)の演奏に襟を正して耳を傾けるべきだと思います。



どんなに録音が悪くても、どんなに技術上問題があっても、フィッシャーの演奏を聴き込めば聴き込むほど他の演奏は全く不要であることがわかると思います。



短い人生で貴重な時間を無駄にしないためにも、冗費をなくすためにもフィッシャー盤を購入し、他の盤はすべて処分することを進言いたします。



以上の理由から、演奏は非常に立派ですけど敢えて星を1個にしました。
>> 嫌な情報
1:輸入盤なら半額以下で一巻二巻とも揃います(Bach: Well [from UK] [Import] (B00062OHFQ))。

2:同時代に圧倒的な評価を受けたもののレコード会社の経営難で長らく廃盤だった Joao Carlos Martins の旧録音全集が(すご〜く高いですが)CD化されています(B00005NWOL, B00005NWOM)



星三つは単に値段の問題です。



グールド自身、テレビ番組で「四つの声部を部屋の四隅に置いた四つのスピーカーから再生して、リスナーには部屋の真ん中に座って聴いてもらいたい」などと言っていたわけですが、なかなか本音を漏らさない人なので、もちろん話半分で聞いておけばいいわけです。しかしそれでも各声部を明確に聴き分けられるように弾いているので、聴く側は知的好奇心を触発されて音楽にのめり込んで行くという筋書きです。彼はまるで玩具箱から次々と玩具を取り出して友達の気を引こうとする子供みたいですね。



「ほらほら、面白いでしょう?でもね、次はもっと面白いんだよ」
>> リヒテルのものとは違ったアプローチが楽しめる。これも名盤です。
最初の第一番でリヒテルとはまったく違うアプローチで、なかなか楽しめます。

ただ、最初に聴いたのがリヒテルのほうなので、個人的にはどうしてもリヒテルのほうが好きです。例の「刷り込み」ってやつですね。

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